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書店怪談 表紙

書店怪談

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刊行日 2025/08/04 | 掲載終了日 2025/08/07

ハッシュタグ:#書店怪談 #NetGalleyJP


内容紹介

あなたの行きつけの、あの書店のお話かもしれません…。
// 全国の書店員さんから問い合わせと絶叫の声続々!//
 
も う、書 店 に は 行 け な い 。

‥ … ‥ ‥ …  ‥
「お客さんに言われたんですよ。
盛り塩した方がいいよ。ここ、なんかいるからって」

――作家・岡崎隼人が書店員から聞いた奇妙な話。

新作が書けず焦りを感じていた岡崎は、これを期に書店を舞台にしたホラー小説の執筆を開始。取材のため、全国の書店員から体験談を募集すると、沢山のメールが届いた。
多くは気のせいだと思えるものばかりだったが、とある共通点があることに気づく。
これは単なる偶然か、それとも触れてはならない領域に踏み込んだ証なのか。没入型書店ホラー。

本書を読んだ店員さんの感想
・えっと、これはどこまで実話ですか?フィクションですよね??
  (三省堂書店有楽町店  山口奈美子さん)
・書店員なら誰しも何か体験している。きっとこの書店にも。
  (TSUTAYABOOKSTOREそよら成田ニュータウン  真田恵一さん)
・この本を読まないで、探さないでください。葬りましょう、この本を。
  (喜久屋書店松戸店  松本大さん)
・本の隙間もストッカーの中も、もうそこに何も居ないとは思えない。
  (平和書店アル・プラザ城陽店  奥田真弓さん)
・なるほど、だから書店の怪談話って多かったのか。当店のあの話(実話)もどこかに……。
  (啓文社岡山本店  三島政幸さん)
・「聖域(ほんや)」にいるのは、天使なのか妖なのか?
  (紀伊國屋書店エブリイ津高店  髙見晴子さん)
・各地の書店で起こっている怪異、元来ホラーは苦手ジャンルで避けてきたのにうっかり読み始めてしまった…やっぱり読まなければよかった。なんで勧めたの!
  (書泉グランデ  布川路子さん)


担当編集者より
書店で語られる実際の怪談が多く使用されています。
何を信じるかは読者次第です……。

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著者/岡崎隼人(おかざき・はやと)
1985年生まれ。岡山県在住。『少女は踊る暗い腹の中踊る』で第34回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『だから殺し屋は小説を書けない。』がある。

あなたの行きつけの、あの書店のお話かもしれません…。
// 全国の書店員さんから問い合わせと絶叫の声続々!//
 
も う、書 店 に は 行 け な い 。

‥ … ‥ ‥ …  ‥
「お客さんに言われたんですよ。
盛り塩した方がいいよ。ここ、なんかいるからって」

――作家・岡崎隼人が書店員から聞いた奇妙な話。

新作が書けず焦りを感じていた岡崎は、これを期に書店を舞台にしたホラー小説の執筆を開始。取材...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
 空白ページは削除して公開しております。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
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読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★


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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
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出版情報

ISBN 9784065401569
本体価格 ¥1,750 (JPY)
ページ数 240

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以前、働いていた書店での話です。
閉店後、「何か今日コミック売り場行くと具合悪くなる」というスタッフが何人かおり、(私も頭痛がしました)
霊感の強い子が「〇〇くん、昨日変な場所行った?」「多分、連れてきてるよ。コミックにいる」と言い始め、皆で恐怖に慄きました。ちなみに、〇〇くんは前日に心霊スポットで肝試しをしてました。
いつもなら私のレジ締め作業が終わるまで皆雑談して待っててくれるのに、怖がって先に帰ってしまい、泣きながら1人で締め作業をしました。

書店は楽しい!けど、たまに怖いこともあります!

