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「もう一度歩ける」に挑む 救命救急センター「チーム井口」の覚悟 表紙

「もう一度歩ける」に挑む 救命救急センター「チーム井口」の覚悟

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刊行日 2025/09/30 | 掲載終了日 2025/10/01


ハッシュタグ:#もう一度歩けるに挑む救命救急センターチーム井口の覚悟 #NetGalleyJP


内容紹介

「脊髄損傷早期手術」に挑む熱き医師たちと、患者に取材を重ねた医療ノンフィクション。


脊髄損傷という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

2016年、当時自民党幹事長だった谷垣禎一氏が趣味のサイクリング中に転倒し、頸髄を損傷する大けがを負っています。また、2012年には元琴風の尾車親方が巡業中の体育館で足を滑らせて転倒し、頸髄を損傷して手足に麻痺が残りました。
転倒や、ラグビーやトランポリン、水泳などのスポーツ競技中に脊髄に損傷を負う事故は毎年5000件程度発生し、累計の患者数は国内で10万人とも推計されています。
いったん受傷してしまうと症状を改善することがきわめて難しく、下半身などに麻痺が残った場合、患者本人だけでなく支える家族にも重い負担を強いることになります。

その脊髄損傷に挑み続ける医師が、埼玉医大総合医療センター高度救命救急センターの井口浩一副院長(診療部長)です。

井口医師は東京大学医学部を卒業後、多くの病院で救急医療に取り組んで経験と実績を積み、60歳を超えたいまも「いつ寝ているのか」と言われるほどの熱意で病院に詰め、患者と向き合っています。

群馬大学病院の医療事故をめぐる報道で新聞協会賞を受賞、「大学病院の奈落」(講談社文庫)「命のクルーズ」(講談社)など評価の高い医療ノンフィクションを発表している高梨ゆき子氏が、井口医師とそのチーム、さらに患者、そして家族に丁寧な取材を重ね、「不治のけが」と思われた脊髄損傷からの回復に心血を注ぐ医師たちの奮闘を描き出す、感動のルポです。

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著者/高梨ゆき子(たかなし・ゆきこ)
読売新聞論説委員。1992年、お茶の水女子大学卒業後、読売新聞社入社。山形支局、東京本社社会部、医療部などに勤務。編集委員を経て現職。群馬大学病院の腹腔鏡手術を巡る一連のスクープにより2015年度新聞協会賞受賞。
2017年刊行の『大学病院の奈落』(現・講談社文庫)で日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞受賞。ほかの著書に『命のクルーズ』(講談社)がある。

「脊髄損傷早期手術」に挑む熱き医師たちと、患者に取材を重ねた医療ノンフィクション。


脊髄損傷という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

2016年、当時自民党幹事長だった谷垣禎一氏が趣味のサイクリング中に転倒し、頸髄を損傷する大けがを負っています。また、2012年には元琴風の尾車親方が巡業中の体育館で足を滑らせて転倒し、頸髄を損傷して手足に麻痺が残りました。
転倒や、ラグビーやトランポリン、水泳などのス...


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出版情報

ISBN 9784065412190
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 254

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NetGalley会員レビュー

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「あきらめがわるい」が最強のほめ言葉の人間がいる

「脊髄損傷は治らない 手術は無駄」と言う多数派医師にあがらい 常識を疑い
~1%でも改善の可能性があるなら~
そこまでやるか 凄みあるその医師の貫徹に 鳥肌がたった 
彼の辞書に「ふつう」はない
もし仮にあるとしたら  とてつもない高いレベル
他者の追随を寄せ付けないほどの高みに 彼の「ふつう」があるのだろう

細分化される整形外科、外傷治療の専門教育の現状、
オンザジョブトレーニングという名の行き当たりばったり
現在の医療への警鐘に 医療を受ける立場として愕然とした

車椅子の生活になってから 一念発起し弁護士になった
脊椎を損傷したが 出産し娘の悪びれ口に対抗している
健康な体を取り戻せるとしたら、やっぱりまたラグビーをやりたい
その傍らに 物静かで柔和に佇む 井口がいた

ハズレくじ と思っている誰かを笑え 
もう一度 歩くのだ

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脊髄損傷と聞くと、歩けなくなるという絶望的な状況を想像するが、「もう一度歩ける」ために、すぐに手術をし、リハビリをするという今までにない取り組みができるまでの葛藤や経験を知ることができました。実際に効果が出て、もう一度歩ける喜びを実例を交えて書かれてあり、それに関わる先生方の試行錯誤とタイミングや出会いが胸に染みました。
救命救急センターの整形外科医の先生、麻酔医、看護師の連携もあっての手術、それにより助かる人がいる喜び、またその後の人生、知ることができて良かったです。

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脊髄損傷という「不治」とされてきた状態の患者を緊急手術によって「もう一度歩ける」ようにできるかもしれない。
そんな常識破りの挑戦を続けて来た救命救急センターの整形外科医たちの奮闘を描くドキュメンタリー。
単なる英雄譚ではなく、日本の医療体制の課題や実情も丁寧に取材されており、さまざまなことを考えさせられた。
だれもが、いつ事故に遭うかわからない。そのとき、どの病院に運ばれてどんな医療を受けるのかによって人生が変わってしまう。
今まであまり想像したことがなかったけれど、すべての人が自分事として医療の問題について考えなければと思った。

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突然の事故、脊髄損傷は不治の病なのか。本当に急性期に手術しても改善しない絶望的な怪我なのか。谷垣禎一、琴風、星野富弘。数多の人々が救命救急に運び込まれる。たとえ、スーパードクターがここにいたとしても、仕組みを変えなければ全国の患者のほとんどは助けられない現実。救急医療に整形外科がいない状況を変え専門医師がリレーするチーム作りが必要である。絶対に見捨てない。僅かな改善だとしても、命だけでなく機能も救いたい。活発な意見が安全性の向上につながっていく。医師の信念に敬服する。読んでよかった。意義深い内容であった。

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何となく、興味がありゲラを読ませていただいていた書籍なのですが、お医者さまと患者さまの壮絶な戦いが日夜問わず行われているのだと体感することができました。

小さな風邪や怪我から大きな感染病、不治の病や怪我、それらのプロたちが集結し、少しでも安全に確実に命を繋いでくれている……。読んでいてとても頭が下がる思いでした。
感染病と言えばインフルエンザだけでなく猛威を奮った新型コロナウイルス。その時初めて医療現場が逼迫しているという状況をニュースで見聞きしました。それまで私の中では恥ずかしながら『病院はいつでも私たちを受け入れてくれる、治してくれる。プロだし、仕事なのだから。』と信じきっていました。
新型コロナウイルスの猛威も比較的落ち着いたとは言えど、完全に無くならないものであり今も逼迫している現場があると聞きます。
それだけでなく、救命救急センターには一刻を争う患者さまたちが助けを求めてくる。一つ判断を間違うだけで命に関わるかもしれない、そんな中で最前線に立ち続けてくれる方々に感謝しながら生活をしようと身が引き締まる思いでした。

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