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ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか? 表紙

ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?

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刊行日 2025/09/17 | 掲載終了日 2025/09/16


ハッシュタグ:#ルポ失踪逃げた人間はどのような人生を送っているのか #NetGalleyJP


内容紹介

失踪者はいかに生き、何を考えているのか?
失踪の赤裸々な事情を経験者たちが大いに語る!
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失踪——それは現在の人間関係や社会的立場を捨て、新たな環境で別の人間として生き直すことである。一見するとわれわれの日常から縁遠いように思われる失踪だが、現在日本の行方不明者は年間9万人、およそ約1000人に1人にのぼる。
本書はそんな近くて遠い存在である行方不明者や残された人々に取材し、失踪の理由から実行の手順、現在の生活までの一部始終を記した本である。
人生がつらい、逃げたいと思ったことが一度でもある人に捧げる、失踪のリアルを通じて生きづらさと向き合う術を考え直す新しい人生論にして幸福論。
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著者/松本祐貴(まつもと・ゆうき)
1977年、大阪府生まれ。フリー編集者&ライター。雑誌記者、出版社勤務を経て、雑誌、ムックなどに寄稿する。

失踪者はいかに生き、何を考えているのか?
失踪の赤裸々な事情を経験者たちが大いに語る!
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失踪——それは現在の人間関係や社会的立場を捨て、新たな環境で別の人間として生き直すことである。一見するとわれわれの日常から縁遠いように思われる失踪だが、現在日本の行方不明者は年間9万人、およそ約1000人に1人にのぼる。
本書はそんな近...

出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
 空白ページは削除して公開しております。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。
★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は恐れ入りますが
<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★

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★★★

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出版情報

ISBN 9784065406526
本体価格 ¥1,350 (JPY)
ページ数 192

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大変じゃない人生なんてない  
だからって 失踪する人生・・・
~すべての人間関係をリセットし別の人間として生き直す~
逸脱するにもほどがある

AV女優 失踪した父の自死 貧困 反グレ 闇カジノ マリファナ スリ集団・・・
一見しただけで 各人が辿ってきた時間の重さに慄きかけるが
興味本位なんかじゃ済まされない 
私のなかの 教えてほしい願望を加速させる

時おなじく 私事ながら 就寝前に酒井雄哉さんの「一日一生」を読んでいた
大事なく辿り着いた道は一本もなかった

もし生まれ変わって それでも同じ境遇に生まれたとしたら
同じ選択をするだろうか
人生の大勝負は いつどこでしかけるだろうか
同じ今日を生きるだろうか

ここだけの話 第二章の月緒さんに感化されまくりです

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失踪、勇気さえあれば誰にでもできるという。過酷ではあるが。関係性をリセットし別人になる。そしてまた別人に。一度や二度ではない失踪の行く末に幸福はあるのだろうか。6人のエピソードを収録。逃げた側、逃げられた側にも人生がある。母親に言い負けないために多くの本を読んだ。その言葉が心に突き刺さってしまう。十人十色、街中を行き交う人の中にもいるのだろう、失踪中の者。夜に太陽が昇り、朝になると沈む。常識の範囲内で考えようとすると混乱するばかり。踏み外してまた踏み外して、ようやく見えてくるものもあるというが。心が痛い。

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毎年日本の人口の、1200人に一人が失踪しているという。卒業アルバムの中の同窓生の中にも、連絡がつかない人が何人もいるのでは、という作者の問いかけに、背筋が寒くなってしまった。
この本には、さまざまな理由から失踪を経験した人たちのその後の人生が書かれていた。一番感じたことは、皆、案外簡単に失踪しているのだな、ということ。逆にいえば、失踪というのは、考えているよりずっと簡単にできるのだと思った。
積極的な現実逃避の手段として、失踪という選択肢はありのかもしれない。

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失踪とひとくちに言っても形は様々です。自分からいなくなる、まさに失踪といった感じ。いなくなられていた、知らない間に失踪扱いされていたなど6人の人物の失踪に纏わる話が書かれています。
血は繋がっていなかったけれどかわいがってくれていた義父が失踪してしまった女性の話は切ない気持ちになりました。逆に持ち前の正義感で他人を傷つけた男性の話は偽善と呼ぶに相応しい、他人に厳しく自分に甘いを力で正当化している姿に読んでいてとても不愉快になりました。

