短編小学校neo うちのクラスに天才子役
吉野万理子
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刊行日 2025/09/12 | 掲載終了日 2025/09/23
静山社・ほるぷ出版 | 静山社
ハッシュタグ:#短編小学校neoうちのクラスに天才子役 #NetGalleyJP
内容紹介
★9月12日刊行 リクエストの声を多数いただき9月23日(火・祝)まで掲載延長しました!
「短編小学校」は、ある学校の、あるクラスに通う子どもたちを主人公にした、短編集です。今回は、クラスの「あの子」にまつわるクラスメイトたちのお話が15コ。
さて、今回はーー6年A組の転校生は、ドラマに映画に大活躍の、超人気俳優。「ヤバい、ヤバい、うれしすぎる!」「心臓バクバクいってる!」「友だちになれたりするのかな」「あーあ、そんな有名人がきたら、おれの時代もここまでだな」「どうせ学校行事になんて興味ないんでしょ」などなど、顔にも口にも出せないけれど、心のなかにはいろんな思いがあるようで、どうやら有名人のクラスメイトもラクじゃない?
もしもあなたのクラスに、超有名人が転校してきたら、あなたはどうですか?
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784863899261 |
| 本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
| ページ数 | 176 |
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閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
教育関係者 468529
転校生はテレビドラマで人気の子役「鳩小路力輝」。
クラスのみんなはそれぞれが、彼を迎えるのにワクワクドキドキ。
クラス1人ひとりの視点で、力輝を通して自分を見つめていく。
子どもたちは自分を省みる力がしっかりしていて、頼もしい。
天才子役の存在を認めつつ、仲間として認めていく過程が、子どもそれぞれの
体験に基づいていて、決して一つの出来事だけで誰かを決めつけたりしない
柔軟性があることが、うらやましくさえある。
ラストの力輝自身の章を読み、これからのみんなを応援したい気持ちで本を閉じた。
図書館関係者 1038994
有名人が転校してきたら。
自分の隣の席になったら。
想像するだけで騒ぎ出す気持ちを止められない。
しかし、意外と普通に馴染めていた印象。それは一人一人が多角的視点で相手を見ていたから。
こんなクラスメイトだから、過去の辛さも乗り越えて迷いながらも今後の活動を前向きに検討できるようになったと思う。
教育関係者 645139
《子役スターがクラスの“友だち”になったとき、教室は特別な一年になる》
6年A組に、テレビで人気の天才子役・力輝が転校してきた。彼が卒業まですごすこのクラスの様子を、15編のショートショートで描く群像劇。
学級委員の雄飛、ミーハーな美海、昆虫好きの裕太郎、陸上部の雅……
それぞれの個性が、力輝に向ける態度を映し出す。身構えたり、緊張したり、憧れたり、反発したり。6年生らしいストレートさで関わっていく姿は、微笑ましくも、時に胸がぎゅっと締めつけられる。
やがて力輝は、“特別な存在”ではなく、クラスの一員として輪に溶け込んでいく。友だちから力を借り、自分からも関わっていく。力輝を中心にして広がる友情の輪が、教室の温度を少しずつ変えていく様子が微笑ましい。
最終話の主人公は、力輝本人。映画の舞台挨拶で明かされる、彼の心の内――。
6年A組の友だちをどれほど大切に思っているかが伝わってきて、思わず涙が溢れそうになった。
卒業を間近に控えた6年A組は、みんなにとって「忘れられないクラス」になっていたはず。
読み終えて、教室の明るいざわめきが耳に残る気がした。
メディア/ジャーナリスト 1036613
6年A組のクラスに転校してきた超有名人の天才子役、小路力輝(芸名は鳩小路力輝)くん。クラスメイトの男女合わせて14人の視点から力輝くんのことが語られ、そして最後に力輝くん本人の言葉が語られる。小学校6年生といえば、ちょうど思春期が始まった頃で、誰かに恋心を抱いたり、自分より目立つ相手に嫉妬したり、他人の言動が気になったり、悪いことが許せない正義感に燃えたり、また逆に自分に自信をなくしたり、大人への成長過程で色んな感情が自分の中に湧き上がってくる頃だ。そんな各自多様な感情を、転校生の有名人、力輝くんに向けながら、この物語は進んでいく。有名人でありながらちっとも気取ったところがなく、クラスメイトからだんだん「友人」として好かれていく力輝くん。小学生同士のポンポンとしたリズミカルな会話が読んでいて心地よく、有名人という垣根を超えた子ども同士の友情を嬉しく思った。
レビュアー 1045834
飾らずに近しい人と向き合うことの
すばらしさが物語から伝わってきました!
同い年の役者と同じ教室で過ごす
ドキドキの学校生活を描いた15編。
子どもたちの間に渦巻く
感情の振れ幅に酔いしれましたよ。
勝手に盛り上がる子もいれば、
気にしてないようにふるまう子もいて
ストーリーを彩る個性は十人十色。
そんな中、注目の当人は
飄々とクラスに溶け込んでいきます。
例の少年の「らしい」ところと
「らしくない」ところのギャップが
いっそう魅力を増していましたね。
もう性格の良さは金メダル級。
いきなり見せつける超人ぶり、
かと思えば学校行事にガチの本気。
それは演技?それとも素顔?
意外な過去とはどんなものか?
そして彼の中学受験の行方は?
すべてが明るみになる最終話まで
一気に突っ走っちゃって!
(対象年齢は10歳以上かな?)
教育関係者 897563
吉野さんは最近、こういうたくさんの子が順番に語り手になる物語をよく書かれています。
これはこれで面白いのですが、ちょっと登場人物が多すぎて途中でわからなくなります。
さわやかな終わり方は良いのですが、現実離れしたお話かなあ、という感じでした。
図書館関係者 1600686
小学校が舞台のお話なので、小学生が手にとりやすいかなと感じました。クラスの子どもたちが順番に語る形の短編で構成されているので、長い物語を読み進めるのが苦手な子でも読みやすそうです。
クラスに天才子役の子が転入してきたら…という、ちょっと地方では身近には無さそうな設定でしたが、もしも自分のクラスに来た転入生が…と現実世界と重ねて想像して楽しめるのではないかと思いました。
図書館関係者 609141
前シリーズの5年生6年生は、どれも面白かったので、neoってどんなかな?と期待してました。転入生•力輝をめぐるクラスメイトの様々な思いを垣間見るスタイルで、これはこれで良かったです。力輝が予想外にいい子で、仕事も頑張っているし、子どもらしさも持ってる。周りの子らにも恵まれて、このまま中学に行きな!と心から応援したい。
レビュアー 1049450
章ごとに語り手が変わる多視点構成。
語り手の性格によって文体も変わって、おもしろっかった。
どの登場人物も性格が良くて、とても爽やかな気持ちになった。
一つの章が短いのでテンポよく読めるが、一人一人の感情をもう少し深く知りたいなあ、とも思った。
図書館関係者 704885
クラスにテレビに出まくっている芸能人が転校してきたら、そりゃあめっちゃ大騒ぎになるよね。けれど、ひとりひとりの子の胸の内をのぞいてみたら……?
嬉しいだけではない複雑な心情、なるほどなるほど。クラスでの自分の立ち位置を奪われるのではないかという不安。芸能人はなんでもできるという偏見。自分も芸能人になりたいという憧れ。芸能人は学校行事なんかちゃんとやらないという誤解。そして、当の本人は?
十人十色の心模様。子どもたちの想いや呟きをナチュラルに描いた爽やかな作品でした。