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次作品に苦悩する 新人作家のネタ集めが事の起こりだった
まさか青木まりこ現象を震撼とさせる エピソードの山積になるとは

クラシックBGMに耳をそばだて、 すれ違いざま エプロンの紐がほどけていないか振り返る
児童書コーナーの壁、時間ですよ、、うしろの客 。 えっ だれ?
揺れる左手、単行本を抜いたその奥。 さっきと違う?気のせい?
それでも トイレ、 行けますか    

いつの間にか、実話として読んでしまっていた
読ませる勢いと次展開への期待が ホラー嫌いを凌駕した
もしかして 取り憑かれていた?
講談社さん 御社に菱川さんっていらっしゃいます?

さあ 書店に行こう

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もう10年以上前に閉店後の鍵締めを担当していた時のことです。勤め先は数階建てのビルになっていて、私は各フロアを階段を降りながら最後の確認をしていました。すると「すみません」と女性の声が聴こえたのでとっさに「はい」と言ってしまったのですが、ここには私しか残っていない、はず。ゾッとして一度電気を付けてそのフロアを見回りましたが当然誰もいないので、怖い気持ちを抱えたまま鍵締めをして帰宅しました。信じてもらえないだろうと誰にも話しておりません。書店員人生17年ほどになるなかで、私が経験した怪談はそれぐらいです。
さて本書、書店員としては読まざるを得ないでしょ~と軽い気持ちで捲り始めた自分の顔が、どんどん強張っていくのを自覚しました。助けて下さい、読んだことを後悔しております…怖すぎるでしょう流石に。住んでいる地名がっつり出てきたのですが、どうしてくれるのですか岡崎先生(笑)。菱川さんご無事ですよね?他の方も、お元気ですよね?というか、実はフィクションですよね(そうだと言ってほしい切実に)!??

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これ怖い。最初は書店の怪談あるある話しと思いきや、共通項が現れて、それが具体化してくる。この過程がゾっとする。構成もよく出来ていて、最後に書店の怪談をこれでもかと羅列するラストはこの作品らしく斬新でした。書店員から聞いた怪談が、だんだん繋がってきた。後を誰かが通る。エプロンのヒモがとける。子供が出る。書店の売り場で首つり自殺した妊婦。謎のエッセイ集。ひーちゃん。昔からあるホラーミステリーかと思いきや最後の最後に怒涛の書店員怪談エピソードを連発不気味すぎる。

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本を並べていたら、後ろから声を掛けられたような気がして、振り向くと誰もいないのに、なぜかエプロンの紐の結び目がほどけているとか。閉店後、一人でレジ閉めをしている時に、誰かが店内を歩いている音がするとか。

 一つの店の状況だけでも怖いのに、複数の店で同じようなことが起きるのは何故なのか? 調べていくうちに段々怖くなってきて。

 フィクションなのかノンフィクションなのか、よくわからないところが、これまた怖いんです。全国の書店員さん、この本を読んじゃダメですよ!

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これがフェイクだと信じたい
でなければ、怖すぎる。

怪談パートはもちろん怖い。
さまざまな怪奇現象が、まるで自分の目の前で起きているように感じられる。
あまりのリアルさに、何度も鳥肌が立ちました。

そして、岡崎さんの視点がまた不気味で…。
本当に大丈夫なの?と、読んでいて何度も思わされました。

読み終えてもなお、消えない不穏な余韻。
これは本当に「終わり」なのか? それとも、まだどこかで――

読み終わったあと、書店に行くのが少し怖くなる。
もしこの書店で、同じような怪奇現象が起きていたら…そう思わずにはいられません。

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本書はタイトルの通り、書店を舞台とする怪談である。当事者だったら、怖かっただろうが、傍から見ているとそれほど怖い感じはしなかった。なにしろ書店が舞台である。これが病院とか、窓を開ければ墓地が広がっているといったような舞台なら、それだけでかなり恐怖を増す効果があるだろう。

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読書好きにとって馴染み深い、好きな場所、行くとワクワクする場所であるはずの書店が一気に恐怖の対象になりそうなホラー小説。
これを書店員さんが読んでその後何事もなく働けるのかな?と思いました。
書店で働きたいと考えたことがありますが、今は働いてなくて良かったと安心しています。
ホラーならではのいや〜な読後感をすごく感じました。