失踪を考えた事はありませんが、失敗をして仕事先などに行きたくなくなった事は幾度となくあります。今は「次はしないぞ!」と開き直れるんですけど昔はできなかったんですよね。

こんなに管理されている社会でも令和5年で9万人を超す行方不明者がいるという事実にも驚かされました。そりゃ失踪できますわね、できた先でどう生きていくのか私には到底できそうにないなと思っております。

育ってきた環境は自分の人生の指針のひとつになると思っています。
だから違和感があるなら、嫌ならば失踪するのもいいのかもしれません。ただ、自棄にならず自分の為に生きて欲しいなと思いました。失踪する勇気を持てたのだから。

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「失踪」というと特別な感じがするけれど、いわゆる夜逃げというか逃亡というか、行方をくらますこと。
取材対象の言葉が淡々と書かれているが、それぞれの道のりは、なかなか壮絶。
しかし取材を受けることが可能な人だからか、みなタフだなぁという印象を受けた。
ただし、認知症患者が行方不明になるケースについてだけは、本人の意思ではないので、だれもが不幸になってしまうものだと暗い気持ちになった。
いろいろな事例について、筆者なりの考察や背景の取材などがあったら、より内容が深くなったかもしれない。

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失踪する(した)人間がどのような人で、どのような人生を送っているのか。アングラな人間が非常に多いのだという印象になったが、現実は本当にそうなのだろうかと疑問を持つ結果にもなった。なかなか知ることができない事について知れたのは良かった。

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「失踪をしても誰しもが生きることぐらいはできると思います。行っちゃえばどうにかなるんですよ」

自らの意思で住んでいた場所や生活していた社会からいなくなること、失踪。
年間9万人が捜索願を出されているという。日本の人口の約1200人に1人ほど。

かつて失踪したひとはいかにして生活しているかを追ったルポ。
リセットし、別の人間として生き直すオルタナティブな生き方の提案。

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失踪した先で、身分を明かさずに働こうとすると、まっとうな仕事は余りありません。悪徳不動産業者とか、性風俗などが中心ですが、ヒモになる人もいるし、ホストになってがっちり稼いでいた人もいます。でも、そろそろ大丈夫かな?と地元に戻って、見事にボコボコにされてしまった人もいて、とことん別人としてやっていくのはなかなか大変なことのようです。

 そして、ほとんどの人がギャンブルや薬物の依存症を抱えていることが多いということを初めて知りました。ギャンブルであっという間に大金を使ってしまう。薬物やアルコールが原因で善悪の判断がつかなくなってしまう。そういう事が失踪しなければならない事態を招いているのです。そういう事態になることを防ぐためには、子どもの頃の教育である程度は阻止できると思うのですが、親がそういうタイプの人間であった場合、子どもが同じような道を歩んでしまうのを止めることは、ほぼ無理なのだろうなと感じました。

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失踪した経験のある人々の、経緯や体験談が語られている。身近な人が失踪したこともないし、失踪は小説に出てくる(それも劇的に)ような大事である印象だったが、結構簡単に失踪ってできてしまうし、みつからないものなのだなと驚いた。この本に登場する人達は、インタビューに答えられているということは、元気に失踪を乗り越えている、やり手?の失踪経験者のせいか、共通して、真面目に仕事をしていた時期には成果をあげていた。ただ本当に、言葉は悪いがクズだなと思うような人に対して「正義感から」と紹介されており、本文でも「他人に厳しく自分に甘い」などあるものの、書き方がずいぶん優しいなと思った。失踪することへの批判や、失踪者のおこした事件についての取材ではないわけだからそれもわかるのだが、無理矢理良い風に書いているように感じる部分がみられ、少し残念だった。失踪するときのアドバイスが載っていて、今後役立てることはないとは思うが、面白かった。

