
そのネイルは内緒のときめき
神戸遥真
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2025/07/22 | 掲載終了日 2025/07/12
ハッシュタグ:#そのネイルは内緒のときめき #NetGalleyJP
内容紹介
ネイルの出会いから自分探しが始まる、奇跡がきらめき恋でときめくヒューマンドラマ!
指先にまとうのは、あなただけの物語。
A human drama where miracles sparkle and love flutters in the heart, where a search for self begins through an encounter with nail art!
Wear it on your fingertips as your own story.
☆ ☆ ☆
【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】
・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。
・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。
・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。
※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開しています。
※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
☆ ☆ ☆
【内容紹介】
しがない会社員、月ヶ瀬仁美(つきがせ・ひとみ)。恋愛も仕事もうまくいかず、幼なじみの直樹(なおき)が経営するカフェバー《ランハチ》の二階で現在居候していて、絶賛モラトリアム中。
そんなあるとき、仕事でメンズネイリスト・怜亜(れいあ)に出会い、今まで避けていた爪のおしゃれによって心機一転、ネイルの魅力を知っていく。
カフェバーやネイルサロンのお仕事、お客さまと関わっていくなかで、自分が本当にやりたいことを考えていく仁美。やがて、怜亜と直樹との関係も変わってきて……?
ネイルを通してときめきを感じる、おしゃれで大人なお仕事恋愛ストーリー!
【目次】
Prologue
1.Spring Pink
2.Galaxy Purple
3.Neon Yellow
4.Shine White
5.Turquoise Blue
Epilogue
◆著者について
神戸遥真(こうべ・はるま)
第22回電撃小説大賞への応募をきっかけに、2017年『スピンガール!』(メディアワークス文庫)にてデビュー。『恋ポテ』シリーズ(講談社)で第45回「日本児童文芸家協会賞」、第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞、『笹森くんのスカート』(講談社)で令和5年度「児童福祉文化賞」受賞。児童書、YA、ライト文芸など幅広いジャンルで著書多数。
学生時代からのセルフネイラー。
◆イラストレーターについて
KEKI(けき)
イラストレーター、キャラクターデザイナー。主にVtuberのイラスト・デザインを担当し、オリジナルイラストのグッズなども数多く生み出している。
出版社からの備考・コメント
◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。
件名に「ことのは文庫 7月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
【hanbai-bceigyou@microgroup.co.jp】までメールにてご連絡くださいませ。
※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※価格は予価です。
◎こちらの新刊タイトルのお申し込み締め切りは2025年6月16日迄承っております。
おすすめコメント
◆メンズネイリストが施術する様々なおしゃれネイル技法
単に“ネイル”というだけではなく、ネイルケア、ジェルネイル、マニキュアなど技法が沢山あり、お客様の悩みに合わせて施術していく彩り豊かなお仕事小説。
「ネイルは単に爪に塗るだけのもの」という考えではなく、指先に世界が広がることで勇気と希望を持つことができ、「よし、また明日も少しだけ頑張ってみよう!」とネイルが背中を押してくれます。
◆メインキャラクター3人のときめく恋愛模様にドキドキ!
主人公の遥を長年そばで見守ってきたお兄ちゃん的存在の直樹。
偶然の出会いから遥の感性を刺激していくメンズネイリスト・怜亜。
2人が遥を徐々に気になっていく様は見ていて恋愛心をくすぐります。ネイルのときめきから秘密の恋が始まっていく予感……!?
販促プラン
あなたの【おすすめコメント】大募集!!
拡材に使わせていただきます!
①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます!
期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。
書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。
※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送は国内に限らせていただきます。
※出版社にメールアドレスを開示設定されていない場合は、送付先の確認のご連絡ができかねますのでご注意ください。
《拡材用の応援レビュー募集期間》
~2025年6月9日(月)午前10時
②応援レビューを特設サイトで紹介します!
期間内にいただいた応援レビューは、刊行時に公開する予定の作品特設サイトのレビュー紹介欄にて掲載する場合がございます。
※レビュアー様のお名前も併せて掲載させていただきたい場合は、事前にご連絡いたします。
《特設サイト応援レビュー募集期間》
~2025年6月9日(月)午前10時
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は、恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784867168011 |
本体価格 | ¥720 (JPY) |
ページ数 | 288 |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー

紹介文から面白そうだと思いましたが、予想以上の面白さ!
少し恋に鈍感な仁美さんとイケメン二人の繰り広げるお話に、もだキュンしながら一気読み!!
ページをめくる度に視界に入る指先を可愛くしたくなります。
人それぞれ表に出せない悩みや不安を抱えているけれど、誰かとつながったり自分の為にネイルをする事は、前を向く第1歩になると思いました。そして自分の好きを見つける事の大切さや貫く勇気と強さを教えてくれました。
続編熱望です!

