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幽冥パティスリー 煉獄堂1 表紙

幽冥パティスリー 煉獄堂1

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刊行日 2025/09/19 | 掲載終了日 未設定


ハッシュタグ:#煉獄堂 #NetGalleyJP


内容紹介

「どんなケーキをお作りしますか?」韓国で話題のグラフィック・ノベル、待望の邦訳版!

親愛なる故人のために、葬儀用ケーキを作るパティスリー「煉獄堂」。

煉獄堂を訪れるのは皆、愛する者を失った客人たち。

主人のマゴと幽霊助手のミロは、客人らが語る故人との記憶や生前の思い出をインスピレーションに、世界にひとつだけのケーキを焼き上げる。


「推理小説のクレープケーキ」

病院で読み聞かせのボランティアに明け暮れる推理小説家が出会ったのは、三つ目を持つ盲目の女性だった。2人は推理小説で意気投合していき……。


「月見草のカップケーキ」

夜に縛られた吸血鬼の母を持つ娘は、昼間の生活や母と離れていた時間を回想する。異なる時間を過ごしてきた親子が分かち合えた、月見草畑での瞬間とは――。


その他、ケーキを受け取った2人のその後を描いた「エピローグ」や、マゴとミロの愉快な日常を描いた「特別付録」を含む<全6編>を、鮮烈な赤と黒の2色印刷で収録したコミックス第1巻。

物語と絵の両方に優れたミレニアル世代の作家が手がける、あたたかい別れのグラフィック・ノベルをお楽しみください。

翻訳/古川綾子

※左開きの作品です。セリフやコマは、左→右にお読みください。

「どんなケーキをお作りしますか?」韓国で話題のグラフィック・ノベル、待望の邦訳版!

親愛なる故人のために、葬儀用ケーキを作るパティスリー「煉獄堂」。

煉獄堂を訪れるのは皆、愛する者を失った客人たち。

主人のマゴと幽霊助手のミロは、客人らが語る故人との記憶や生前の思い出をインスピレーションに、世界にひとつだけのケーキを焼き上げる。


「推理小説のクレープケーキ」

病院で読み聞かせのボランティアに明け暮れる推理小...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784756259226
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 224

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生きている方、亡くなった方の双方の心に寄り添う物語です。大事な人を見送った側は前に進むため、そして愛を伝えるためにケーキを依頼し、亡くなった側はそんな愛を受けとります。ありきたりな言葉になってしまいますが、大事な人を亡くしても愛や繋がりは消えないことを感じさせる、心温まる物語です。

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死んだ後すぐに天国へ行くのではなく、この世の悪いものを捨てて清らかになってから、あの世へ行く。その間、お腹がすくことがないようにケーキを49日分用意するとは、すてきな考え方だなと思いました。

 未来が見えるという三つ目の女性、太陽の光を浴びることができない母、知らない人からは怪物と思われてしまうかもしれない人たちだけど、苦労を抱えながらも彼女たちは必死に生きてきたんです。だから、絶対に天国に行って欲しいという残された人の気持ちがケーキに託されているのでしょうね。

 そんなことが本当にできるとしたら、わたしもあのパティスリーへオーダーしようと思います。

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愛する者との別れを、こんなにも美しく描けるだろうか。記憶を丁寧に紡ぎ、愛を形に変える魔法の一冊。
ページをめくるたび、甘く、切なく、そして温かい香りが漂ってくるようだ。
また、赤と黒の鮮烈な二色印刷は、作品の世界観を際立たせています。

4 stars
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すごく素敵な物語。
愛しい人を亡くしたあと、残された人が想う気持ちをケーキにのせて。
絵もゴシックで、綺麗で、とても切ない。だけど、悲しいだけじゃなくて、この先、生きていく人たちにも希望があるような、そんな物語。読んでいて、亡くなった大切な人たちのことを思い出しました。

5 stars
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絵と文字と空白とで心に優しく言葉を響かせてくれて、真夜中に涙が止まらなくなりました。
大切な人との別れ。
丁寧に紡がれたその物語があまりにも切なくて、辛くなってしまって。
でも温かで、同じような悲しみや喪失感、無力感を抱える人に寄り添ってくれる感じがする。
何気なく読み始めたら自分に刺さりすぎる作品で、もうなんだか感想を書こうとしてもうまく言葉が出てこない、そんな作品でした。

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日本の漫画をもっと大人向け、アート寄りにしたグラフィックノベル。日本ではあまり見ないタイプの書籍ですが、海外作品が多い。

今回初めて韓国のグラフィックノベルを読みましたが、赤と黒の色使いが印象的でまるでアートブックを眺めているよう。
ちょっぴり不思議で、ちょっぴり切ないストーリート相まって、不思議な世界観にどっぷりと入り込めました。

3 stars
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煉獄堂というのは、葬儀用ケーキを作るパティスリーである。客は親愛なる故人のために煉獄堂に注文をする。煉獄というのはカソリックの概念で天国に行く前に浄化を受けるところだ。本来日数は決まっていないが、この作品は49日らしい。本書は韓国で人気のグラフィックノベルらしい。本書には二つの宗教の影響があると思う。ひとつは煉獄という概念でこれはキリスト教からきている。韓国ではキリスト教の信者が多いということはよく言われる。もうひとつは49日という日数だ。これは仏教の四十九日を思い起こさせる。そして、仏教は旧韓国にあった国である百済から伝来したと日本史で教わったのを思い出す。絵であらわされたページも多いが、セリフだけのパージや、空白のページもある。最初はパソコンの能力が低い成果と思ったが、パソコンを変えても同じ状態なので、このように作られているのだと理解した。このようなつくり方もあるのかと思った次第である。

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光を失っても心に描くことはできる。汚れなき物語はきっと伝わる。露がきらめくとき、言葉は生まれる。物語には終わりがくる。誰の人生にも結末はあるはずなのに、この思いを伝えることはできなかった。三つ目の瞳に映る幻影。予知夢に落ちて、深い眠りを彷徨って、太陽を恐れて、記憶は淀む煉󠄁獄へ。二話のレシピにウルっとくる。決して叶わない願いの傍らには望みがあるという。枯れたはずの蕾がほころび、苺色に染まる身体は純白に還る。葬儀のケーキは故人と残された者をつなぐ。生はなぜこんなに儚く、死はなぜこんなにも閉ざすのだろうか。

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甘くふわりとした文と、絵の繊細さで本当にケーキを食べているような気分になりました。
大切な誰かを亡くした時、魂がその最期の旅を終えるまでの事を考える。血が繋がっていなくても、過ごした時間が人と違っても誰かを大切に思う気持ちは変わらないのだと思わせてくれる作品でした。

5 stars
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Honestly, this graphic novel is worth reading for Miro, our ghostly sidekick, alone: a true icon.

Here, we follow Margo and Miro, proprietors of a bakery which specialises in making personalised cakes for departed souls, to help nourish them on their journey across purgatory into the afterlife. We meet two of their clients, and the bulk of the book is following their stories, as they talk about the recently-departed loved one that they are ordering the cake for. As you might expect from the title, this graphic novel is set in the realm of magical realism, with ghosts, vampires, and giant talking ravens all featuring as key characters,

The art is primarily in black and white, with red for accents, which really adds to the spooky (but not scary!) atmosphere. However, I will say that, perhaps unsurprisingly, this book can be quite heavy with grief at times, so just be aware of that going in.

Thank you to Netgalley and the publisher for the (Japanese-language) eARC!

4 stars
4 stars
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