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アフターブルー 表紙

アフターブルー

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刊行日 2025/07/14 | 掲載終了日 2025/07/14


ハッシュタグ:#アフターブルー #NetGalleyJP


内容紹介

// 第19回小説現代長編新人賞受賞作 //
小説初執筆、目利きたちから早くも激賞
慟哭必至の圧倒的デビュー作!!

5人の納棺師たちが織りなす、
哀哭のグリーフ・ストーリー

また会えると思っていた。あれが最期だった。
後悔を抱えたまま生きる「光とも闇ともつかない時間」。
突然の別れに取り残された人々の人生を未来へ繋ぐこと、
それが納棺師(僕たち)の仕事。

《 選考委員絶賛!》
・今村翔吾 さん
 この物語には執念の如き力を感じた。
・塩田武士 さん
 朝宮さんが未だ眠らせている「業」に、私は期待している。
・中島京子 さん
 納棺師の仕事のおかげで、母親の遺体に子どもたちが近づけたエピソードに心打たれた。
・凪良ゆう さん
 著者にしか書けない光と闇を物語から感じた。
・宮内悠介 さん
 シンプルに心を動かされた。
・薬丸岳 さん
 この物語や題材に唯一無二の魅力を感じて一番に推した。

---------------------------
納棺会社C・F・Cで損傷の激しい遺体の復元を専門とする「二課」には、毎日のように遺体が運ばれてくる。
葬儀会社の無理な要望に翻弄され、遺族のケアにも奔走しながら、二課のメンバーはその手で生前のおもかげを復元していく。
すべては遺族がもう一度、最後に顔を見られるように――。
愛する人が突然いなくなった時、どうすれば前に進めるのか。
あの人はなぜ命を絶ったのか。
遺された者はどう生きればいいのか。それぞれ“喪失”を抱えた二課の面々は、自分の居場所と明日を生きる微かな光を見出していく。

------------------------------------------
著者/朝宮 夕(あさみや・ゆう)
神奈川県横浜市出身。初執筆、初応募作品「薄明のさきに」(単行本刊行時『アフターブルー』に改題)で第19回小説現代長編新人賞を受賞。

// 第19回小説現代長編新人賞受賞作 //
小説初執筆、目利きたちから早くも激賞
慟哭必至の圧倒的デビュー作!!

5人の納棺師たちが織りなす、
哀哭のグリーフ・ストーリー

また会えると思っていた。あれが最期だった。
後悔を抱えたまま生きる「光とも闇ともつかない時間」。
突然の別れに取り残された人々の人生を未来へ繋ぐこと、
それが納棺師(僕たち)の仕事。

《 選考委員絶賛!》
・今村翔吾 さん
 この物語には執念の如き...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
 空白ページは削除して公開しております。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★



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ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
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出版情報

ISBN 9784065391587
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 280

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人の死を目の前にして、何かを考えないではいられないのではないかと思います。この本を読みながら人の死についてだけでなく、生きることについても多く考えさせられました。重いテーマを扱っているにも関わらず、登場人物たちは事情を抱えながらも日常を生きていて、弱いようでたくましく、それぞれが支え、支えられている様子が素敵で、温かい気持ちになりました。

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この小説に、「尊厳をまもる」という「言葉」は使われていない。しかし、読んでいてひしひしと感じるのは、登場する納棺師たち(遺体の損傷を復元する特別な納棺師)が、ご遺体の尊厳をまもる為にいかに尽くしているか、だ。そして、仲間の尊厳も、自分の尊厳も。
 死後、火葬されて此の世から離れる前に、故人はどんな姿でいたいか。残された者が故人に別れを告げる時に、どんな姿が記憶に残るか。
 作中語られる「感情移入しすぎないように」との言葉は、死者に呑み込まれてしまわない為の言葉なのだろう。
 全五章のそれぞれの主人公になる五人の納棺師のプライヴェートに惹きつけられたが、特に、朝未さんのエピソードが魅力的だった。

