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わたくし96歳「#戦争反対」 表紙

わたくし96歳「#戦争反対」

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刊行日 2025/06/02 | 掲載終了日 2025/06/04

ハッシュタグ:#わたくし96歳戦争反対 #NetGalleyJP


内容紹介

「原爆」の話を75年間言えずにいた。
長崎被爆者の長女が聞いた、95歳母の思い。

長崎で生まれ育ち被爆した「わたくし」。
79歳のとき家出して上京、90歳の時iPadが人生を変えた。
96歳、まだ死ねない。さあ、これからだ!

―――――――――――――――
91歳のとき、75年語れずにいた自身の被爆体験をTwitter(現在のXに)投稿、一気に1万人のフォロワーに。
本書は何歳になってもやりたいことを諦めないその生き方と、「絶対に戦争はダメ」という思いを、富美子さんの視点、そして長女でありPCやiPadを渡した張本人である京子さんの視点で綴られた「96歳、超パワフルでユニークな女性の人生」であり、「貴重な戦争体験記」。

―――――――――――――――
「先生にお願いがあります。
私を長生きさせて下さい。
みんなに会った時、平和になったよ、
そう言えるよう頑張りたいんです。」
―――――――――――――――

79歳で長崎から東京に家出した「わたくし」こと「ハハ」が、75年間封印してきた原爆の体験を語り始め、「伝え続ける」と90歳で決めた理由とは。



2025年6月4日(水) 
『わたくし96歳#戦争反対』刊行記念
森田富美子さん&京子さん トークイベント&サイン本お渡し会があります♪
詳しくは[ 関連リンク ]をご確認ください!
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著者/森田富美子(もりた・ふみこ)
1929年、長崎生まれ。1945年8月9日には爆心地から離れた工場で被爆。戦後は、結婚後は家業の経営に加わり、化粧品販売に携わっていた。2007年、東京に暮らしてヘアメイクの仕事をする長女・京子のところに家出。スマホは2012年から持っており、YouTubeやネットニュースを見てモヤモヤすることが多くあったが、コロナ禍を機にiPadを手に入れ、Twitterにポストするように。安倍元首相が長崎の平和記念式典にて広島とまったく同じ文章を読み上げたことに怒り、自身の長崎での体験をポスト。黒焦げになった両親と3人の弟を見つけるまでと火葬した時の体験を綴った投稿が話題を呼び、フォロワーが8万人に。毎日新聞のYouTubeと記事も大きな話題となった。ウクライナ戦争のとき、20歳の女性が反戦デモに参加したという投稿を読み、「自分がもっと声をあげねば」と反省した。ドジャースも大好きで選挙のこともポストしている。

著者/森田京子(もりた・きょうこ)
ヘアメイクアップアーティスト、ライター。長崎生まれ。4人きょうだいの上から二番目。森田家は家族で商店を経営、富美子が化粧品販売とエステ事業をやっていたのを京子も手伝っていた。東京で独立すると上京を決断した時、家族の大反対に合う中で母・富美子だけが「あなたならできる」と背中を押してくれた。ヘアメイクとしてテレビと広告などの仕事を行っており、本書で富美子の語りと自らの視点の2つの視点で軽快な文章を紡いでいる。

「原爆」の話を75年間言えずにいた。
長崎被爆者の長女が聞いた、95歳母の思い。

長崎で生まれ育ち被爆した「わたくし」。
79歳のとき家出して上京、90歳の時iPadが人生を変えた。
96歳、まだ死ねない。さあ、これからだ!

―――――――――――――――
91歳のとき、75年語れずにいた自身の被爆体験をTwitter(現在のXに)投稿、一気に1万人のフォロワーに。
本書は何歳になってもやりたいことを諦めないそ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

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○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


おすすめコメント

//『わたくし96歳#戦争反対』刊行記念
森田富美子さん&京子さん トークイベント&サイン本お渡し会
//

開催日時:2025年6月4日(水)19時00分~20時00分
登壇者:森田富美子さん&森田京子さん

<チケット>
販売開始:2025年4月30日 12:00
販売終了:2025年6月19日 12:00
アーカイブ配信期間:2025年6月5日15時00分~2025年6月19日23時59分
★詳細は[ 関連リンク ]をご確認ください!

//『わたくし96歳#戦争反対』刊行記念
森田富美子さん&京子さん トークイベント&サイン本お渡し会
//

開催日時:2025年6月4日(水)19時00分~20時00分
登壇者:森田富美子さん&森田京子さん

<チケット>
販売開始:2025年4月30日 12:00
販売終了:2025年6月19日 12:00
アーカイブ配信期間:2025年6月5日15時00分~2025年6月19日23時59分
★詳細は[ 関連リン...


