1ねん1くみの女王さま ゴーゴー!がくげい会
いとうみく・作 モカ子・絵
ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2025/07/18 | 掲載終了日 2025/07/31
ハッシュタグ:#1ねん1くみの女王さまゴーゴーがくげい会 #NetGalleyJP
内容紹介
━━ 自由ほんぽうなお友だち! いっしょにいると楽しい! ━━
いとうみく作「1ねん1くみの女王さま」シリーズ待望の第5巻!
つむぎは小学1年生。
学校の同じクラスには、わがままで、じゆうきままな、女王さまみたいな、ひめかちゃんがいる。
がくげい会で、クラスのみんなでげきをすることになる。
ひめかちゃんは、『しらゆきひめ』きらい!っていいだすし、つぎからつぎに、そうどうが! プッと笑えてやさしくなれる、友だちとの物語。
【著者プロフィール】
作:いとうみく
神奈川県生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞、『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞、『きみひろくん』(くもん出版)で第31回ひろすけ童話賞、『真実の口』(講談社)で第65回日本児童文学者協会賞を受賞。主な作品に「おねえちゃんって」シリーズ(岩崎書店)、『さかのうえの ねこ』(あかね書房)など多数。「季節風」同人。
絵:モカ子
広島県生まれ。京都精華大学美術学部卒。絵本ワークショップあとさき塾14期生。主な作品に『しょくパンにんじゃ』(PHP研究所)、『ライタのたてがみ』(ひさかたチャイルド)、「おばけのモジくん」シリーズ、「ルンバさん」シリーズ、『うめぼしくんのおうち』(以上、ひかりのくに)、『ロールパンバス』(教育画劇)などがある。
販促プラン
お読みいただけましたら、NetGalleyへご感想をご投稿いただけましたら幸いです。いただいたご感想の中から、販促物への掲載をさせていただく場合がございます。
お読みいただけましたら、NetGalleyへご感想をご投稿いただけましたら幸いです。いただいたご感想の中から、販促物への掲載をさせていただく場合がございます。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784052061226 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
ページ数 | 96 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー

先生のいなし方がすごくうまいなぁと大人目線で読んでしまいました。
否定をしないで子どもが納得できるように物事を運ぶって結構大変な事だと実感を込めて思っています。
この作品は第五弾との事なので、これまでの作品も読んでみたいなと思いました。
ひめか、1年生の時はそれでうまく行っても学年が上がるにつれて複雑になっていくのだ、君も精神的に大人になるんだぞ!と思わずにはいられないけど子どもたちの発想がとても面白い内容でした。

初めての「学芸会」の準備を始める1年1組。ひめかちゃんが意外な一面を見せたり、学芸会にいどむ1年1組のみんなの様子も楽しい、お得感ある第5巻。
でもやっぱりひめかちゃんはひめかちゃんだったなぁ。
------------------------
このシリーズも順調に第5巻。
自他共に認める「1年1組の女王さま」ひめかちゃんは相変わらず健在。ただ今回は「学芸会編」。クラス全体で出し物をするのだから、ひめかちゃんやつむぎだけでなく、クラスのみんなが出てくる。初めての学芸会に向けて、一人一人がいい味をだしている群像劇編。ただ、まだ集団としてやっていくことに慣れていない1年生達。そんなみんなを、先生がいい方向に向けてくれる。
今回のひめかちゃんは、相変わらずの面もあるけれど、杖を借りておばあちゃんのように歩く練習をしたりなど、真面目に取り組む姿がよく出ていて、感心感心。
でも、またみんなを巻き込んでの騒ぎになりそうなその時の先生の「台本を書き直しましょう」という提案がよかった。それに真っ先に賛成したひめかちゃんも。だからみんなも賛成してくれた。さすがは女王さまのひめかちゃん、良い方向に向かう時は本当に頼もしい。
そして本番。一生懸命に頑張ろうとしている1年1組のみんなが微笑ましい。でも、ひめかちゃんが出てくると、周りを差し置いて自分の一人舞台にしてしまうのはもう、仕方がないことか。それでも、物語の進行に合わせて他の子達もよくやってる。えらいえらい。そして、みんなで作った台本の〝オチ〟にほっこり。
そして、ラストでひめかちゃんはやっぱりひめかちゃんだと、妙な安心をしてしまった。
ひめかちゃんがいくら「女王さま」でも、それは1年1組があるからこそ。それを実感でき、またクラスメートの様子も楽しめた、ちょっと贅沢な第5巻だった。

『1ねん1くみの女王さま』シリーズの第5巻!ここでもやっぱり女王さまの「ひめかちゃん」はやってくれました!小学校の学芸会で行う劇。1年1組は「白雪姫」をやることになったんだけど、じゃんけんで主人公の「白雪姫」役ができなかったひめかちゃんは不満爆発。でも先生に「もう一人の主人公」って言われた悪い魔法使いのおばあさん役にひめかちゃんは張り切って手をあげました。だって「主人公」って言葉が入っていたから。でも、ひめかちゃんはやっぱり「ひめかちゃん」なんです。普通、役になるときは自分のキャラクターをある意味捨てて、その役になりきるよう努力するもんなんだけど、ひめかちゃんは、役を自分に近づけるタイプ。つまり、ひめかちゃんの役は「悪い」でもなく「魔法使い」でもなく「おばあさん」でもないんです。さてさて、この劇、どうなっちゃんでしょう。舞台裏の子どもたちの不安そうな表情や大勢のお客さんを前にかちかちに緊張した姿にこちらも「頑張って〜!」と応援したくなり、そんな中、一人だけキラキラオーラを放つひめかちゃんに「おー!」という声が’でそうになりました。お客さんは楽しんでくれたでしょうか?モカ子さんが描く生き生きとした子どもたちの姿といとうみくさんが書くテンポのよい文がぴったりとあったとっても楽しい作品でした!