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納棺されるご遺体は、必ずしも綺麗なわけではない。交通事故や自殺、災害によって命を落としたとき、遺体の状態は率直にいえば惨いものだ。
 だけど葬儀の場において、ご遺体は綺麗に整えられていることが多い。それはなぜか。
 理由は至極明快で、損傷した体を修復する者──納棺師がいるからだ。
 恥ずかしながら私は、あまりその職業について知らなかった。だからこそ、第一章で具体的に描かれる『納棺師』の仕事が、真っ白なページに青いインクを垂らすようにして胸に染み渡っていったのだ。
 序盤から厳かな雰囲気が漂う物語なのだが、全体的に堅苦しいわけではない。ベテラン納棺師たちは人物造詣が粒立っており、彼らのやり取りが肩の力を抜いてくれるのだ。
 とはいえ、いざご遺体の復元がはじまるや空気は澄み渡り、私もその場に立っているような気にさせられた。

 本作は『納棺師と遺族』より『納棺師と遺体』に重きが置かれており、遺体を修復する過程において生ずる納棺師達の心の変化が見所である。
 新卒採用の青年・東雲が新風となり、凪だった納棺師たちの水面に小さな、それでいて大きな意味を持つ波を起こすのだ。
 彼らの心に巣食う蟠りを紐解き、疵の修復に係る筆致はおよそ新人離れしており、これが小説初執筆なのかと驚かざるを得ない。きっと著書は、人の心への踏み込み方に長けているのだろうと思わされた。
 だから、一篇一篇に宿る真摯が私の琴線に触れたのだ。そうして気付けば瞳を濡らしていた。

 遺体は、ただ修復すればいいのではない。
 死によって止まってしまった時間を再び動かすために、目に見えないものも拾い集めて、人生を補うのだ。

 剥き出しの生と死を題材としながらも、爽やかな読後感があった。
 今日もどこかでご遺体と向き合っているであろう納棺師の方々に、敬意を払いたくなる。お仕事小説としても見事だった。

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納棺会社C・F・Cの「二課」の彼らは、遺族が生前の顔に対面できるように、損傷が激しい遺体の復元に取り組む。自分達も心に深い傷を負いながらも、遺族のグリーフ(悲嘆)に応じていく。
新人の東雲をきっかけに始まる、彼らの骨太の群像劇。

----------------------

納棺会社C・F・Cの納棺部ニ課(特殊復元処理衛生課)を設立した有明の思いに、穏やかな最後を遂げると決めつけていた自分に気づいて唖然とした。そして、最後の別れでの遺族のグリーフを少しでも和らげるため、損傷が激しい遺体の復元に取り組む彼らに頭が下がる思いだった。

そんな特殊技能を持ってはいても、二課のメンバーも普通の人。過度な感情移入に陥る寸前で踏みとどまりながら、真摯な態度で望んでいく。だからこそ、二課は二課だけの制服。

そして、群像劇として深まる中で二課の面々の過去が明らかになるにつれ、それぞれがこんなに重すぎるものを心に背負っていることがわかるとは。それなのに、皆ここまでのことを。心壊れる手間でこの仕事を続けているとは。

アフターブルー、つまり〝薄明の後〟とは、八宵と亡き夫との話の後を受けてのことなのだろう。 それが彼らが生きている世界の色。遺族の心中を察して励んでいく、でも苦しい心の色。上を向いても何も見えない瞬間の色。それがずっと続いている。

でも、東雲が触媒となって皆と自分を変えていく。なぜなのかは、彼の〝名前〟を知った時に納得がいった。それは、「アフターブルー」の更に後に必ず来るもの。彼は二課にとってそうだったのか。そして、東雲もまた、二課でのこの2ヶ月間で名前に追いついたのか。

なんと言うタイトル。それを拭うなんと言う名前。言葉に出来ないほどの深い思いを抱いて、本書を読み終えた。

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遺体の修復場面で何度も読むことを断念しそうになりつつ、この仕事を選んだ人たちのことをもっと知りたくなって最後まで読み切りました。登場人物それぞれが事情を抱え、それと折り合いをつけて前を向く姿に私も励まされました。人から見れば、いつまでもクヨクヨしていてもしょうがないと思えることでも、なかなか自分の中で消化できないことはあります。強くではなく優しく、自分の人生は自分のものだよと、背中を押してくれるように感じました。読めてよかったです。