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最初の1行でびくっとした。私も失踪、自殺を考えたことがあるからだ。
考えたことがある、というと今はそうではないのかと思われるかもしれないが、現在進行系で何か悩んだときにはふとそう思ってしまう。
だからこそ本書を読んで何か良くも悪くも参考になることはあるだろうかとゲラを読んだが、私の場合は一層「消えてしまいたい」という気持ちが強くなった。
本書に出てくるような壮絶な人生ドラマがあるわけではないかもしれないし、精神的な病が命を終わらせようと進んでいるわけでもないかもしれない。
でも、自分の中で確実に「消えてしまいたい」「新しい人生でやり直せるのか」「やり直せないのなら死にたい」という選択肢が明確になる内容だった。
もちろん本書を否定するわけではないし、本書を切っ掛けに……ということもない。どちらかといえば、自分が本当に辛くなったとき、どうしようもなくなったときの逃げ道として確立したことで救われる気持ちになれる1冊という位置づけになった。

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失踪という言葉からはどこか謎めいて抗えない運命、そこには深い悲しみが…。そんなイメージを抱いてしまう。ミステリー小説や映像作品の影響だろう。

しかし本書は違う。失踪するきっかけは様々だが、今居る場所からの逃走を自ら選び、次の場所でどう生き延びてきたかを赤裸々に語っている。人生のサバイバル術を読んでいるようだった。
但し決して進んで足を踏み入れたくはない世界だ。

『失踪の勧め』という提案には違和感を抱きながらも、本当に現状に悩み苦しんでいる人にとっては刺さるのだろうかと考えさせられる。

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目次がもうすごい……。
失踪を選択した人たちの記録を読む。フィクションじゃない。本当にどこかで生きている人たちの記録。

自分がいかに平穏な世界にいるのか、ということを再確認する。
わからない、わからないけれど、わたしももし、この人たちと同じような環境で生まれていたら失踪を選んでいたのだろうか。
選んでいたかもしれない。わからない。
簡単な言葉で言えないことは、きっとこの世界にまだまだある。

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人生いろいろ。失踪もいろいろ。
とはいえ、失踪した側の話は「夜逃げ」型ばかりなので、
ある程度逃げたい理由がわかる。
残された側がよりいたたまれなくなるのは、
失踪理由がわからない失踪や、
この本でも触れられている認知症にる行方不明のように、
逃げたのではなくいなくなったときだと思うので、
そのように失踪した人がどう生きているかのほうが気になる。
そういう人たちは取材に応じてくれなそうですが。

パック旅行で置いて行かれてフランスでスリ集団と暮らすとか、
事実は小説より奇なりを地で行くような話があり、
こんな人生を送っている人たちが失踪したり夜逃げしたりするのね、
…と知る分にはおもしろく読めました。

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まず、日本でもこんなにも失踪する人が多いとは驚きです。アメリカ等は国土も広いし州を跨ぐと行方知れずになることも多いけど国土の狭い日本でこんな感じとは知らなかった。失踪というとちょっとアウトローなイメージからか憧れる人もいるのだろう。しかし現実は困難や不自由の方が多そうですね。若年層は家出から発展するパターンなのかな。家庭環境がしっかりしてれば防げそう。実態を知るには良い本ですね。

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元失踪者にインタビューし、どういう理由で失踪したのか、失踪してからどのように生活してきたのかを記した本。ほぼ借金や暴力などのっぴきならない理由であるが、命あってのものだねというのは確かにそのとおり。失踪しながらも親族に会ったり結婚したりする例もあり。探すならまず失踪届を出すことだそうです。

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逃げたい、消えたい、全てやり直したい、と思うことはある。でも、しがらみ全て捨てることも億劫で動けない。
このルポを読むと、意外と気楽に失踪はできるものなのかと思ってしまった。
言い方が悪いが、人間はしぶとい。どうにかこうにか生きていける。弱くて強い人たちの物語。

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正直言って、「失踪」という言葉から連想するような人々へのインタビューではなかった。けれど実際、失踪「する側」からしてみればそんなものなのかもしれない。のっぴきならない何かから逃げ、それは結局「失踪」となる。考えてみればそうなんだろうと思う。そうじゃない人はきっとインタビューには答えてくれない。

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