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こうの史代  鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり 表紙

こうの史代 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり

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刊行日 2025/05/27 | 掲載終了日 未設定

ハッシュタグ:#こうの史代鳥がとびウサギもはねて花ゆれて走ってこけて長い道のり #NetGalleyJP


内容紹介

漫画家生活30周年! デビューから現在まで こうの史代のすべて

『夕凪の街 桜の国』(手塚󠄀治虫文化賞新生賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞)『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)で知られる、こうの史代の全貌に迫る!

デビューから現在までの原稿・画稿をアンソロジー形式で収録。

「街角花だより」「長い道」「こっこさん」「かっぱのねね子」「ぼおるぺん古事記」ほか、たっぷり140ページ以上をカラーで紹介します。

ロングインタビューや初の年譜、詳細な作品解説、文献目録を掲載し読み応えたっぷり。

ひとりの漫画家として、こうの史代が歩いてきた30年の道のりを、絵や漫画、豊富なテキストでたどる一冊です。

*巻末おまけ

自主制作本「すずしろ帖」、幻の告知ペーパー「のののーと」(1通)を特別収録

漫画家生活30周年! デビューから現在まで こうの史代のすべて

『夕凪の街 桜の国』(手塚󠄀治虫文化賞新生賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞)『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)で知られる、こうの史代の全貌に迫る!

デビューから現在までの原稿・画稿をアンソロジー形式で収録。

「街角花だより」「長い道」「こっこさん」「かっぱのねね子」「ぼおるぺん古事記」ほか、たっぷり140ペー...


おすすめコメント

金沢21世紀美術館(石川県)にて開催される展覧会「漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり」、こちらの図録兼書籍になります。

こうの史代さんのこれまでの道のりが堪能できる1冊です。

金沢21世紀美術館(石川県)にて開催される展覧会「漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり」、こちらの図録兼書籍になります。

こうの史代さんのこれまでの道のりが堪能できる1冊です。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784861529955
本体価格 ¥3,200 (JPY)
ページ数 312

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

なんとも贅沢な本だと、溜息が出た。原画集と作品一覧を兼ね、単行本未収録作品や、ロングインタビューや、(二度とはやらないと宣言つきの)自伝漫画、年譜などの収録された一冊。    
 私は『夕凪の街 桜の国』でこうの作品のファンになり、『この世界の片隅に』にはまって何度も読み返し、『ぴっぴら帳』『さんさん録』『長い道』などと読み進めていった者だが、この本を片手に、未読の本を網羅したいと思った。
 原画アンソロジーの、色使いの美しいこと。動きのリズミカルなこと。そして、『この世界の片隅に』下巻のカバー絵で、本を閉じた時に隠れてしまうカバー袖の部分に描かれた、すずさんの右手が、全身とは、画材を変えていることを初めて知った。この絵、大好きでなんども単行本のカバー外して広げ見ていたが、画材の違いまでは気づいていなかった。
 また、この本で、短い、笑いの効いた作品がいくつもあるのを読んで、『この世界の片隅に』にも、笑える場面が随所にあって、それが、戦争と生活とを巧みに結びつけていたことが思い出された。『この世界の片隅に』で、すずさんが船のスケッチをしていたのを憲兵さんに咎められた時の、婚家のみんなの反応と、その場面のページ割りのセンスは、笑いを主軸にした作品を描いてきた下地があってのことなのだらう。
 枕元に置いてなんども読み返したい本である。

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これは凄い本だ。こうの史代の漫画人生がまるっと詰め込まれている。原画も美しく、元になったスケッチや自費出版の本に観察眼の鋭さも見れる。実に優しく豊かな絵だ。ロングインタビューでは、漫画への想いも語られ、単行本や関連書籍の細かい解説まである。本の隅に小学生の頃の理解ノートに描いたパラパラ漫画まで再録していて、これは紙の本で持ちたいなと思ってしまう。原画展が各地で開催されているようだが、ぜひ東京でもやって欲しい。原画を見てみたくなった。

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デビュー前の可愛い絵柄の漫画(ちょっと手塚治虫っぽいところもあり)から、なかなか日の目をみない下積み時代の話など、貴重な資料が沢山詰まっている。
全体を通してほのぼのムードなんだけど、例えばボールペンだけで書いてみたり、タッチが変わっていたりと、試行錯誤とというか遊びごころみたいなものが詰め込まれている。