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仕事を題材にした小説は数多くありますが、今まで読んだ小説の中で一番リアリティがあるなと思いました。もちろん、その仕事が好きだ、誇りだ!という小説も好きですが、崇高な理由がなくても、その仕事に誠心誠意取り組む姿が自分の日常にもフィードバックされるような小説でした。久しぶりに、読書後に背筋が伸びました。自分らしくを探すのは難しいですが、多くの方がこの本を読んで、深呼吸しながら日々の生活をおくれますように。

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亡くなられた方への最後のケアともいうべき納棺士。さらに特殊な事情の御遺体を扱う中で、浮かび上がるのは「生」そのもの・・・。
遺された人・整える人それぞれが、それぞれの事情で御遺体と向き合う中で、記されていくのは「生」の営みで、誰にもに平等に訪れる「死」の中でも、唐突に不意に訪れる特殊さがより強烈に「生」と向き合わせているようだ。悲しみや苦しみ、寂しさ、生き辛さを含みながらも営んでいく、営まずにはいられない「生」の果てでみる景色はどのようなものだろうと改めて考えてしまった。
それぞれの区切りに寄り添い見つめながら、明けない夜はないことを改めて実感させる物語。

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納棺師たちの話。だけど、故人に思いを寄せて、家族が静かに送り出せるように、とか穏やかな物語ではなく、事故や事件などで普通に亡くなることができなかった人たちを修復して顔を出して送り出せるようにする納棺師達の話。身近な人たちには仕事を理解してもらえず、それぞれに重いものを抱えていて、辛い話なような気がするんだけどそんなことはなく、こんなに死者を悼む人たちの仕事はもっと大事にされていいんじゃないかなー、と思いました。良かった。

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人の死に向き合うことは、生を見つめ直すことなのだと気づかされる。
この作品は、すべての喪失を抱えた者たちに贈る、涙のあとに静かに訪れる、その先の希望の物語だ。
遺族のために遺体を修復するという行為には、言葉を超えた深い愛情と責任がある。それを毎日繰り返す現場の重みも丁寧に描かれていて、プロフェッショナルたちの息づかいが、胸に迫る。

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世のなかには、ぶっ飛ぶような仕事をしてのける新人がいるものだ。
納棺会社C・F・Cへ入社した大卒男子「東雲」。仕事の話をするときの圧が半端ない。
そして、本書の著者朝宮夕さん。初執筆にしてこの手腕。人の作り込みの才がとにかく秀逸。
一回教えただけでちゃんとできる新人東雲、お節介で自分勝手な上司は勘づいていた過去、
「そのままでいい」と言ってくれる 同期の無責任で優しく縛りつけるような言葉。
会話がどれもいい。そういう言い方いい、永遠に聞いていたい。
ふつうのお喋りなようで、内包する意味に驚愕する時が、くる。 
嗚呼ここでひとつになった。君の名前が朝陽だと著者は此処で表現したのか。

私はいま心底、感動している。
佐々涼子さんの「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」、前川ほまれさんの「跡を消す」、
死、から物語がはじまる小説のいずれとも似て非なる、惹きこみ、ひとの立ち姿。
電車に轢かれた、自死、孤独死。彼等納棺師の修復の手を必要とするのは
他ならぬ事情を孕む。だから見える、聞こえる、伝わる、感じる。
今年を決めるような仕事師たちに出会った。
生者必読。読後悔いなし。

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本木雅弘さんが主演した映画「おくりびと」の原作である『納棺夫日記』を読んでから、たぶん30年以上経つと思うのですが、超久々のこの世界を扱った作品で、前作もそうでしたが、描写や言葉選びがとても丁寧な作家さんだなと感じました。訳ありの先輩が揃った会社で戸惑いながらも必死で生きようとする主人公の心の機微が手に取るように伝わってくる期待の新人作家の作品です。とてもステキな作品をありがとう。

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すごい本に出合ってしまった。
内容紹介を読んで、少し躊躇してしまったが読んで良かった。
本当に良かった。
亡くなった人、それを見送る人、見送るお手伝いをする人。
それぞれの事情や人生が交差しながら、物語は進んでいく。
なかなか普段の小説では出会えないような重たい内容でありながら、
なぜか読み終えた後は、清々しい気持ちになった。

すべて読み終わってから、何気なく目次を開いてみると。。。
ああ、こんなところにも!
もう一度読み返さなくては!

