いやいやパブロ
タリア・シャロシュヴィリ
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刊行日 2025/09/01 | 掲載終了日 2025/08/31
ハッシュタグ:#いやいやパブロ #NetGalleyJP
内容紹介
ママとパブロは、朝ごはんを食べ終わったら何をするかを考えています。ママが「公園に行こう!」と提案しますが、パブロは「いやだ!」と断ります。ブランコも砂場もすべり台も、パブロには「ゆれてばっかり」「砂だらけ」「すべりすぎ」と不満がいっぱい。「じゃあ、海に行こう」とママが聞いても、水は「ぬれてばっかり」だし「魚が足をつんつんするんだもん」とまたも「いや!」の返事。さらに映画をみようと提案しても、「ずっとすわってばっかり」「今日はおしりがむずむずする」と拒否してしまいます。
「いやいや」に取りつかれているパブロ。そこに友だちのミラが登場し、しょんぼりするパブロをやさしく抱きしめてくれます。ミラのやさしさのおかげで、パブロはすべり台を楽しみ、みんなに笑顔が広がります。最後には「こんどはみんなでおよぎに行こう!」とすっかり元気を取り戻しました。
おすすめコメント
誰もが経験する心のもやもやや晴れない気持ちを、著者の持ち味である水彩色鉛筆とアクリル絵の具を使った魅力的な動物キャラクターで描き、読者の共感を引き出しています。擬人化された動物キャラクターが登場することで、自然と受け入れやすくなっていると思います。
誰もが経験する心のもやもやや晴れない気持ちを、著者の持ち味である水彩色鉛筆とアクリル絵の具を使った魅力的な動物キャラクターで描き、読者の共感を引き出しています。擬人化された動物キャラクターが登場することで、自然と受け入れやすくなっていると思います。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784759824537 |
本体価格 | ¥2,200 (JPY) |
ページ数 | 30 |
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NetGalley会員レビュー

程度の差こそあれ、どんな子もいやいや期はあるもの。
発達の一段階としてそれは普通のことなのですが、親にしてみれば扱いにくいことに違いありません。パブロもママに、いちいち口ごたえ。ママの言うことは全部「いや」で返します。理由はなんだかんだあって、自己主張を引っ込めません。
そんなパブロですが、友だちのミラの提案なら案外すんなりと遊びに入っていけたのです。
いっしょにやろうと寄り添ってくれる気持ちが理解できたのでしょう。
そして、自分から次の遊びを口にするまでの積極性を見せてくれました。
パブロの気持ちの切り替えが鮮やかに描かれ、読み手の気持ちまでリフレッシュさせてくれました。

こどもの先入観っていうのはとても繊細であるけれど本質を見抜いているのもある。
嫌ということで警戒しているのだものね。
だけれど、いつまでたっても同じところに居ていても前へは進めない。
誰かのきっかけや思い方で救われて、リスクの文を楽しみに替えていけるのだったら、
世の中は楽しくなるし、きっかけを与えてくれた人にもずっと感謝できるのでいいな。

イヤイヤ期絵本は国を超えてありのか…と読み始めましたが、主人公の年齢はもう少し上。
「気持ち」のお話でした。ジャンルとしてはカラーモンスターに近いのかな。
易しい気持ちを思い出させてくれる絵本です。
表紙と比べ、中の色見は大人っぽいです。

今日のパプロは「いやいや」。公園に誘っても海に誘っても「いや」。そんな時は「いやいや」を追い出して、元気を分け合って、楽しく遊ぼう!
子どもには、みんなそんな力が宿ってるのだからね。
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水彩色鉛筆の淡い色の上に、アクリル絵の具で塗り重ねられたぬいぐるみのようなパプロ。そのふわっとした質感と、あどけない表情に思わず見とれてしまった。
独特の色合い、そして、シンプルだけどあたたかい言葉で綴られていくこの物語。
「何もしたくない。」 そう、今日は〝いやいやパプロ〟の日。公園のブランコも、すべり台も、海もみんな「いや」。
でも、友だちのミラには、とっておきの得意技がある。それは「いやいや追い出し」!
ママとミラと、友だちと一緒に、パプロもすべり台。飛ぶように――気持ちよく、すべっていく。
そう、子どもたちは、元気を分けっこするのが本当に上手。
だからもし、「いやいやパプロ」の仲間を見かけたら、そっと「いやいや」を追い出して、元気を分け合って、みんなで、みんなで、楽しく、楽しく、遊ぼう。

表紙のパブロにハートを打ち抜かれました!
かわいい絵で、登場人物はみんな魅力的。
ママの関わり方も良いなあと思うし、ミラもいい子。
いやいやしたい気分の時はあるよね。そんなときは「みんなとってもじょうず」な輪の中に入りたいなと思いました。

何をするのも嫌だったりする時期は誰しもあると思います。でもずっと嫌なのも嫌。矛盾しているけれど、なかなか気持ちの切り替えができないこともあります。外に出てみたり、お友達と一緒だったり、嫌な気持ちが消えるきっかけになりそうなお話でした。