まだまだ少ない男性ネイリストの怜亜さん。心ない言葉を浴びせられても頑張ってる姿は凛として美しいです。
こんなに小さな指先の施術で魔法にかけられたみたいに元気になったり自分に自信が持てるようになったり。何より怜亜さんとお話しながら自分を労る時間を持てるというのが素敵ですね。トラブルからの偶然でも仁美さんは良い出会いをしました。
仁美さんの居候先の直樹さんも包容力のあるいい人です。
仁美さんの爪の噛み癖を再発させた原因はとても腹立たしいものでしたが、そんな環境から抜け出して新しい生活へ前向きに頑張る仁美さんがいつの間にか爪を噛まなくなりネイルを楽しめるようになれたのが嬉しかったです。デザインも考えたりするようになって、コンプレックスなだったことが自分をいきいきさせるものへと変わっていくのが心地よかったです。
仁美さんと直樹さんと怜亜さん。この3人の関係は今のままでもいいと思うし、また変わっていくのもいいと思います。良い影響を与え合える3人の関係、これからが楽しみですね。

えぇ~気になる!続きはあるのでしょうか?早く読みたいです。
読むと元気になれる本でした。
周りと比べて何者でもない自分に自信が持てないけど、それでも大丈夫だと勇気をもらえました。
常に支えてくれるメンズたちもミステリアスな部分もあり魅力的でした。
ネイルで気分をあげて自分も頑張ろう。

上司である彼に二股をかけられ失意の中でイベント会社を辞めた仁美は、幼馴染・直樹が経営するバーの2階に転がり込む。そしてイベントで知り合ったネイリスト・怜亜の手で自身のネイルケアをすることで・・・・。
ややミステリアスな年下イケメンと頼りがいのある年上幼馴染イケメンの二人に囲まれた王道ラブコメである一方、細かに綴られる心情は、未だに地方に残る旧態依然の価値観、同調圧力から逃れるようにして出てきた都会で直面してしまった苦労であることがなんともいじましい。そしてその「自由」への取り違えは老若男女誰でも陥る可能性があるからこそ万人に染みわたる。
身体の極々一部であるつま先を色彩豊かにケア・変化させることで、生き方そのものを好転させていく、人生マジックのような作品。

ちょっとした変化で気持ちが変わる事がある。気持ちが変わって新たな自分を表現する事もある。
その手伝いをするネイリスト怜亜に出会った仁美。彼女は人々との交流の中、自分をどう変えていくのだろう。
ネイルの色に乗って、物語が始まった。
-----------------------
『1. Spring Pink』
Spring Pinkの色と、怜亜のさりげない言葉から、ネイルは自分の為にすると気づいた仁美。だから、人間関係を一新する決意をネイルにもらって、自分の進む道を仁美は決められた。仁美、よかったなぁ。
『2. Galaxy Purple』
《ランハチ》の個室での怜亜の出張サロン。モラハラを経て不幸な恋から目覚めた小西。彼女が心を解放して、ネイルを楽しむ様子が微笑ましい。そのGalaxy Purpleは、やっとできた自己主張で目一杯の色のはず。
『3. Neon Yellow』
仁美が保守的な女性蔑視に反感を抱いているのは、その生い立ちからなのか。それだけに、空島がSNS上で勝手にこうだと決めつけられたのに余計に憤慨したのだろう。
空島はそれを人生経験の差で笑い飛ばし、選んだ色はとびきり明るいNeon Tellow。ただ、ブラックライトを当てた時だけ蛍光を発するそれは、空島の心の奥底を写しているのかもしれない。
『4. Shine White』
その時は必死でも、それはスキルとなって自分の財産になっていくのだろう。仁美が僅かずつでも前進しはじめた。一方、仁美や大人達のアドバイスから、家族の期待と自分の意思の間の葛藤から抜け出した灯香里。彼女が選んだのは、Shine White。今はまだ色づかなくてもいい。もう輝いているのだから。
『5. Turquoise Blue』
自由とは難しい。「やる」のも「やらない」のも自由だから。だから、天啓のごとく仁美に閃いた進みたい道。母親がそれを認めたことに読んでいてほっとした。そして自分も一皮剥けた母親に怜亜が選んだ色は、彼女の誕生石にちなんだTurquoise Blue。そしてデザインはもちろん仁美。
そして、半年の間ずっと先送りにしてきた案件が仁美の前に立ちはだかった。でも、これは多分に自業自得であるなぁ。
『Epilogue』
人は都合よく先送りができる。鈍いフリをしたり、聞こえないフリをしたり。今までの仁美はそれを選んできた。でも、自分が変われば周りも変えていける。直樹と怜亜との関係も。彼女はそうに気づいたに違いない。
だから、顔を上げた後の仁美の言葉を色々想像した。その言葉が彼女の幸せにつながるように願いながら。

指先の色彩でほんの少し新しい自分になれる魔法をかけてくれるネイル。自分とは縁がないと思っていた仁美だけれど1人の男性ネイリストと出会った事でその認識が変わった時彼女の人生は大きな転換期を迎えたのだなと思いました。ネイルを通して自分や周囲が抱いていた偏見の目、外側からは見えないそれぞれの悩みなどに触れながら仁美がなにをやりたいと思うのかを探していき見付けた答え、それは直樹と怜亜の2人がいたからこそ辿り着けたものだと思います。その関係はこれからどうなって行くのか、良い所で終わっているので続きが読めたらいいなと期待しています。