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葬祭業に対する偏見やネガティブなイメージが、映画『おくりびと』で多少払拭されたかもしれないが、登場人物たちのように、まだまだ家族には良い顔をされない職種かもしれない。
でも、人間誰もが病院のベッドや畳の上で息を引き取る訳ではない。事件や事故で命を落とされる方のニュースを毎日のように耳にしている。そして必ずしもそのご遺体は普通の状態ではない場合が少なからずある。
本作はそんなご遺体とご遺族が最期の対面が出来るように修復を施す納棺師の人たちにスポットを当てたお仕事小説だが、私たちに死ぬこと・生きることを考えさせられる深い内容でもあった。

「次の一歩を踏み出す」というテーマと、最後に明らかになった新人の東雲君の下の名前、そして本書のタイトルがリンクされ、爽やかな読後感であった。

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第19回小説現代長編新人賞受賞作にして朝宮さんのデビュー作である。まったくおそろしいほどの才能で、とてもデビュー作とは思えなかった。
特殊な部類の葬祭業の会社が舞台で、新卒で納棺師として採用された東雲くんが狂言回しとなる。配属されたのは納棺部二課(特殊復元処置衛生課)。事件や事故、自殺などで亡くなった遺体の復元処置を行っている部署だ。
これまでいわゆる“特殊清掃”を扱った本(ノンフィクションや小説)は何冊か読んだが、遺体のその後を扱ったものは初めてだった。当然ながら、遺族がいれば葬儀もあり、遺体の復元という業務も発生するのだろう。納棺師を扱ったお仕事小説としても読み応えがあった。
二課のメンバーもそれぞれ内面に抱えるものがあり、人間ドラマとしての厚みを増していた。

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新人さんとは思えない落ち着いた書きぶりに驚きました。
ひとりひとりの人物描写が丁寧で、胸に沁みるストーリーです。
ジャンルとしては「お仕事小説」になるのかと思いますが、仕事の内容が特殊なので、その点と登場人物の絡め方が巧みだと思いました。
最近描かれることの多い「生きづらさ」ではなく、万人に降りかかるかもしれない心の傷を描いているところにも好感が持てました。
応募時からのタイトル変更も、余韻を残す意味で成功していると思います。

人物の名前に思い入れがたっぷりすぎるのは新人さんだからでしょうか。
編集のことで気になった点。あまり使われない漢字にルビが振ってありますが、私は「挙って」「蟠る」などにもルビがあったほうが良いと思います。

今後のご活躍を大いに期待したい作家さんです。

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物語として大きな起伏はないものの、やさしくしっとりとしみていく物語だと思った。私はそのような物語がとても大好きなのでするすると読めた。
 視点が変わっても違和感なく読み進めることができ、感情移入もできた。
 人とのつながり、変化。そのどれもがこんなにも美しいのかと再認識できる素晴らしい物語だった。生きている人間にフォーカスを当てた近年稀に見る作品。私はそう思った。

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とても辛く、悲しく、優しい話、納棺師の会社で働く人たちの話。みんなそれぞれパーソナリティに関する事情を抱えてて、この仕事をしている。割合としては悲しい話が多いけど、それぞれ前に進んで終わっているから救われる。素晴らしい作品だと思う。選評意見どれも納得の作品。

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遺体の復元を行う、納棺部二課。
何やら訳ありの面々に、この課を希望する新人が加わる。
亡くなった人、遺される人に寄り添い、過酷な仕事をこなす。

