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みんなで決めた真実 表紙

みんなで決めた真実

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刊行日 2025/08/04 | 掲載終了日 2025/08/06

ハッシュタグ:#みんなで決めた真実 #NetGalleyJP


内容紹介

//ミステリ雑誌《メフィスト》の人気作、待望の書籍化!!!!!! //

裁判中継が国民的娯楽に!?

真実なき時代のモキュメンタル・ミステリ!!

----------------------------
犯人はあなた。
名探偵がそう決めました。

裁判の生中継番組が一大エンターテイメントとなり、「名探偵」が活躍するようになった社会。法学部生の僕はじいちゃんと裁判中継を観ていた。
一瞬でトリックを暴く名探偵。有罪は確定。しかし、じいちゃんは言う。
名探偵の推理は間違っている。
凄腕の探偵だったじいちゃんは法廷でかつての弟子と推理対決をすることに――。

論理(ロジック)の刃は、
空気で決まる“真実(フェイク)”を切り裂くか?

-----
担当編集者より
フェイク・ニュースに騙されたことはありますか――?
ミステリ作家・似鳥鶏が描くのは“おもしろい嘘”が真実より優先されるようになった社会。
裁判の生中継が人気コンテンツとなり、“考察”が一大ムーブメントに。
こんな社会になったら怖いなあ(もうなってるかも?)、と思いながらお読みいただけますと幸いです。

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著者/似鳥  鶏(にたどり・けい)
1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。魅力的なキャラクターやユーモラスな文体で、軽妙な青春小説を上梓する一方、精緻な本格ミステリや、重厚な物語など、幅広い作風を持つ。デビュー作を含む「市立高校」シリーズや、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなど、複数の人気シリーズを執筆している。他にも『叙述トリック短編集』『推理大戦』など多くの著作がある。「戦力外捜査官」シリーズは、武井咲・EXILE TAKAHIRO主演で連続ドラマ化された。『彼女の色に届くまで』は本格ミステリ大賞、第70回日本推理作家協会賞短編部門の最終候補になった。『推理大戦』はぼんタメ文学賞2021下半期(たくみ部門)大賞を受賞。

//ミステリ雑誌《メフィスト》の人気作、待望の書籍化!!!!!! //

裁判中継が国民的娯楽に!?

真実なき時代のモキュメンタル・ミステリ!!

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犯人はあなた。
名探偵がそう決めました。

裁判の生中継番組が一大エンターテイメントとなり、「名探偵」が活躍するようになった社会。法学部生の僕はじいちゃんと裁判中継を観ていた。
一瞬でトリックを暴く名探偵。有罪は確...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。(SNSにてNetGalleyレビューページのリンクをご投稿いただくことは問題ございません。)

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

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出版情報

ISBN 9784065399071
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 304

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

名探偵の活躍がテレビのエンターテイメントとして利用される未来の話。
 ミステリ好きとしては、一度でいいから名探偵による華麗な推理を拝聴してみたい、と思っている。だから、そんな私の願いを聞き入れてくれている作中の世界観に何も考えず没入しそうになった。
 しかし、そこで繰り広げられている推理と基礎の内実を知れば、『なにかにつけてエンターテイメントとして消費することの危険性』に触れることとなった。
 場を盛り上げるために必要なのは、名探偵が披露する且つ『みんなが求めている真実』。だから、たとえ真犯人を逃そうとも、正しい正義による真実は水を差す迷惑なものでしかないのだ。
 では、濡れ衣を着せられた人はどうなるのか。フェイクに歯向かう人はいないのか。
 そんな疑問や批判は作中でも噴出するが、『名探偵の絶対性』や熱狂する世論には敵わない。その虚しさに心折れそうになるも、中盤以降に発生する事件によって形成は変わっていく。

 正義を取り戻すことができるのか。
 大衆という巨大な壁に、穴を穿つことはできるのか。

 名探偵の絶対性、や彼らの存在意義というものをうまく利用した終盤のたたみかけが良かった。
 そうして、先述した『名探偵を拝みたい欲求』に決定的な答えを突きつけられ、私は恥じ入るのだった。
 エンタメに溢れる現代だからこそ、棲み分けの必要性を知るべきなのだ。

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