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たった2℃で… 表紙

たった2℃で…

地球の気温上昇がもたらす環境災害

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刊行日 2024/05/15 | 掲載終了日 2025/06/01

ハッシュタグ:#たった2で #NetGalleyJP


内容紹介

第71回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部

気候変動による地球の温暖化は、まったなしの大問題です。2021年のノーベル物理学賞に選ばれた真鍋淑郎さんの「気候モデル」により、CO2濃度が2倍になると地球の温度が約2度あがることが、世界で初めて計算で明らかになったのです。この絵本では、もし地球の気温が2℃あがったら、私たち人間もふくめて地球上のすべての生きものに大きな影響があることを、子どもたちにも直感的にわかるような構成と絵によって伝えます。

第71回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部

気候変動による地球の温暖化は、まったなしの大問題です。2021年のノーベル物理学賞に選ばれた真鍋淑郎さんの「気候モデル」により、CO2濃度が2倍になると地球の温度が約2度あがることが、世界で初めて計算で明らかになったのです。この絵本では、もし地球の気温が2℃あがったら、私たち人間もふくめて地球上のすべての生きものに大きな影響があること...


出版情報

ISBN 9784494012565
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 33

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NetGalley会員レビュー

気候変動による地球の温暖化が生きものにどのような影響を与えるのか、具体的に伝わってきてハッとさせられました。確かに、人間も体温が2℃上がればつらくて苦しい。地球がその状態になるんだということがとても危険だということがこの例えだけでも実感できました。自分たちがなんとなく見過ごしたりあきらめたりすることで滅んでしまう種があり、結果的には人間も大きな影響を受け、命が危険にさらされる未来となることが想像でき、これ以上の気温上昇が起こらないよう、一人ひとりができること、みんなで取り組むことを意識的にしていかなければいけないと思わされました。子どもにも伝わりやすい表現で、読むと環境への自覚が深まるのではないかと思います。

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地球の気温上昇によって生き物(動物も植物も)が被る悪影響を実にわかりやすく解説している。
2℃気温が上がれば、今の地球の生き物たちは絶滅の方向に向かわざるを得ない。気温に適応できないからだ。
危機感しかない!環境が破壊されていく。
食い止めることができるのは人間だけなのに!

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気温で2℃っ違うって生活にそこまで強い影響って感じない。でも体温が2℃あがるって考えたらどうだろう?魚は自分で体温調節ができない。2℃海水温があがったらそこの海では生きていけない。冷たい水を探しにいく。自力で移 動できないサンゴは死滅してしまう。たった2℃って思ってしまう地球の問題をわかりやすく見せてくれる本。

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地球温暖化が、自分たち人間を含め、生き物全体に、どんなにたいへん深刻な事態をおよぼしているか、子どもにもわかりやすく描かれている。温暖化を病気と伝えていることに、複雑な気持ちになる。この本を読んで、この病気の原因を、さらに探究してもらいたいが、人間自身に原因があることを知り、子どもたちはどうにかしようと考えてくれるだろうか。

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恥ずかしながら「たった2℃」と私も思っていました。
子どもの頃(かなり昔ですが)暑いとは30℃のことでした。それが今では連日40℃近い。

 地球を人間に例えての説明はわかりやすかったです。平均温度2℃を超えた世界は恐怖でしかありませんでした。4℃を超えた世界で人類は生き延びることができるのでしょうか。

多くの人たちがこの本に出会って欲しいです。

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ずっと地球温暖化の怖さは、唱えられてきたけれどもいまだに解消されず地球の生きものたちは生活環境を変えられずにいることをこの本は伝えています。海の中の生物は、体温を調節できなくて自分の適温を求めて泳ぐことが多く、気温で交尾などもおこなっている生き物もいるのです。サンゴ礁、ウミガメの話は驚きました。北極に住む生き物たちは、食べるものが少なくなっている。人間がこれからしなくてはならないことはなんだろう。地球の生きものとして環境を考えることはごく自然のことなのに。どこか、おざなりになりがちです。「2°C」深く考えていきたいです。

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地球の気温上昇がすすんだらどうなるかを動物生態の変化から私たちの生活にどうかかわってくるかが書かれた絵本だ。

ダイナミックで、もはやアートともいえるくらいすばらしい絵が、地球温暖化問題といった難しいテーマに対して子どもの心をひきつけ、飽きさせない、興味をわかせてくれる。
大人の私はとにかく「絵」が気に入って、何回も読んでしまった(笑)

気温上昇が地球にもたらす現象について、初めて知った子はショックをうけるだろうし、信じられないと思うかもしれない。
そう、あくまでもデータ上の予想といえばそれまでなのかもしれないが……。

人間がまだ経験したことのない「たった2℃の変化」を、私たち人間は地球メンバーのひとりとしてどう考えるべきなのか?
そして「たった2℃の変化」をくいとめられるのだろうか?