販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★


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★★★
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NetGalley会員レビュー

貴重な戦争体験を読ませていただきました。
「わたくし」こと森田富美子さんがXで被爆体験を投稿されていると初めて知りました。

「戦争はダメ」という言葉の強さには、富美子さんのあまりにも辛い長崎での被爆体験がありました。爆心地近くの自宅から家族を荼毘に付した場面での言葉には、涙が止まりませんでした。
両親と弟たちを亡くし、「私に残ったのはこれだけ」と、手元に残ったものを体にすり込む姿を想像するだけでも胸が痛みます。
しかも、その被爆体験を75年間語れずにいたという事実。どれほど心に重くのしかかっていたのか、想像しきれません。

年齢を感じさせないパワフルさには圧倒されました。
好奇心旺盛で、好きなものにのめり込む姿はとても格好いいです。
長女の京子さんによる、富美子さんへの心の中でのツッコミには思わずクスッとしてしまいました。素敵な母娘の関係だなと思います。
病気をされた富美子さんの意思を尊重する京子さんの姿も素敵だなと思います。

この本を読み終えたあと、さっそくアカウントをフォローさせていただきました。これから富美子さんの投稿を拝見していきたいと思います。
この本を読んだ方、そして富美子さんのXのフォロワーの皆さん、ぜひ選挙に行きましょう。そして、日本がこれからも平和で、戦争を選ばない国であり続けることを願いたいです。

戦後80年となる今年、この本が発刊される意義を深く考えさせられました。

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原爆や戦争体験についてだけでなく、森田登美子さんの人生や、それを身近で見聞きしてきた娘さんの文章で構成されていて、登美子さんのバイタリティに驚かされ、「戦争反対」を伝えてゆくために、健康維持にも意識を高く持っている様子に信念の強さを感じました。戦争、原爆の悲惨さを伝える部分では、戦争というものが、自由や尊厳だけでなく命まで簡単に奪ってしまうのだということ、戦後の登美子さんのチャレンジ精神や、好奇心の強さなどが伝わるエピソードからは、戦争がないからこそ、自分のやりたいことや望みが、努力や周りの協力である程度叶う世の中であることが「#戦争反対」に繋がってくるような気がします。決して生きやすい世の中ではないけれど、私たち次第で良くなる可能性は大いにある。だから、本当に二度と戦争などあってはならないと強く思わされました。

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「私に残されたのはこれだけ」
長崎で原爆の被害に遭い、肉親五人を喪った。
父母弟を葬式にも出せず、庭で焼いたときの感慨である。

戦争によって捻じ曲げられた人生と不幸。
体験者が語るその言葉は重い。だからこそ耳を傾けたい一冊。

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96歳の森田富美子さん。
長崎原爆投下で両親と弟3人を亡くし、戦争反対と表明するに至るまでのご自身の半生が綴られています。

原爆投下が辺り一面を無にし、人の感情も消し去る極限の状態だと語られます。
戦後はがむしゃらに働き、家族を作り、やりたいことは何でもする。
それでも頭から離れない戦争と原爆。

戦争によって生活が変化することは誰も望んでいない。
平和を守るため先達の言葉を忘れない。

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語り継ぐことの大切さを教えてくれる本。
思い出すのはもちろんのこと言葉にするのもつらいことであっても、
それを黙したままであっては未来につながらない。
だからと身を切る思い出言葉にしてくれる方々がいて、
それを直接聞けるのは残りわずかな年月になるので、
この本のように文章で残してくれたり、動画に収めたり、
そのようなものを引き継いでいくのは、
新たな戦前にいるかもしれない私たちの務めだと思わされる。
戦争反対。その言葉を言い続けられる社会であるように。

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日本は長年「どのような戦争もしない」ということを憲法に掲げてしましたが、世の中には「必要な戦争はある」、つまり「正義の戦争はしてよい」というような論調は以前からあり、近年特にその主張が国内でも影響力を増し、いよいよ法解釈を変えよう、変えなくてはという動きが激しくなってきています。

そしてこれは、実際に戦争を体験した世代の方々が、どんどんお亡くなりになり、その声が聞けなくなっていることと無関係ではないと思います。

私はもうすぐ50代ですが、私たちの世代は身内や身の回りの大人から、戦争大戦を聞くことができたギリギリの世代ではないかと思います。私たちこそが戦争についてしっかり学び、このような書籍をそれぞれの子どもに渡していくことが必要だと思います。

最後に、こちらの端末の不具合や、私の読解力不足の可能性はありますが

・『3月』への引越しのあたりで、前後のつながりが良くないところがありました。
・p. 113の最終行は文章が切れています。

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「#戦争反対」
こういう時だからこそ、真剣に受け止め、心に留めなければいけない言葉。
1945年8月9日の原爆で、ご両親と弟さん3人を亡くされたという体験を、思い出すだけでもとても辛いことだろうに、その体験を、戦争を知らない私たちに伝え残そうとしてくれている。私たちは、それを真剣に受け止め、今度は、自分たちの子供に伝えていくべきだ。
これだけの体験をしながら、前向きに、軽やかに、そして好奇心いっぱいに人生を楽しんでいる富美子さんの生き方を、少しでも見習いたい。

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