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どうしてくれるのですか?
ストッカーに手をかける度に躊躇ってしまいます。
職場が舞台のホラーなんて読むんじゃ無かった…。
どこ見ても何しても怖いじゃないですか!
最後の最後、怒涛の恐怖の波が押し寄せてきて思わずページを閉じてしまいました…最後まで読みましたが…。私だけ怖いのは嫌なので店のみんなに読ませよう…支店のみんなにも…そうしたら………。

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盛り塩します。お清めスプレーも持ち歩きます。
勘弁してください!!!新刊書店で働いているんです!!
体験談は予想以上に集まった、じゃないんだよ。怖いって。
古本屋巡りも新刊書店巡りも趣味なのですが、怖いのでひと握りの塩とお清めスプレーを持ち歩くことを決意しました。
でも、ありますよね。不思議なこと。
例えば、著者が亡くなられた際に作られる追悼コーナー。地震も起きていないし不安定な面陳でも無い、『差し』になっている本が落ちてきたり。
ホラー作品専用の棚の真上だけ替えたばかりの蛍光灯がチカチカしていたり。
そういう不思議なことって、やっぱりありますよね。
書店員は全員読んでください。怖くないよ、こっちにおいで。

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なんて本を作ったんですか…

こんなにゾクゾクしたのは久々です。
作中にも出てくるように、「僕が死ぬだけの百物語」のような雰囲気で途中までは楽しく読んでいたのですが徐々に寒気が…

心霊スポットとかに行くのは嫌だけど、怪談話を聞くのは抵抗がない。
ホラー小説や漫画も読むし、映画も見る。テレビやYouTubeなどでそういった番組も見るし、放送禁止とか最近話題になったイシナガキクエを探しえいます等のモキュメンタリーも見ます。
だけど、その中でダントツで怖かった。理由はわからない。

霊感があるとは言えないですが、小さい頃から音が聞こえたり明らかに気配がするのに生きている人は誰もいない、くらいの経験はあります。
その中でも一貫して、”急に眠気が襲ってくる”ということがよくありました。眠気というよりシャットダウンしてしまう感覚です。
一種の防衛本能なのかなと考えたのと、やはり年齢を重ねるにつれて頻度が減っていったので(どこかに出向く回数も減りましたから…)、まあ気のせいかと思っていました。
普段読書をする時眠くなることはほとんどないのですが、この本を読んでいる時、特に後半80ページくらいから2度急激な眠気に耐えられなくなりました。

気のせいだと良いのですが……。

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書店、大好きです!
いつも新しい出会いがあり、読みたい本が無限にあり、いつ行っても楽しくて安心できる場所だと思っていました。

『だから殺し屋は小説を書けない』以来、新作が書けずにいた岡崎先生が、全国の書店員さんから体験談を募集することに。
そして届いたのは、ぞっとするような話の数々。
書店員さん、こんな声を聞いたことないですよね? エプロンの紐が勝手にほどけたりしてないですよね?
全国各地から寄せられた体験談なのに、どこか繋がりがあり読んでいてぞくっとしました。

もちろん、フィクションですよね?

これまで書店で怖い思いをしたことはありませんが、この本を読んでしまったら、本と本の隙間が気になってしまいそうです。
読み終えたあと、いつも行く書店の様子が頭に浮かびました。たぶん盛り塩はしていないはず…。

書店は、やはり神聖な場所であり続けてほしいものです。

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リアルとフィクションの境目がわからなくなります。これってフィクションですよね……?あれ……?
おそらく、リアルな体験とフィクションが混ざった作りになっているのかなと思いましたが、どうでしょう?
様々な書店員さんから集めたはずの怪異に何やら繋がりがあり、その繋がりの真相に近づくにつれ、周りにも不可思議なことが起こり始める。じわじわと追い詰められていくようなホラーになっています。
書店で働いていた知人も不可思議な現象に出くわしていたようですが、一喝したら少なくとも知人がいる間は、その現象がおさまっていたそうです。
書店と言えど、不可思議なことはどこにでも起こる。見える世界と見えない世界は紙一重なんだと肝に銘じておきます。

