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K-POP・シークレット 1・2 表紙

K-POP・シークレット 1・2

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刊行日 2025/07/10 | 掲載終了日 未設定

ハッシュタグ:#KPOPシークレット #NetGalleyJP


内容紹介

アメリカで刊行後、13か国で続々翻訳。K-POP界を舞台にした、青春YA小説!「本書で描かれているK-POP界は、決して誇張された表現ではなく、現実として存在するものです」――解説・古家正亨

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あらすじ

K-POPアイドル事務所のオーディションに合格した、韓国系アメリカ人の高校生・キャンディス。韓国に渡り、アイドルデビューを目指して練習に励むが、その生活は想像を絶することばかり。過度な食事制限や、生理中でも休めないトレーニング。事務所の大人たちには毎日厳しくジャッジされ、さらには整形を勧められる――。キャンディスは、華々しいK-POP界で青春を謳歌しながらも、「自分の価値とは何か?」を悩みはじめる。母は「キャンディスはそのままでパーフェクトだ」というが、アイドルとして成功するためには、その言葉に耳を傾けてはいられない――? アイドル文化が注目される今だからこそ、多くの人に読んでほしい、“綺麗ごとではない”エンタメ青春YA小説。

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★解説・古家正亨氏絶賛!!

本書で描かれているK-POP界は、決して誇張された表現ではなく、現実として存在するものです。練習生たちの人権問題は、韓国国内はもちろん海外のメディアによっても指摘され、K-POPビジネスの構造的問題は、世界的人気に影を落としています。この物語は、こういった問題に真摯に向き合い、さりげなく読者に問題提起しています。

これは原書が英語で書かれ、アメリカで最初に出版されたからこそ可能だったことだと思うのです。なぜなら韓国や日本のような巨大なK-POPマーケットを誇る国々では、ビジネスが優先され、根本的な問題の解決に、触れようにも触れられない空気があるからです。

「おかしい」と思うことを言えない雰囲気に対して、「そうではない」という声をあげて業界と戦ってきたスターたちの想いが、物語の主人公であるキャンディスを介して放たれているように思えてならないのです。そして、そういった声の1つ1つが、実際に、時間をかけて、業界を少しずつ良い方向へと変えてきたことは言うまでもありません。

キャンディスにとって「K―POPへの挑戦」は、果たしてどんな意味があったのでしょうか。きっと読者によって、その捉え方は違うはずですが、少なくとも共通して言えることは、“人は決して一人では生きてはいけない”ということを、改めて知ることになったということではないでしょうか。

あなたの周りには、あなたの秘めた想いを打ち明ける“誰か”はいますか?

(解説より一部抜粋)

2025年7月10日(木)1・2巻同時発売に先駆け、NetGalley限定で合本公開いたします!是非お楽しみいただき、レビューをお寄せいただけましたら幸いです!


【著者プロフィール】

原作:ステファン・イ

カリフォルニア州在住のYA作家。著書に『K-POP CONFIDENTIAL』『K-POP REVOLUTION』がある。現在は、『THE LIBRARY IS OPEN』『LIKE WE WERE IN PARIS』を執筆中。元エンターテインメント・ジャーナリストで、現在はNetflixのコンテンツ部門に勤務している。

訳:久保陽子(くぼようこ)

1980年生まれ。東京大学文学部英文科卒。出版社で児童書編集者として勤務ののち翻訳者になる。訳書に「ハートウッドホテル」シリーズ(童心社)、『ぼくの弱虫をなおすには』(徳間書店)、『わたしのペットはまんまるいし』(ポプラ社)、『カーネーション・デイ』(ほるぷ出版)、『うちゅうじんはいない!?』『明日のランチはきみと』(フレーベル館)、『5000キロ逃げてきたアーメット』(Gakken)などがある。

アメリカで刊行後、13か国で続々翻訳。K-POP界を舞台にした、青春YA小説!「本書で描かれているK-POP界は、決して誇張された表現ではなく、現実として存在するものです」――解説・古家正亨

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あらすじ

K-POPアイドル事務所のオーディションに合格した、韓国系アメリカ人の高校生・キャンディス。韓国に渡り、アイドルデビューを目指して練習に励むが、その生活は想像を絶することばかり。過度な食...


出版社からの備考・コメント

※校了前の仮データをもとに作成しています。刊行時には内容が異なる場合がございますがご了承ください。

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販促プラン

お読みいただけましたら、NetGalleyへご感想をご投稿いただけましたら幸いです。いただいたご感想の中から、販促物への掲載をさせていただく場合がございます。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784052060540
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 312

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

K-POP、韓国アイドル、練習生。ガールズアイドルグループ。
読み始めたら止まらなくなって一気読みしてしまいました。
おしゃれで可愛い。海外ドラマの雰囲気があります。出てくる文化や単語が国際的な感じ。
挿絵が多くて、見ごたえのある絵です。魅力的!
おしゃカワなだけじゃなくて、厳しい世界がリアルに描いてあります。
女子や男子を応援したくなる・自分もがんばりたくなる。
韓国アイドルモノで「こういうの見たい」って期待したことを全部見せてくれて、ラストは息もつかせぬ展開でぐいぐいと感情を揺さぶって「ああ、こういう行動をしてくれるんだ」と落としてくれて、ハートを鷲掴みにされました。とてもよかった。感動しました。終わり方が最高で、友だちみんなに「読んで!」とおすすめしたくなる作品です。あと、イラストが本当に1枚1枚見ごたえがあって、「画力高っ」て見惚れてしまいました。すごく好き。

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キャンディス頑張れっファイティン!って思いながら一気読みでした。
女の子たちが気になるKポの世界。キラキラ輝くアイドルになりたい練習生。私もアイドルに歌手になりたいと両親を説得し飛び込んでいくキャンディス。
彼女の成長と周りの応援と…グイグイ引き込まれました。キャンディスが覚えた韓国語が散りばめられてるのも楽しいし、アメリカンなエンディングもくすっと笑えました。
自分がなりたい道に進むこと。そのためにしっかり声を上げること。分かり合えなかった人とは話し合って絆を深めていくこと。人生の大事なことを教えて背中を押してくれるような小説でした。

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K-POPとタイトルにあるので、K-POPそんなに興味ないよ?という人は手に取らないかも・・・
それは勿体ない!

主人公キャンディスは、自己肯定感がちょっと低めのニュージャージーに住む女子。でもね・・・。
読者はこの「でもね・・・」の部分をおそらくみんな抱えていて、だからこそ共感できるし応援したくなる。

過酷すぎるアイドル養成の練習所。その過酷さは大人たちやファンたちが作り上げたK-POPアイドルたるための枠(それも小さな枠)
に、はめるための訓練。ルッキズムなんて言葉が軽くふっとぶほど。
練習生たちとの友情やトラブル。克服しなければならない課題。聞きたくてたまらなくなるキャンディスの歌声。

ビジネスとして見ている大人たちの描かれ方も秀逸。

そしてラストシーンへ向かって話が進んでいく。
キャンディスの成長と心の芯。何が大切でどうしたら自分らしくいられるのか。
彼女の判断力と行動力に喝采を叫び、一気読みしたこの本が終わりのページになってしまうのが寂しくてたまらない。

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