「有明」「入相」「東雲」など、時間帯や空の様子を表す苗字や章題が美しい。

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人はひとりでは生まれてこれないし、亡くなるときも人はひとり。
生まれることに関しては周囲も喜んで色々なことをしてくれるけど、亡くなったとき寄り添ってくれる人は少ない。
特に作中の二課に出てくるご遺体のような場合は、身内でも触るのを躊躇してしまうだろう。
そんななか二課の人たちはご遺体に負の感情を抱かず、ご遺体を生きている人間かのように接してくれる。
亡くなった本人に寄り添う姿に感動しました。

二課で働いている人たちの周囲の汚いものを見るような反応は、死にまつわる職業に就いているとあるあるだと思います。
しかし亡くなったあとのことは誰もがやりたがらないからこそ、こういった人たちのおかげで素敵な最期を迎えることができる。
人の死について関わる職業の方にますます尊敬の意を抱きました。
とてもいいおはなしでした。

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①第19回小説現代長編新人賞受賞作且つデビュー作ということで、興味があり、読んでみた作品でした!
今後の朝宮先生の活躍が楽しみになりました!

②本作では、納棺師という仕事をこの本を読んで、初めて知りました。

特に、納棺部二課(特殊復元処置衛生課)は、顔の復元や特殊メイクをする。主に、状態が良くないご遺体に対応する課である。

事故や自殺などで、亡くなった人の遺体が復元を行ったらはじめて、葬儀を行うことができる。
このことをはじめて知り、納棺部二課の人たちの仕事の重要性を知ることができた。

③ 納棺部二課のメンバーそれぞれに闇があり、それをメンバーで支え合いながら、仕事に向き合う姿に感動した。
明日から、また仕事を頑張っていこうというそっと背中を押してくれるような作品でした!
私は、こういう作品が大好きなので、是非、多くの人に読んでほしい作品です!

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誰かによって生かされ、誰かによって殺されている。本は人の手によって綴られ、人によって売り方を選ばれ、人に届く。目に見えない部分で人は動いている。さて、ご遺体は・・・?疑問にもならないほどひっそりとしている世界。『アンナチュラル』など死因究明の世界は知られていても、どうご遺体が整えられて遺族に戻されるか。そんなことを知る由もない。不思議と知らない世界が振り解かれて、没入するとともに彼らの人間関係、過去にも自然と感情移入してしまう。後半は少し駆け足のようにも感じたが、前半の緊張感と構成はとても読んでいて楽しいものでした。

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「株式会社C・F・C」という小さな葬儀会社に所属し、事故や事件、自殺などで亡くなった損傷の激しいご遺体の復元処置を行う通称「二課」の納棺師の物語です。
ご遺族が最後に故人の顔を見てお別れすることができるように、腕利きの納棺師たちが手を尽くす姿が描かれているのだけど、生前の姿に近づけるよう復元していく描写が素晴らしかった…!
死を描いているけれど、読み終えたあとは希望の光が差してくるようなとても温かい作品でした。
この終わり方、続編出ますよね?シリーズ化してほしいくらい大好きな作品なのでぜひよろしくお願いします!!

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生と死、死者の想い、家族の想い。決して明るい話ではない。読んでいて息苦しくなるような場面には、心が乱れたりもした。
それなのに、気づけば私のそのような気持ちは、自然と作品の中に吸い込まれていて、伝えたいことだけが心に響いてきた。
少し謎めいた納棺師たち、それぞれが抱え続けてきた苦悩が徐々に明かされていく過程にもかなり心を動かされた。

私は、死者の最期の旅立ちのために、遺族のために、ここまで気持ちを汲み取り、少しでも心残りなく送り出そうとしてくれる尊い職業があることを知りませんでした。この素晴らしい作品を読ませていただけて本当によかったです。

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入学式を明日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女など、二課の納棺師たちがその手で失われた生前の面影を何とか復元しようとする姿を描いていくストーリーで、その過酷な仕事ぶりを描きながら、一方で大切な人が突然この世を去ったことを消化しきれない、遺された人々の様々な想いに真摯に寄り添いながら、納棺師たち自身もまた周囲に刺激を受けて、それぞれが抱える複雑な背景に向き合い、前に進もうとする姿が印象的でした。