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書店さんにまつわる怪談話を集めたかと思いきや担当編集とのやり取りやご本人登場などフィクション感ゼロすぎて書店バイト時代を少し思い出しました。本当かどうかは一旦置いといて怪しい線引きがホラー好きにはとてもそそられました。ホラーを読んでいるとオチがなくて有耶無耶になって終わるみたいな作品が多いなーなんて思いますが、個人的にはそれでこそホラーであると思うので本作のような作品は一番ホラーらしいと思いました。

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ホラー好きの書店員としたら「そりゃ読まないわけにはいかないっしょー」と張り切って読んで後悔している。
関係なさそうなエピソードも最後はつながってた。やばいやばい。
どうしよっかなー棚卸の日バックレちゃおっかなー

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最初は「そうは言ってもうちの店はまだ10年ちょっとだから怖いことないしー」と結構余裕で読んでいた。
しかし後半に差し掛かるとどんどん広がっていく怪現象が怖くて、明日からの勤務どうしようと震えた。
全国の書店員みんなお仕事、特に夜の作業が怖くなっちゃいますね。広がる恐怖を堪能した。

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これはフィクション。いわゆるモキュメンタリーですよね?そうだと言ってほしい!
集まってきた怪談に共通項が見つかって、詳しく調べ始めて……という話の流れも興味を惹かれてグイグイ読んでしまった。上手い。
しかし何よりもリアルすぎると思ったのは、怖い、おかしい、と思う部分でも目を逸らして気付かないふり見ないふりで先送りしてしまおうとする岡崎さんの行動だった。
いやホント人間そういうとこある。
怖くても知りたいっていう好奇心はあるのに、いざ自分の見える範囲に異変らしきものが見えると怖じ気づいてしまう感じが本当にリアリティあった。
集めた怪談が本筋とは関係なくたくさん掲載されているのも、地味に怖い。
数えたら本当に全部で百あるのかな。
百物語が成立しちゃったら……と考えたら一部は読まなかったことにしようとさっと流してしまった。
完全に術中にハマっている。
ぜひ書店員さんに読んでもらって感想を書いてほしい作品。

それにしてもこんな本出して、出版不況とか本屋閉店とか減少とか聞いているのに大丈夫なのかな?
やっぱり書店怖いし、電子書籍で良い!ってならない?私は今後できるだけ電子書籍にします。

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お久しぶりの岡崎さん・・・!
「少女は踊る暗い腹の中で踊る」、好きでした。

とそれはさておき、私も書店員なんですけど・・・・?!
これはフィクションか、ノンフィクションか。
どっちをとるかは読み手次第?!
なるべく前者でお願いしたい仕上がりですが、ありそうであまり無かった書店に特化した怪談小説、素直に面白かったです。

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まず驚かされたのは、SNS上で書店の怪談話を募集しているという描写だった。
実際に、X(旧Twitter)では講談社文芸第三出版部の公式アカウントが、同様の怪談を募集していた。

本作の主人公・岡崎隼人さんは、トークライブに出演したり、ワークショップを開催したりしているが、現実の岡崎隼人さんもまさに同じような活動をしている。
こうした現実と作品内の活動の一致が、作品全体にドキュメンタリーのようなリアリティを与えている。
さらに、文体は淡々としていて、まるで事実を羅列しているかのよう。
そのため、読み進めるほどに現実と虚構の境界が曖昧になっていく。
気づけば、どこまでが本当で、どこからが創作なのか分からなくなっている。

「もしかすると、あの怪談もこの怪談も、実際に起きたことなのではないか」

そんな疑念が読者の心にじわじわと忍び寄ってくる。
書店に足を踏み入れたとき、ふと『書店怪談』のことを思い出すかもしれない。
例えば、本棚から一冊の本を引き抜いた瞬間、その隙間の暗がりから何かがこちらを覗いているような──そんな小さな恐怖が、読後もしばらくつきまとう。

