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海でつばさを手に入れる 表紙

海でつばさを手に入れる

5300万年前に始まったクジラの挑戦

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刊行日 2025/07/08 | 掲載終了日 2025/06/30

ハッシュタグ:#海のつばさを手に入れる #NetGalleyJP


内容紹介

陸を歩いていたクジラの祖先は川の浅瀬でエサを採っていましたが、体を変化させ、ついには外洋で生活できるようになっていきます。

5300万年をかけて、進化し、やがて海の王者となったクジラのドラマチックな物語を絵本に。

陸を歩いていたクジラの祖先は川の浅瀬でエサを採っていましたが、体を変化させ、ついには外洋で生活できるようになっていきます。

5300万年をかけて、進化し、やがて海の王者となったクジラのドラマチックな物語を絵本に。


おすすめコメント

巻末にクジラと古生物の大きさ比べが入っています。ザトウクジラの体重は古生物・パキケタスの1000倍以上。大型犬ほどのパキケタスが海をめざし、体の形を変えていったその悠久の進化が一冊に。

クジラの進化はワンダー !

巻末にクジラと古生物の大きさ比べが入っています。ザトウクジラの体重は古生物・パキケタスの1000倍以上。大型犬ほどのパキケタスが海をめざし、体の形を変えていったその悠久の進化が一冊に。

クジラの進化はワンダー !


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652206881
本体価格 ¥1,900 (JPY)
ページ数 31

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NetGalley会員レビュー

私も哺乳類っていうのはおっぱいを飲むのだから陸で生活するのが当たり前と思っていた。
それが、鯨やイルカのようにどうして、どういう経緯で進化を遂げたのかを気にすることもなかった。

パキケタスをはじめとして枝分かれをしながら海の王者に君臨する。
海の王者は魚だと思うけれど、哺乳類なんだしかも海には戻ってきた一度陸にいたものが。
と、臨場感あふれる絵で経緯歴史が語られ、海の翼という進化の名残を発展させるきれいな本のタイトルも素敵ですね。

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なんてすてきなタイトルなんだろう。
クジラの本とは知らずに、このすてきなタイトルだけで絵本を手に取る人も多いに違いない。
でも、そうやってこの本に出会った人たちは、とても幸運だ。
どれだけの時間を掛けて、どうやってクジラが陸からやってきたのか。
絵本の中にギュッと収まって、わかりやすく説明してくれている。
ページごとに記されている年表もとてもわかりやすい。
その年表を絵本本文と照らし合わせることによって、クジラの長い旅の過程を理解することができる。

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海でつばさを手に入れる
なんという魅力的なタイトルなのだろう。

元々は陸地で生活していたのが、海の中の魚たちをエサとすることで
少しずつ、気の遠くなるような時間をかけてクジラは海の中で生活する動物となった。

ページをめくるたびに、進化していくさまは不思議であり、またその1ページのうちに
進む年数の大きさにワクワクしてしまう。
体の変化がまたわかりやすく、絵が美しい。
海に泳ぐ大きな体に、小さな後ろ足のある姿がとても印象的だ。

鳥のように海のなかを飛ぶ。つばさを持って。
骨格標本でよいのでまた大きなクジラに触れに科学館に行きたくなった。
いや、本当はこの絵本のように、クジラが悠々と泳ぐ姿を海の下から見てみたいけれど。

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クジラの進化を時系列で解説した科学絵本。

見開きで描かれた絵がダイナミックで美しく、またきちんとしていて図鑑的な分かりやすさもあります。
文章は漢字をほどよく使ってルビがついているので、中学生にも良さそうです。

各ページの下の部分に進化のどのあたりなのかを示してあり、「進化」がどれほど長い時間を要するのかをあらためて認識しました。

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5300万年というとてつもない時間をかけて進化したクジラ。体の大きさに見合うエサの摂り方で、クジラの口の中が変化していったあたり、進化とはなんと合理的なものだろうと感じる。
パキケタスがエサ場を海に求めたことで、陸での争いに巻き込まれることもなくなり、特化した種となり得た。不思議がいっぱい。その不思議は進化そのもの。
左右ページの下部分の時代の進み方がとても参考になりました。
実はクジラの町の近くで育ったので、クジラの博物館に子どもの頃、何度も行ったことがあり、クジラは自分の中で親しみのある動物。
読めてよかったです。

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海の中を悠々とおよぐクジラが哺乳類だということは知識として知ってはいたけど、なぜ、陸へあがって生活していたのに海へ戻っていくという選択をしたのか、まではあまり深く考えずに“そういうもの”だと思い込んでいました。
大型犬ほどの大きさだったパキケタスが気の遠くなるほどの膨大な年月をかけて、地球上で最も大きな動物のシロナガスクジラになるまでの進化を今回の作品でじっくりみることが出来てとても興味深かったです。
科学絵本でありながら、詩を味わうようなタイトルも素敵です。

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