みんなとおんなじような感想文にならないために……。

一歩すすんで、気温上昇の根本的な原因や、気温上昇を食い止める方法はあるのか?を知るためにも、加えてもう一冊くらい本を読むと、さらに感想の幅がひろがりそうです。
自由研究のきっかけにもなる一冊です。

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この本は、環境問題を 親しみやすく、分かりやすく 伝えてくれる工夫が満載されたいますね。
イラストや比喩をうまく使っていて、難しい話もすっと理解できるし、女の子とねこのキャラクターが優しく導いてくれる から、すごく読みやすかった!
特に、「たった2℃の変化」が生き物によっては 20℃の違い に匹敵するという話は、思わずぞくっとした。そんな風に考えたことがなかったから、衝撃的だった。
この本を読んだ子どもたちは、きっと「私たちにできることは何だろう?」と 考えを広げていくはず。どんな感想が出てくるのかとても楽しみ!
この本が、環境について話し合う きっかけ になるといいな。

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ふつうだったら、たった2℃でと思うところだけど、されど2℃だったということがこの本を読んでよくわかりました。大半の人はたった2℃と思っているのではないでしょうか。でも温度上昇がここまで生き物に影響を与えるということで、これから私たちがどのように生活したり、対策を持たなければいけないのかということをとても考えさせられました。

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わたしたち人間は、環境の変化に対応すべく、室温を快適にしよう、エネルギーを使って!のように
環境自体を自分たちに心地よいように変えることをしてきた。

たった2℃だって!
その「たった」の先には大きな「違い」が待ち受けている。
「ねえ、地球ってヒトだけのものじゃないよね?」
そんな疑問がずっとずっと、ずっと頭に浮かびながら読み進めたこの本。

え!そんなに影響があるの?と読んでからまた、表紙を眺めてみよう。
その2℃によって何が起こるのか、読む前になんとなく見た表紙とは違う強烈なメッセージを
そこから受け取ることになるだろう。

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とても読みやすく、かつ課題図書らしい絵本だと思います。
特に絵が、一般的な絵の上に、マンガっぽいキャラクターがいることで、目の上を素通りせず読まれやすい作りになっていると感じました。
世界課題のうち地球の気候変動については子どもも良く知っていて、きっとそれはこのように新しい本が頻繁に出され、子どもたちの元に届いているからなのだと感じます。

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地球温暖化をとてもわかりやすく教えてくれる1冊。
ウミガメの産卵で温度によって性別が変わるなんて知らなかった。
動物に与える影響が描かれているので、想像もしやすく、身近に捉えることもできると思う。
小学生にもわかりやすいはず。
たった2℃、されど2℃だ…

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私たちの体温が2℃上がってしまったら、どれだけ怠く辛いだろう。たった2℃で地球にどんな変化が起こってしまったのか想像してみよう。魚や虫のように移動できる生物は、過ごしやすい場所を探すだろう。動く先のない動物や植物は、耐えるしかないのだろう。珊瑚は白くなり、変化に適応できなければ滅びるのだろう。氷河は崩れ干ばつや豪雨が繰り返され、どう生きていくのだろう。たった100年くらい前からの人間の営みが影響しているのかもしれない。致命的な状態が近づいている中で、変わることができるのか。この本の先を描くのは私たち次第。

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中学年の課題図書の中でも特に興味を惹かれたので一読。
気温の2℃差はたいしたことないが体温の2℃差はおおごと。
とまず導入され、魚にとっての2℃差が人間にとっての何度差か
そして、今地球は○℃差のところまできている
というのがとてもスッと入ってきてひとごとの出来事ではないな…と思った。
科学や生き物が好きな人には特に理解しやすいと思った。
子どもにもすすめたい。

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2℃上がったらどうなる?が、理解しやすく一問一答形式で書かれていた。
ちょうど今発熱していたり、先日旅行で沖縄へ行ったりした体験から、我が子は実体験と照らし合わせて考えられそう。簡潔な中に深みのある内容だった。

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たとえがわかりやすくて、地球温暖化によって生き物がどのようにこまっているかが子どもに伝わりやすいと思った。人間だと体温が2度上がったら大変、というのは子どもたちも実体験から想像しやすいだろう。
絵と文章のバランスや、イラストも良かった。
環境について考えるきっかけになったら嬉しい。地球温暖化を防ぐためにどんなことが自分たちにできるだろうとは書いていない本だからこそ、終わりまでこの本を読んだ後に、自分にできることを考えていく子どもであってほしい。

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たった2度の変化で、こんなに大変なことが起こるなんて!
沢山の動物たちの生態を説明しながら、2度気温が高くなることによってどうなってしまうのか、わかりやすく説明してくれる。
これからの地球や生き物すべてのために、ひとりでも多くの子供たちに読んでほしい。
そして、あらゆる大人たちも、地球温暖化対策の難しい理論をただ唱えるだけでなく、まずは絶対に読まなければいけない一冊だ。

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たった2℃の地球温暖化で子どもたちが親しみを感じている動物たちの生態系に何が起こるか具体的に書かれています。これをきっかけにここには載っていない動物や植物への影響について調べたり、自分に何が出来るか聞いたりして感想文が書けそうです。

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2度の気温上昇と言われてもわかりにくいけれど、発熱した2度という例えからグッと身近になり、その2度がアザラシにとって、魚にとってというように色々な動植物の視点に置き換えられていくことで、地球規模の2度と言われた冒頭よりも、読み終えたときには深刻なことなんだな、と伝わったらいいなと思う。

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