読み終えても、嘘だったのか真実だったのか分からない。
自分の中で完結せず、曖昧なまま余韻として残る。そしてまた、少し怯えながら書店へと足を運ぶのだ。

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帰りの電車で読んでいたのですが、夜道が怖いのなんの!! 猛ダッシュで家まで帰りました(笑)
しばらく書店に行くのが怖くなりそうです。どうしてくれるんですか!?棚の隙間を正視できません!!
夏といえばホラーが定番ですが、書店が舞台なだけに怖さ倍増。体感温度も10℃ほど下がりそうです……。

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なんか、私の勤める書店が、人手不足でひーひー言って働いているのが幸いなような気がしてきた。
忙しすぎて、身近で起こっている怪異に気づかないだけなのかもしれないから。
でも、本書を読んでしまった今、そっち方向のアンテナが研ぎ澄まされてしまったのなら、、
たんなる読書好きなら、「書店こわーい、行くのやめよ」
で済むでしょうけど、「書店怖い、働くのやめよ」とか無理だし。
だから、これはフィクションなんだと言い聞かせながら読了しました。

せめてエプロン、紐で結ぶものじゃなくて、ボタンで留めるのに変えてくれないかな。。。

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とにかく怖い……。私の勤めている書店でも、誰もいないはずなのに人が通った気配がする、声が聞こえる、勝手に本が落ちるなど私を含め何人かが経験しています。
正直普段このようなジャンルは読まないのですが、つい自分と同じ経験をしている人がいるのではないかと期待して読み始めてしまいました。とても後悔しています……。寝る前に読んでしまったことを後悔しつつ、明日の仕事も頑張りたいと思います。できれば、本の最後にこの物語はフィクションです。と大きく書いて欲しいです。この物語がフィクションであることを心の底から祈っています。

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全国の書店から怪談を集めるという企画から、様々な怪談が集まってくる。実際元になった怪談がありそうだ。それに共通する怪異が出てきて、なかなか怖い。書店は元々神聖な場所だったとか、本が霊の依代になるとか、書店ならではの背景も語られる。編集者がだんだん変になっていくところが特に怖い。書店は大好きな場所だが、なんだか怖い場所にも見えてきて困ったものだ。

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書店員さんから、書店での不思議なオカルト話の
体験談を集めて、百物語を作ろう、という企画に
乗り出した岡崎さん。
主人公=作者さんなので、
この本が実話のルポなのかフィクションなのか
わからないやつ😱

集まる、集まる、書店で起こる怪異🔥

全国の書店員さんから集まった声を辿っていくと
岡崎さんはある共通点に気が付く……😱

本の中に、何か不思議な念が宿っている、
というのはわかる気がする。
私は熱湯消毒まではしないけれども…

真相に近付き、バラバラなピースを
繋ぎ合わせると、悲しい事件が浮かび上がり
切なかった😢

読後も書店にはまだ行けるけれど、
書店で働くのは嫌だ(とくに閉店作業)、
と思ってしまった…。

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リアルなのかフィクションなのか。
読み終わった今でも少々混乱している。
きっと本好きは同じ感覚を味わっているのではなかろうか。
物語は岡崎隼人(本作の著者と同名)が、早く3作目を出さなくてはと焦っているところから始まる。担当編集との話の中で「書店が舞台の怪談……書店員から怪談を募る」という企画が立ち上がる。
各書店に呼びかけたところ早々に反響があり、手応えを感じる主人公。
だが、寄せられた怪談の中に偶然では片付けられないほど似たような体験談があることに気づき、詳しく調べ始めたところから不可解な出来事に巻き込まれてゆく。
怪談ミステリーという感じの一冊。
書店を舞台にした実話怪談を紹介するだけでなく、その過程も描くことで個性を出しているように思う。リアルなのか、フィクションなのか…混乱も含めてドキドキを楽しみたいという方にはおすすめの一冊。

