
死体埋め部の悔恨と青春
斜線堂有紀
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刊行日 2025/06/30 | 掲載終了日 2025/06/30
ハッシュタグ:#死体埋め部の悔恨と青春 #NetGalleyJP
内容紹介
英知大学1年の祝部は暴漢に襲われ、抵抗の末相手を殺してしまう。偶然通りかかった大学の先輩・織賀の提案で死体を埋めに行くことになったが、彼の車には既に“左手の指だけ全部骨折した”死体が座っていた。奇妙な死体を運ぶ織賀と、死体の謎を解かされる祝部。二人だけの最悪な部活動が行き着く先とは──。気鋭の著者による初期傑作ミステリ、書き下ろしを加え待望の復刊。
英知大学1年の祝部は暴漢に襲われ、抵抗の末相手を殺してしまう。偶然通りかかった大学の先輩・織賀の提案で死体を埋めに行くことになったが、彼の車には既に“左手の指だけ全部骨折した”死体が座っていた。奇妙な死体を運ぶ織賀と、死体の謎を解かされる祝部。二人だけの最悪な部活動が行き着く先とは──。気鋭の著者による初期傑作ミステリ、書き下ろしを加え待望の復刊。
出版社からの備考・コメント
・多くのレビューをお待ちしておりますが、物語の核心をつくような、所謂「ネタバレ」はお控えください。
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784488445218 |
本体価格 | ¥760 (JPY) |
ページ数 | 288 |
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NetGalley会員レビュー

復刊叶った斜線堂有紀初期ミステリ作品!!!
刊行当初からお気に入りだっただけに喜びもひとしおです。
これから”埋められる”死体から、その死体になにがあったのか?を推理する、特殊な(ある意味)安楽椅子探偵的な本作。
凡庸な主人公と異常な先輩のバディものでもあり、2人が心を通わせてゆくほどにのちの運命を感じて切なくなります。(どう足掻いても犯罪者なので)
斜線堂有紀と言えば「恋に至る病」や「夏の終わりに君が死ねば完璧だったから」のような恋愛×サスペンス×ミステリなイメージが先行しがちですが、デビューはなんといっても「キネマ探偵カレイドミステリー」!
バディミステリものを書けば天下一品なのです。ぜひこちらのジャンルにも触れて欲しい1冊。
復刊本当にありがとうございます。

死体を埋めに行く途中で、死体の違和感から謎を推理。死体の観察と、聞いた話だけで導かれる結論。推理して事件解決とならない、異色の推理小説。その設定にまず圧倒された。
その中で時折感じる「悔恨」と「青春」らしさが、推理部分との差で余計に切なく感じる。連作短編と思いきやの、ラストの展開には、してやられた。