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「二課は途切れた人生を繋げる場所ですからね」

納棺会社CFCの特殊復元処理衛生課、通称二課は損傷の激しい遺体の復元や特殊メイクを行う部門。
そこで働く納棺師たちと遺体を描いた作品。

ちゃんと顔を見てお別れできるように。
それが残された人たちにとって、少しでも前を向くきっかけになるように。
そんな祈りを込めて働くひとたち。

生の尊さと死の重さ、それを支える納棺師。
傑作。

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誰もがいずれお世話になるだろう納棺師の方々。つくづく尊いお仕事をしてくださっているんだなと思いました。そしてご遺体は必ずしもキレイなものばかりではないという事、それを修復して故人の最期を整えるお仕事をされている方がいるという事に気付かされました。登場人物それぞれがいろんな過去や葛藤を抱えていて、生きることの大変さと尊さを「死」を見つめることで改めて感じました。とてもとても良かったです。これがデビュー作とは驚きました。今後の作品を読むのが楽しみです。

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凄惨な場面や、グロテスクな描写が多いにも関わらず、何故かどこかに爽やかさも感じるのは、登場人物の人物像にもよるものなのでしょうか?数ある職業の中で、人の死に関する職業を第一希望として選択する人はそう多くはないと思います。登場人物たちはそれぞれに事情を持ち、納棺師になった人たち。その事情が故か、人に対して許容度が高いというか、温かく、優しい目を向けられる人たち。死はだれであれ避けて通ることが出来ないもの。最後はこの人たちのような人に納めてもらいたい。

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眠るように静かに瞑るご遺体もあれば、そうでないものもある。自ら断つ者も他者に断たれる者もおり、この世には引き取り手のない無縁遺体が多くある。事情は決してわからないが、人が生きるとは難しいもの、苦しんだのだろう。特殊復元処置衛生課は最後のお別れの場で心を紡ぐためにあるのだろう。過酷な状況で働ける人は限られている。感情移入をせずに遂行しなければならないが、容易く念いを取り除けるものではない。納棺師の苦悩や葛藤が描かれている。誰しもが自身の過去が蘇る苦しみとともに、悦びも哀しみも癒えることのないまま生きている。

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亡くなった方々の接する納棺師の仕事を通して、生きている人たちの想いを描いた作品。
事故死や自殺などで損傷した遺体を復元し特殊メイクを施す特殊復元処置衛生課の人たち。
みんな背負ったものがあり、この職場で働く理由があり、その人間ドラマに心惹かれました。
このような仕事があることも知ることができて良かった。
内容は重いものではあるけど、人に対する尊厳あふれる描き様が気持ちよかったです。
デビュー作ということで次作もとても楽しみ。

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事件や事故などで損傷が激しいご遺体を
修復する納棺師。

遺族が最期の対面を出来るように。
故人の望む姿で送り出せるように。

それぞれに癒えない傷を抱える登場人物達。
ご遺体を目の前に訪れる葛藤や苦悩。
「なぜ」
「どうして」
それでも真摯に向き合い続ける彼らに胸を打たれた。

納得のできる死などない。

それでもきっと
悲しみとともに生きていける。
悲嘆の中でも生きていける力がある。

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すごくよかったです。文章自体も、ストーリーも、とても好みでした。納棺師のお仕事小説?映画おくりびとみたいな感じかな?と思って読み始めましたが、期待以上にのめり込みました。
そもそもこのような職業があることに驚き、その技術も興味深く、新しい世界を知れます。
登場人物たちもみんな抱えているものがあり人間ドラマも深い。でもメッセージ性が強くて押し付けがましいわけでもなく、心にスッと染み込んでくる優しさや静謐さがありました。
これはたくさんの人に読まれてほしいと思います!