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「霊は極めて激烈なPTSDを抱えているのだ」
彼等は往々にして、自分を、自分たちを襲った悲劇を、正しく理解してほしいと社会に望む。

全国の書店員に本屋で遭遇した怪異について募集し、それを編むというホラードキュメンタリー。
そして同時に発生している共通の怪異にたどり着く。

書店を舞台とした新しいホラー作品。

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期待してなかったけど(申し訳ありません)最高に楽しかったです。
紙の本も買わせていただきます。
よくありがちな、「SNSで募集した怪談話をただ羅列しただけの本」だと思っていたら
とんでもなかった。
遠く離れた書店に同じような怪異が何故・・・・から始まり
各地から届く書店員たちの体験話、怪談話。
「うわ、それ困るわ~」という話も。
先程何気なく読んだ怪談も、後になって考えるとこれは・・・・とか。
私の働く書店でも、お客様から「あの柱の辺、変な感じがします」と言われたことが。
・・・・どうしろと。

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書店✖️ホラー、ホラー好きじゃなくても絶対に気になってしまうこちらの作品。読み始めから惹き込まれました。わくわくぞくぞくしながら読み進めていくと思わぬ点と点がつながったりして、ホラーとしてだけでなくミステリーとしても面白かったです!ずっと読んでいたいくらいでした。

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基本的に怖がりなんです。
でも、書店が大好きなので読んでみました。
…予想以上に怖いんです…。
怖いのに続きが気になって読んで…怖くてゾクゾクしました。
書店が落ち着いた雰囲気なので、霊が集まりやすいのでしょうか?
書店をみかけると、つい立ち寄ってましたが、今後は、日中の賑わった書店にしか行けなくなりそうです…。

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真実なのか虚構なのか、わからないのが兎に角怖い1冊。意外にも書店にはこんなにも怪談が溢れているのですね。本1冊に込められた想いを考えればあながちあり得ない話ではないのかもと思えたり。小規模の書店の方にお勤めの方は読まない方がいいかもしれません。

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面白かった。「書店」を舞台にした怪談集。たしかに「書店」ホラーってないかもしれない。売る場所で怖いことあったなんて嫌だからかな。これもモキュメンタリーなのか。著者が編集と書店怪談を集めようとなり集め出すと、思ったよりも数が集まり、何か共通点が自然に見え、そして集めている編集の様子がおかしくなり…。

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本屋の怖い話がいっぱいのってた!
結構まじで怖かったので全てフィクションであって欲しい。

内容は本屋が聖域とか依代の話とかもう興味をそそられる話が沢山で面白かった。

私は書店員では無いので気軽に読めましたがもし私が書店員だったらと考えると怖い。読むのを後悔するレベルでした。ホントにこんな怪奇な現象が起こってるのでしょうか・・・?

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久々に読んだ事を後悔した作品。
こんなの読んだら締作業や開店作業等ひとりでいる時間が怖くてたまらない。本の中にも何かいるような恐怖を感じる。
特にラスト数ページの君の悪さは別格。
あ〜あ読むんじゃなかった。

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岡崎隼人さん、アンソロジーで読ませていただいたことはあったのですが、1冊として読むのは初めてでした。
普段あまりホラーは読まないのですが、「書店」と付くと本読みとしてはそそられ読み始めました。
若手作家が編集担当に書店のリアルな怪談話を集め、それをドキュメンタリーとして書いてみませんか、と持ち掛けられる。
この作家の名前が岡崎隼人さんで、どこまでがリアルでとこからがフェイクなのか・・・、この構成が面白く、読者はこの不思議な狭ま感にゾワゾワさせられます。
書店員から届く書店の怪談、最初は不思議な体験といったライトなものが続き、書店ならあるかも・・・と読み手は引き込まれていきます。
この怪談話の部分だけ太いフォントが変えられている構成も良かったです。
作家がドキュメンタリーを書くために、怪談話を送ってきた人や店を訪れる。
するとだんだんと闇が深くなり、ゾワゾワしてくる。
連絡が取れなくなった人、見つからない人は・・・
やがて編集担当も連絡が取れなくなり・・・
太いフォントの列挙だけが続く最後も怖かったです。

