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明日もいっしょに帰りたい 表紙

明日もいっしょに帰りたい

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刊行日 2025/05/29 | 掲載終了日 2025/05/29

ハッシュタグ:#明日もいっしょに帰りたい #NetGalleyJP


内容紹介

“特別” になりたい。貴女の

ベストセラー『記憶屋』『花束は毒』著者が直球で挑む新境地!

百合界隈で話題をさらったアンソロジー『彼女。』『貴女。』収録作2編に書き下ろし新作を加え、待望の書籍化。傑作青春×百合小説集!

カバーイラスト/ふぃふ ブックデザイン/円と球

【収録作品】

「椿と悠」

新学期初日、彼女を見つけた。窓際の一番後ろの席でうたたねしている。机の端から垂れた長い髪は緩やかに波打ち、日の光に当たって金色に見える。ライオンのたてがみのようだ。私はその姿から、目が離せなくなったーー。

「友達未満」

的場が勤める広告代理店で、大きな仕事を受注した。デザイン班チーフの的場は、企画・営業班の榛名めぐみと今回初めて組むことに。ファッション誌の元モデルという経歴を持つ彼女に、社内の男性たちは色めき立っていたが……。

「変温動物な彼女」

珠璃がアルバイトをしていた喫茶店の常連客。知的で育ちの良さそうな彼女に、一方的に憧れていた。聴講生として通う大学の教室で、まさか彼女――湯川雪さんと再会し、言葉を交わす日が来るなんて……。

「いいよ。」

二組の清良はぶっちぎりで可愛い。男子から告られることも多いけど、その都度、断っているらしい。でもそれだと、清良が疲れ切ってしまいそう……そこであたしは名案を思いついた。「あたしのこと、恋人にして」

【著者略歴】

織守きょうや(おりがみ・きょうや)

1980年ロンドン生まれ。2013年『霊感検定』でデビュー。15年「記憶屋」で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。同作に始まる〈記憶屋〉シリーズは累計60万部を突破している。2021年『花束は毒』が第5回未来屋小説大賞に選ばれる。他の作品に『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『ただし、無音に限り』『響野怪談』『花村遠野の恋と故意』『学園の魔王様と村人Aの事件簿』『彼女はそこにいる』『隣人を疑うなかれ』『キスに煙』『まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖』『戦国転生同窓会』など多数。


“特別” になりたい。貴女の

ベストセラー『記憶屋』『花束は毒』著者が直球で挑む新境地!

百合界隈で話題をさらったアンソロジー『彼女。』『貴女。』収録作2編に書き下ろし新作を加え、待望の書籍化。傑作青春×百合小説集!

カバーイラスト/ふぃふ ブックデザイン/円と球

【収録作品】

「椿と悠」

新学期初日、彼女を見つけた。窓際の一番後ろの席でうたたねしている。机の端から垂れた長い髪は緩やかに波...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784408538808
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 280

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

ふぅ…上質な百合作品を堪能できて、胸がいっぱいです…!
胸をこう、ぎゅうっと掴まれるポイントだらけで、机をバンバンしたくなるような、ベッドの上をごろんごろんと回転したくなるような、そんな情緒です。
まず35ページで「私とだけ仲良くして。私以外に特別を作らないで。」というところがあって、私のなかでの百合のはじまりはまさにここからきていると思っているので、最初から心を鷲掴みにされました。
その他にもそれぞれの物語のなかに、欲しい感情が溢れまくりだったので、気持ちの悪い笑みが止まりませんでした…!
全部全部好きでしたか、「友達未満」は抜群によかったです!「いいよ。」の終わり方も最っ高…!!
当たり前のように、「いいよ」が聞こえちゃいました…聞こえてよかったです…?
鼻息を荒くして一気読みしてしまう一冊。
めちゃくちゃよかったです。
素晴らしい作品を読ませていただき、ありがとうございました!

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好きだろう 好きだったにちがいない 好きだ 好きなとき 好きならば  
好きの五段活用をはらんだ
感情という名のメディシンボールを ずんっと音をたて受けとめたような読後感
できれば多くを語りたくない
言葉を尽くすことは 余計なお世話でしかない
必要以上の欲はいらない
嬉しいね そうだね の会話があれば十分だと伝えてくれた

「四つの短編のなかで わたしが繰り返した物語が三番めにいる
確かに最終ではないね 全編を読み終え 
いいじゃん!好きにしたらいいよ
これからを生きる彼女とそのパートナーを全肯定

あしたもいっしょに帰りたい 
タイトルはこれしかなかった

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