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死の意味を、大切な人の不在を感じることの辛さを考えながら読みましたが、ラストはとても清涼感のあるものでした。
物語の登場人物は納棺師という、世の中的には特殊な職業でしたが、人を人として敬い、遺されたものに寄り添う感じは、とて稀有な世界のようで地に足がついているな…、と。
人に優しくありたいと思える作品でした。

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『おくりびと』で注目を集めた納棺師という仕事について、
私は読むなどするのはこの本が初めてだったのだけれど、
主人公たちが向き合うのが要復元度の高い人たちだったこともあり、
思っていた以上にタフな仕事だなぁというのが第一印象。

ただ、見送るというのが残された人にとって持つ意味を考えると、
もっと大事にされなければならない仕事だと思いました。

町田そのこさんの『夜明けのはざま』を読んだ時にも思いましたが、
「死=穢れ」という意識が根強く根深くあるけれど、
老いも若きも生きてる以上は誰も死からは逃れられないのだから、
それにまつわる仕事はエッセンシャルワークで、
当事者にならない限り知らんふりをして過ごすのではなく、
尊重されるべき仕事だと認識が広がるといい、
そんなことを思いながら読みましたがひとつだけ。

職場で凍死を選んだ方に対する親御さんの反応。
子どもの意志を尊重するのはいいですが、
職場が負わなくてはいけなくなってしまった重荷について、
何も配慮がなさそうに見えたのが怖かったです。
(主人公たちとは関係ない話だから書かなかっただけかもしれませんが)

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納棺会社が舞台。損傷した遺体の復元が専門の「二課」が新入社員を迎える。葬儀会社に無茶振りされたり、社員同士の意見がぶつかったり、遺族の要望に懸命に答えたりする納棺師達それぞれの生活と日常を描く。遺体の描写が無惨なほど詳細だが、それが納棺師達のテクニックで生前のように復元される様が凄い。知られざる職業と従事する等身大の人々を描く。

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葬儀にまつわる仕事・納棺士 その中でも損傷の激しい遺体を扱う特殊復元処置衛生課のメンバーたちの話。
新人・東雲が各メンバーと関わることで、それぞれの仕事に対する考え、構え、それぞれの過去が描かれていく。
小説現代長編新人賞受賞作、これがデビューとは思えないほど巧み
それぞれのエピソードや人物描写も巧く、それぞれの損傷具合などかなりハードだが、可哀想とか単純な感情論にもっていかず、淡々と事象を描きつつ、徐々にその裏側が見えてくる構成もお見事。
次はどんなテーマで作品を紡がれるのか、楽しみです

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納棺師というと、映画「おくりびと」ではじめて知った職業でした。

葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」その中でも特に損傷の激しいご遺体を担当する二課。
物語はこの二課で働く5人の仕事と心情に迫ったものです。

「だってみんな、最期があんな姿になるなんて思ってないでしょ?」
楽観的な人じゃなくても、ほとんどの人が畳の上で亡くなることができる、心配なのはそこに至るまでの過程、と思っています。でも「今日見たご遺体は明日の自分かもしれない」

自分の考えの甘さに頭を叩かれたようです。

人が亡くなり、遺族がいれば、なぜ命を落とさなければいけなかったのかいつまでも考えることになります。そんな最期のお別れのために働く納棺師。彼らのドラマも含めて考えさせらました。

薄明ー天文薄明、航海薄明、ブルーアワー。題名もいいですね。
この作品がデビュー作とは驚きでした。他の作品も読んでみたいです。

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葬祭業の株式会社C・F・C(コフィン・フラワー・クリーン)に入社した新卒の東雲朝陽。彼は二課【特殊復元処置衛生課】の研修を受け配属が決まる。先輩の八宵、朝未、有明、入相とそれぞれ過去があった。亡くなった人を生前のおもかげへと復元する。それがとんでもない姿だったとしても。先輩の過去を知り、納棺師という故人に向き合う仕事を通して東雲は明日を見る。朝宮夕さんは何者か?選考委員瞠目に納得の新人作家さん!!佐々涼子さんの『エンジェルフライト』、笹原留以子さん『おもかげ復元師』、映画『おくりびと』を思い出す。

