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零戦搭乗員と私の「戦後80年」 表紙

零戦搭乗員と私の「戦後80年」

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刊行日 2025/07/14 | 掲載終了日 2025/07/24

ハッシュタグ:#零戦搭乗員と私の戦後80年 #NetGalleyJP


内容紹介


元搭乗員たちの心をほぐし引き出した、

これまで一度も語られることがなかった貴重な証言

取材過程で向き合った現実

本書は戦中そして戦後の80年も含めた戦争の証言集。
約300人の元零戦搭乗員を取材した著者が、
どのようにして元零戦搭乗員たちを見つけ、つながり、また貴重な証言を引き出してきたのか。
またその取材過程で垣間見えた元隊員たちの苦悩も描く。
                

写真週刊誌「フライデー」の専属カメラマンとして報道の仕事に従事していた当時三十二歳の著者は、茨城県の竜ケ崎飛行場で行われたアメリカの航空博物館が所有する零戦の飛行イベントを取材していた―――。
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〈序章〉より抜粋
「戦後五十年」がテーマの取材だから、私は、艦内帽の何人かに声をかけてみた。もしかすると、かつて零戦に乗っていた人かもしれないと思ったからだ。すると、
「そうなんですよ。懐かしくてね……」と目を細める人もいれば、
「勘弁してください、死にぞこないですから」と、そそくさとその場を離れる人もいた。私は、名前も知らないその老人の「死にぞこないですから」という言葉に静かな衝撃を受けた。
その人が発した「死にぞこない」という言葉は、いつまでも私の心に残った。半世紀を経てもなお、こう言わしめる体験はどれほど過酷だったのだろう。そして、そんな心の傷を抱えながら、この人たちはどのように戦後の五十年を生きてきたのだろうか。考えてみると、それまでに読んできた太平洋戦争関連の書籍は、ほぼ全てが「昭和二十年八月十五日」、つまり終戦の日で終わっていて、戦いに身を投じた人たちの戦後の生き方に重きをおいた本は読んだことがなかった。
                

太平洋戦争中、国のため、家族のため、そして何よりも愛する人のために命懸けで戦った零戦搭乗員たち。しかし、敗戦後は労われることもなく、石つぶてをもって追われた者もいた……。
戦中・戦後の過酷な体験に、傷つき、貝のごとく口を閉ざしていた彼らだったが、戦後50年をきっかけに彼らの元を訪ねるようになった著者が、ときに門前払いに遭いながらも、彼らの心を解きほぐしたからこそ語られた貴重な証言集!


● 目 次 ●
 序章   1995年。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、そして戦後50年
第一章   出逢い。幼稚園の園長を務める歴戦の零戦搭乗員
第二章   零戦搭乗員会へ「何しに来たの? 俺は忙しいんだ」
第三章   新鋭機紫電改を育て上げ、実業界で成功した名パイロット
第四章   戦後、レコード会社で活躍した無敵の飛行隊長
第五章   伝説の零戦隊指揮官が語った戦後日本への失望
第六章   支那事変から終戦までを見届け、戦後は土とともに生きた元特攻隊員
第七章 「ゼロファイターゴッド」と呼ばれた男の矜持
第八章 「空戦が恐ろしくなった」と率直に語ったベテラン搭乗員
第九章   負け戦の経験がない名手にとって戦争とはなんだったのか
第十章   初の著書『零戦の20世紀』。そして「生きた証人」たちそれぞれの戦後

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著者/神立尚紀(こうだち・なおき)
1963年、大阪府生まれ。日本大学藝術学部写真学科卒業。1986年より講談社「FRIDAY」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材に従事する。1997年からフリーランスに。1995年、日本の大空を零戦が飛ぶというイベントの取材をきっかけに、零戦搭乗員約300人、旧軍人や遺族等関係者を合わせると500人以上の貴重な証言を記録している。著書に『太平洋戦争の真実』『戦士たちの遺言』(いずれも講談社ビーシー)『証言 零戦 生存率二割の戦場を生き抜いた男たち』『証言 零戦 大空で戦った最後のサムライたち』『証言 零戦 真珠湾攻撃、激戦地ラバウル、そして特攻の真実』(いずれも講談社+α文庫)、『祖父たちの零戦』(講談社文庫)、『太平洋戦争 運命の瞬間』『太平洋戦争 空白の史実』『零戦隊長 二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯』(いずれも潮書房光人新社)、『特攻の真意 大西瀧治郎はなぜ「特攻」を命じたのか』(文春文庫/光人社NF文庫)などがある。


元搭乗員たちの心をほぐし引き出した、

これまで一度も語られることがなかった貴重な証言

取材過程で向き合った現実

本書は戦中そして戦後の80年も含めた戦争の証言集。
約300人の元零戦搭乗員を取材した著者が、
どのようにして元零戦搭乗員たちを見つけ、つながり、また貴重な証言を引き出してきたのか。
またその取材過程で垣間見えた元隊員たちの苦悩も描く。
                

写真週刊誌「フライデー」の...


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出版情報

ISBN 9784065403877
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 288

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