科学ではなく化学。化ける面白さが魅力の世界へ。とても親しみやすくて読み終えた後にはきっと大好きになっている。昔、１日で食べた量と出した量で体重変化がどうなるか正確に調べた人がいた。結果は軽くなった。それはどうしてだろう。空気の重さはどう量るの。空気1㍑の重さは何㌘だろう。私たちが呼吸をしている空気に含まれるアルゴンってなに。固体や液体と違って気体は見えないから意識することは少ないけど、気化、融解、昇華。凝縮、凝固、凝華、不思議な現象。普段あまり気にしないで生活しているけど、身近なところに化学が溢れている。

本書は、子供に理科特に化学分野に興味を持たせるためには最適だろう。100日というのはテーマが100あり、1日に1テーマずつやればそれだけの日数があればすべて読めるということだ。子供向けなのでそれほど難しいものは見当たらないが、面白そうなものが一杯。本書を読めば、自分でもやってみたいと思うのではないだろうか。ただひとつ気をつけたいのは、火をつかうような場合には子供だけでやってはいけないということだ。例えば、加熱水蒸気でマッチに火をつけるようなときだ。こんな場合は、必ず大人と一緒にやって欲しい。

化学に関する、身のまわりのなぞをイラストを使って解説してくれる本です。
高校まで化学を学習していたため、「こんなこと習ったな」と懐かしい気持ちになりました。
イラストを使いながら説明してくれるため、子どもにも読みやすい本だと思います。

知りたかったことや、知らなかったことを知ることができて、とても楽しかった。
難しい内容もこんなにコンパクトにわかりやすく解説してくれているのはありがたい。
この1冊があれば、こどもの「なんで？」攻撃に上手く答えられるだろうと思う。

毎日ひとつずつ読む子は少ないかな？と思います。
目次が内容のキーワードごとにわかりやすく書かれているので探しやすいですね。
コメントを読んで、興味のあるページを読んでいく読み方をする子が多いかも？
小学生高学年ぐらいから読めそうですね。

見開きページに簡潔にまとめられているのでわかりやすく、それこそ1日1つ読むペースだと勉強感もなく、ぼんやり知っているだけのことなどが整理されていくので、理科に苦手意識がある子だけでなく、子どもの何で？何で？に悩まされている親御さんにもおすすめできそうです。

身近な話題、現象の中にある化学について1日1つのイラスト付きで解説してあり、文字にはふり仮名もついていて読みやすいです。
内容も分かりやすく書かれており、また大人もそうだったよなと気づかされたり、そうなんだと初めて知ったりということもあり、親子一緒に楽しめるお話になっています。また、下に書かれたおかわりマメ知識では、化学に必要な知識が数字や大切なこともおさえられており、じっくり読むと化学がより好きになり、化学の力もつきそうです。

自分が気になる❗️と思い、読ませていただきました。面白い。けれど、小学生にはちょっと難しいかもしれない、と感じました。でも、ちょっと難しいくらいが丁度いい、という作者さんの言葉もあり、購入するか少し迷うところです。理科離れが進んでいるといわれていますが、この様な本がきっかけで理科が好きになる子が増えたらいいなと思います。

ワクワクする話が、１つの現象についてよいボリュームの量でした。カラーイラストがかわいく、また、読みやすい字体だと思いました。やや専門用語の説明が少ないので、それらを習う小学高学年から楽しめる作品だと思います。