こんなにいろんな手口?で漫画を描いているのに「こうの史代」らしさは不変で、なんだかほっこりするというかノスタルジックなところがすごいと思う。



すごく壮大なテーマの話も書いているけど、かといってお高く止まっていなくて、ユーモアも根底にあるし、絶妙のバランス。



おじさん描いてもかわいいと思うのがさすが。

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贅沢な本。そして何より「こうの史代」さんの今までの軌跡が詰まっていて、まるで大きな太い樹が育つ様子を見ているかのよう。
太い樹からたくさんの枝が生えていて、それがこうのさんの作品だ。

こうのさんの絵は、見ている私とのあいだに空気があって、風が吹くのを感じる。
やわらかい布や髪、そして表情。
今回この本で、画材の話や、どこに力を入れたかのような話も読めて、そこから見るとまた自分の感じ方が変わるのがわかる。

どこか懐かしいこうのさんの絵とマンガ。私自身は「この世界の・・・」と「天孫降臨」くらいしか読んだことがなかったけれど
この本を通じてもっと読みたくなったし、ちょっとこうのさんに詳しくなったようでうれしい。

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こうの史代に酔っ払うほどボリュームいっぱいの一冊でした。
ノスタルジックなものを感じさせ、親しみやすさを思わせながら、どこかひとつ上の世界を見ているようなこうの史代作品の、濃く深い拡がりを覗き見ることができたように思いました。

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こうの史代さんのすべてが詰まっている、なんとも贅沢な1冊です。
簡単にデビューできたのではなく、それまでの道のりが大変だったことを知りました。
沢山の努力や経験をされたのですね。
それを知ってから、改めてこうのさんの本の表紙を眺めると、感慨深いものがあります。
初期のころから現在までのイラストの変化を見ていくのも楽しいです。

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こうの史代さんの作品は『夕凪の街 桜の国』と『この世界の片隅に』しか読んでいず、決して熱心な読者ではないのですが、画風は好きです。
今回、30年の作家生活の中で生まれた作品、原画を一挙に見せていただいて、気持ちはいろいろな感情の渦に巻き込まれています。作風の変化もおもしろいし、試行錯誤が生々しく感じられて、こうのさんが描いてこられた熱量がうかがわれます。
つい最近当地のローカルニュースで在住の地を知り、俄然親近感が湧きました。タイムリーに読ませていただき、ありがとうございました。
巻末の「すずしろ帖」、読めてよかったです。

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幼少期からのスケッチ、プロット、一人の漫画家の一生を見せてもらったように感じ、時間を忘れて読み耽ってしまった。漫画家を志す人全員に読んで欲しいと思いました。こうの先生の優しいタッチの風景と人間味あふれるキャラクターと日常ががやっぱり大好き!と思わされる一冊でした。

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こうの史代さんの描く、躍動感のある絵が大好きです。
『この世界の片隅に』を読んだのが、こうの史代作品との出会いでした。日常のささやかな喜びが描かれた前半から、無慈悲なことが起きる戦時下へのギャップが衝撃的でした。人の日常は、こんなふうに自然と破滅に向かっていくのか…と思い知らされました。可愛らしくて優しい絵柄が、さらにその無惨さを強調していたような気がします。
でも、だからこそ、私はこうのさんの描く漫画が好きです。

そんなこうのさんの仕事を振り返る本、読まないわけにはいかない!
イラストやインタビューがボリュームたっぷりで掲載されていて、とても良かった。
これまでの作品の裏話を読んで、また漫画を読み返したくなりました。

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とっても豪華……!
こうの史代さんの、貴重なラフ画やコメント、1ページにぎっしりつまっていて、ボリュームがすごい。初期の作品から紹介されているので『この世界の片隅に』で初めて知った私には、この1冊でこうの史代さんの今までを知ることができるだろうなと思いました。
電子版だとイラストの細部がぼやけているようなところもあったので、これは紙媒体が良いだろうなあと個人的には感じました。
掲載されている作品は、ひとつひとつ丁寧に紹介されているので、まだ読んだことがない作品も気になる・読んでみたい! となりました。

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