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書店×怪談

場所と怪談を掛け合わせるのは、今まで確かにあったけれど、それは「廃病院」だったり「学校」だったり「里や村」だったり。

でも、そうか。
確かに「書店」で怪談って今までなかったな。

病院や学校は、自分の身近な場所だけど、ホラーではよくある場所でもあって……。読んだときは「怖い」と思うんだけれど、やはり非現実的な話な気がして、読み終わればそれで終わり。

ただ、この『書店怪談』は、終わらない。
わたしが行っているあの書店も、もしかしたら……? なんていう怪談がたくさん出てくる。
これは、もう読者を怖がらせるためにわざとやっているのだろうけれど、怪異が近すぎる……!

遠くにいた「なにか」が、読み進めるほど近づいてくる。

わたしは書店の怪談や噂を聞いたことがないのですが、もしかしたら本当にあるんですかね……?
書店で働いている人に聞いてみたいような、聞いたら「最後」になるような……。

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書店で起きた怪談って怖くてもあんまり怖くないだろうと思ったので、大きな期待はせずに読んだのですが、思ったより怖かったです。
軽く笑って読める話から、鳥肌が立つようなホラーな話まで、色々と楽しめることができるのもこのほんの魅力でした。
実際の作家の名前を借用して、よりリアルに感じられたようです。
これからは書店に行くと、この本で読んだ怪談が思い出して少し怖くなりそうです。

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ホラー小説も、ホラー映画も大好きでよく読んだり観たりしている為に慣れてしまったのか、あまり怖いと感じないのだが、本作はかなり怖い。感想を書いている今も1人でいるのが怖いくらい。所謂霊感は無いのだが、霊感が強く何度も見ている人と一緒に居て巻き込まれた事がある。『書店』『本』といった生きていくのに不可欠な身近な物が現在我が家には7000冊程あるのだから…。作家の想いや、出版業界人の想い、更に読者の想いが本に…。フィクションらしいが実話だとしても怖いけど驚きはしないかも。読書を辞める事も出来ないのだけどね。

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書店って場所が怖くなってしまう。いやいや、めっちゃ癒される場所なんですが。この物語を読んでしまうと。伝染する恐怖に打ちのめされる。ラストも不気味。これって解決してないじゃないですか。明日自分とこに変なものないか変な匂いしないかとか確認してしまいそう。そしてもしこれからエプロンの紐がほどけたら…。やめてー。

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書店にまつわる怖い話がたくさんあるのかなー
という、それこそ【百物語】のような感じをイメージして読み始めたのだけれど…

書店にまつわる怖い話を取材して集めて、それを本にまとめようとしている作家さんと編集者さん。そして集めているうちに見えてくる不思議な共通点。読みながら編集者さんがどんどん影響されてきていることにゾクゾクしてきました!

途中、寄せられた書店員さん達からの書き込みも不気味でゾットするものが沢山あって、こんな現象がいつも行っている本屋さんにも起こったとしたら…と怖くなりました!確かに本屋さんに行けなくなるかも!
これはフィクション?ノンフィクション??
モキュメンタリーというのでしょうか?
取材をしている感じが、恐怖を進行形で連れてくる感じに引き込まれました!

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いやいやいやいや、怖い怖い怖い怖い。最早これが実話であっても、フィクションであっても怖いです。しばらく本屋さんに行けなくなりそうです、なんて事してくれたんだ?菱川さんが壊れてかけてる段階で、(怖くて)もう読むのやめようかと思いましたが、やめるのも怖いわ〜と読了しました。ラストの追い上げ(太字の投稿部分)いるのか?!怖いじゃないか!
これを読まされた書店員さん、お気の毒でしかない。

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