
ブレス
(1)
園山ゆきの
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刊行日 2022/08/17 | 掲載終了日 2025/07/04
ハッシュタグ:#ブレス #NetGalleyJP
内容紹介
☆ 世界各地で出版! メイク×青春ストーリー ☆
“好きなこと” と “求められること” への葛藤——。
「周りの言う通りにしてた方が楽じゃん
本当の自分出して
ダメだったらしんどいしさ、
お前には才能がないって言われてるみたいで…」
☆
自分には才能がないと感じ、やりたいことを隠し周りに合わせてきた宇田川アイア。
ある日、クラスの冴えない女子、炭﨑純と学園祭のコンテストに出場し、メイクをすることに。
普段学校では見せない魅力を炭先に感じたアイアは、メイクで炭崎の魅力を引き出し、学園祭に挑む!
「恐ろしいのは才能がある奴じゃない
才能がないと分かったうえで、あがいてくる奴だ」。
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元モデルの高校生・宇田川アイアは、メイクアップアーティストになる夢を持っていたが、周りから否定されることを恐れて夢を諦めていた。ある日アイアは、顔のそばかすを隠すように背中を丸めている大人しい女の子・炭崎純と学園祭のコンテストに出場することになった。衣装・ヘアメイクを担当するスタイリスト役とモデル役の2人1組でランウェイを歩くコンテストで、アイアは炭崎にメイクをすることに――。
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★担当者よりコメント★
メイクを題材にした漫画ですが、流行りのメイクや画一的な美しさが焦点ではなく、登場人物それぞれの個性や悩みに寄り添った「美しさ」の多様性を描いています。
それぞれの人物のメイクをする前の葛藤や抱えている悩みが、メイクの力で解放され変わっていく姿にご注目ください!
出版社からの備考・コメント
大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方
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おすすめコメント
★NetGalley担当者より★
同じクラスにいながらそれまでまったく関わりのなかった2人が、お互いの悩みやコンプレックスを打ち明けあったことから諦めていた夢へ再び走り出す、熱い、青春群像劇。
ストーリーをよりリアルに感じさせる、繊細に描かれた登場人物の表情や仕草、指先、髪の表現も必見です!
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2025年05月09日
好評発売中最新刊!!
『ブレス』(7)
ISBN:9784065393765
定価:792円(本体720円)
シリウスKC
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販促プラン
★
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ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。
★★★
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恐れ入りますが<講談社 コミック営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。
★★
出版情報
ISBN | 9784065286494 |
本体価格 | ¥650 (JPY) |
ページ数 | 160 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー

挑みたくなる台詞に 幾度も背筋を伸ばした
ページを大胆に占める差し伸べられた手に ”やってやろうじゃん”以外の言葉が浮かばなかった
やばっ自分の中の本当を見えないふりしてた
そんなものない って振りしてた
焦燥感という感情の贈り主は
「私は凹まされたり削られたりした自分がどんな形に変わっていくのか見てみたい」
と言い放つ高校生だ
コミックだからこそ
頬のほてりが 手の厚みが ひといきれが ぴんぴんに張り詰めた空気が 照明の眩しさが
瞬で伝わる 嗚呼いまわたしは彼等と同じ空気の中にいる
青春とか夢とか一言で現わせない熱量
人生変えちゃうかも

この作品はメイクアップアーティストを目指す元モデルの宇田川アイア(♂)と高身長女子でそばかすが特徴の炭崎純の物語である。二人は葵祭でモデル役とモデル役を押し付けられた同士なのだ。ちなみに元モデルということでアイアがモデル役で純がスタイリスト役。しかし二人はその役目を交代した。誰もがアイアにモデルであることを期待する。しかし、アイアはメイクアップアーティストになりたいのだ。アイアがモデル時代同じ事務所だったメイクアップアーティスト大屋輝の言葉を紹介しよう。
「一番末恐ろしい奴ってどんな奴かわかりますか 才能がある奴じゃない 自分には才能がないってわかったうえで あがいている奴なんですよ」
要するに努力は才能を上回るということだろう。でも少し疑問がある。才能って誰が決めるのだろう。売れていれば才能があるのか?
があるのか?確かに努力は大切だが、才能の有無なんて誰にも分からないと思う。
純もモデルの道を歩み始めたようで、私も門外漢ながら今後このコンビでどんなものを見せてくれるかが楽しみ。

僕自身が、最近メイクに興味を持ち始めたのでとても面白く感じました。
メイクをする性別が固定化されなくなった現代において、メイクを行う主人公が男性であることが嬉しかったです。
アイアと共に、自分を祝福できるようなメイクをできるよう頑張ります。

ネットギャリー……マンガも読めるんだ!
ちゃんとあらすじとか読まずに、キャリア教育で引っぱれるかなーとか思いながら、表紙の目力強め女子に惹かれて読み始めました。
早々にアイア「くん」だということがわかりますが、彼が目指すのはメイクアップアーティスト。
いや、この時点ではまだ「目指す」と言い切っては行けないのかな。
小説、マンガにおいて、ひとつの壁となるのが「音」「匂い」「色」「質感」「味」といった人間の五感が主題に関わるもの。
小説ならよほどの筆力、マンガならよほどの画力が必要とされ、どちらもそこに安定した構成力が乗っかることで初めて、読者はページから芳醇な五感の世界を感じることができるのだと思います。
この本の場合、主に質感や色が主軸になるのでしょうが、その舞台は人の肌。
これって強烈に難しいと思います。
デザイナーやアパレルのストーリーなら布の皺や揺らぎ、素材で表現の幅を持たせられるものの、肌の上で繰り広げられる要素なんて限られすぎている。
しかも基本はモノクロの世界。実質メイクの最大のバリエーションである「色」をつかえないという……。
そんな「色」を封じられたマンガという世界で、これだけの彩りと煌めきを感じるのはなぜだろう。
小説なら言い回しや描写といったものから超絶技巧の根源が読み解けるのに、マンガの世界には疎いので、どの表現がモノクロ世界のままに、艶や色味を脳内に弾けさせているのかよくわからない。
つまりは画力ってことなのでしょうか。
コマ割りがもっと大胆になったら、さらに迫力感じそう。
単純に画風が好みであるってこともありますが、2人の今後が気になるストーリーでした。

モデルとメイクの関係。ファッションという世界。
成功の陰には挫折も多数。欲望と羨望、愛憎と嫉妬もあふれる世界。
自分の理想を失ってあきらめた自分と、秘めたまままだ試したこともない素材。
前向きであったり後ろ向きであったり、ちょっとしたきっかけで本気になったりもする。
自分と立場が違ったり、そもそもの目的やアプローチが違っても、
人の才能を認め合い、そして自分も失わず強みを目指す。
そういう生き方ができるようにこういう作品から感じられるエッセンスをたくさんほしいですね。

いい!
絵もキレイだし、話も熱い!!
高校生の青春って感じで、キラキラしている。
隠すのではなく生かすメイクなのがいいですね。
女の子の方に色々謎があるので、徐々に明かされていくのかな。
読んだのは一巻だけど、今からどんな感じで二人が飛躍していくのか、楽しみで仕方ないです。
続きも読みたいです。

高校生のひたむきさがまぶしい作品でした。(マンガ作品を読む時思うのですが、こんな高校生活は東京でしかありえないのでは…?)やりたいことがあるのに踏み出す勇気がなかなか出ない葛藤、いざやり始めたらとことん没頭する姿は同じ世代だったらきっと共感できると思います。