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納棺師という仕事に就くという主人公の研修を通して見えてくる世界。
通常の死ではない特殊な場にも対応する課での現場での皆の心構えや向き合い方がいろいろ考えさせられました。自分を内省する意味でも刺激となる本でした。

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映画「おくりびと」をイメージして読み始めた納棺師の物語でしたが、これが現実だということを思い知らされました。不慮の事故や自死などを取り扱う納棺師の生きざまを登場人物それぞれの視点で各章で語れら、一気読みしました。各章のタイトルと登場人物の名前がリンクしているのもよかったです。アフターブルーの意味が心に沁みました。ぜひ、生花部や特課を取り上げた続編を期待したいです。

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納棺師という仕事はあまり詳しくは知らなかったけれど、確かにいろいろな亡くなり方をする人が多い昨今、
こういうお仕事をする方がご遺族の気持ちを少しでも軽くするんだろうなと思いました。
うちの父親もトラックにはねられ亡くなっていますが、私がどうにかこうにか日本に着いた時にはもうお棺の中にきれいに入っていて、
本当に寝ているみたいな感じだったのを覚えています。
この物語では納棺のお仕事をされている方の抱えているものが結構いろいろあって、特に夫を自殺で亡くした奥さんの
最後に出した答えとか、すごくすごく心に残った。
入相さんが奥さんを探すのをやめるのも、心の折り合いをつけるのにすごくいろいろ考えたんだろうなと思いました。
とても心に残る本だった。

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最愛の人との別れ。
理由も分からず、ある日突然訪れた現実。
少しでも前に進むために、生きる希望を見つけるために、納棺師として生きていく…。

自死や事故、事件に巻き込まれる等して
修復が必要な遺体が運ばれてくる「二課」。
見るに耐えない状態であっても、全力を尽くす納棺師の5人。

どんな状態の最後であっても、
その人にはその人の人生があって
遺された人たちがいる。
最後は生前の姿に近い状態でお別れしたい。
そんな現実や気持ちが痛いほど伝わってくる作品だった。

自死の話とか遺体の話とか
苦手なときがあるから不安だったけど、
グロさよりも人の気持ちの繊細が際立っていて
気にならなかった🫣
そのかわり、気持ちにぐさぐさささる描写があって、苦しかった…😮‍💨

でも一方で、5人の納棺師たちにもそれぞれ色んな背景があって、
みんなが互いを支えているのはよかったな…。

この作者さんは初めてだなと思っていたら、
これがデビュー作だとか🫣
すごいなぁ…また読みたいな。
続編出るの希望😮‍💨✨

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第19回小説現代長編新人賞受賞作。
すごい作家さんが現れてくれましたね。
葬祭業でもない納棺業。昔シブがき隊のもっくんが納棺師の映画を
撮られているのをチラッと思い出しましたが、そんなきれいな話ではなく
現実に起こっている状態の良くない遺体を特殊復元していただける会社。
遺体を扱う深い内容も取材のたまものなんでしょうね分かりやすくでも悲壮感・恐怖感もなく読み切れました。
死に向き合うことの重要性を感じられた。



#アフターブルー
#NetGalleyJP

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凪良ゆうさんが絶賛されておられたので気になって本📕 その噂にだかわず前知識なしで読んだのですが、生きることの大変さと、身の回りの人が突然亡くなったり、目の前から居なくなったり、家族や知人とのコミュニケーションがうまく図れない葬儀社の事故死などの対応にあたる5人の生き様が胸を打つ。

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死は、生きていれば誰にでも平等に訪れる。おくり出すその瞬間まで人の尊厳を保とうと、納棺師たちが人に忌み嫌われる作業にあたる姿は、淡々としつつも凄絶だ。遺体修復の描写がかなり生々しい。けれど、これがリアルなんだろうな。あるいは、まだまだこんなもんじゃないのかもしれない。ひとりひとりのスタッフにはこの過酷な職業に就いた背景があり、覚悟がある。十分に味わって読んだが、叶うならば続編希望!このチームに再会したい。

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