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クリオネのしっぽ 表紙

クリオネのしっぽ

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刊行日 2025/10/15 | 掲載終了日 2025/10/14


ハッシュタグ:#クリオネのしっぽ #NetGalleyJP


内容紹介

\第30回坪田譲治文学賞受賞作、待望の文庫化!/
『No.6』『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛の青春小説。

中2の6月、美羽は、学校というところは友だちをつくったり、楽しく過ごすための場所ではなく、「公共塾」だと考えることにした――。

いじめの首謀者である水泳部の先輩に逆らい、暴力を振るったことで浮いた存在になってしまった美羽は、転校してきたオールドファッションなヤンキー娘・幸栄に対し、「かかわりたくない」と強く意識しながらも、まるで空気を読まずにからんでくる幸栄との接点が、どんどん増えていく自分に気がつく。

夫から「お姫様扱い」されながらも、浮気され、家を出て行かれた母親が徐々に自立していく過程や、病弱な弟の世話に明け暮れるクラスメート・唯のむき出しの本心に触れながら、美羽自身も自分だけの世界にとどまらず、世界と自分とのつながりに目を向けはじめ、そここそが輝いていることに気がついていく。
かつて中学生だった大人に捧ぐ、リアルな青春小説。

2024年末に亡くなった児童文学作家・長崎夏海さん代表作の文庫化です。

<あさのあつこ氏より推薦文>

「ここには、少女たちの生身がある。
彼女たちは脆くも美しくも繊細でもない。
それぞれの現実を確かに生き抜いている。それだけだ。
それだけなのに、美羽の唯の幸栄の存在が
荒々しく迫ってくる。想いがゆっくりと染みてくる。
こんなにも静かで激しい物語に初めて触れた。」

文庫版解説は、ひこ・田中氏(児童文学作家)。
※NetGalley公開のデータには解説文は含まれておりません。

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著者/長崎夏海(ながさき・なつみ)
1961年、東京都生まれ。都立城北高校卒業。2000年、『トゥインクル』で第40回日本児童文学者協会賞受賞。著書に、『バナナパイ、すき?』(講談社)、『あらしのよるのばんごはん』(ポプラ社)、『いちばん星、みっけ!―ミナモとキースケのたからさがし 』(ポプラ社)、 『ライム』(雲母書房)、『長崎夏海の直球勝負』(プラス通信社)など多数。

\第30回坪田譲治文学賞受賞作、待望の文庫化!/
『No.6』『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛の青春小説。

中2の6月、美羽は、学校というところは友だちをつくったり、楽しく過ごすための場所ではなく、「公共塾」だと考えることにした――。

いじめの首謀者である水泳部の先輩に逆らい、暴力を振るったことで浮いた存在になってしまった美羽は、転校してきたオールドファッションなヤンキー娘・幸栄に対し、「かかわりた...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
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読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。

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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

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出版情報

ISBN 9784065414217
本体価格 ¥700 (JPY)
ページ数 164

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いろいろある
いろいろのいは 言わないだけで
いろいろのろは 論外なんですけど知ったか目線
いろいろのいは 意味はある
いろいろのろは ドレミファソラシ… あれ ろってなかったけ?
まあ いろいろあるよね
理由もなしに大きな声を発したり 人に向かっていったりしない。
胸がきゅうっと痛くなる。これは傷ではない。成長痛だ。

「わからない」の場面がいい
~全然わからないっていうところが好きなのだ~
それは
~何を言い出すのか、あたしは緊張しながら話を聞いた~
まさに彼等彼女らの世代に通じる

ガチンコで生きてる。 それだけだ。

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気持ちのいい作品だなと思いました。
登場人物は、不器用なひとばかり。でもみんな、自分に正直に生きようとしています。そこに救いがあり、そこに物語が生まれます。友達関係のトラブルから、一度は心を閉ざした美羽が、唯の優しさに触れて自分を取り戻していきます。そこに現れた「ヤンキー」のサッチ。今度は美羽が、サッチのかたくなな心を溶かしていきます。みんなほんとは優しいんだよーそんな気持ちになれるステキな作品でした。

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中学生時代の友人関係を思い出した。友達だと思っていたのに裏切られたり、尖っているクラスメイトには近づかないようにしていたり、今も昔も変わらない。
ただそれぞれ理由がある。この2人もやってしまったことだけを見て避けられているけど本当の理由は…。そこを分かってあげられる大人になりたい。
豪快でガサツっぽいけど実は優しさがある転校生にも意外と共感できた。
唯ちゃんみたいな子の存在も救われる。弱さをさらけ出したシーンも好き。きれいごとばかりでさ生きていけない。

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読む手が止まらず久しぶりに夜更かしをして読了しました。
 少女たちの気持ちの動きがとても胸に迫ってきて、美羽もサッチもハグしたくなるほど愛おしい存在に感じました。年齢的には美羽の母親のほうに年齢が近いので、大好きな人に去られて区切りをつけなければならない心の痛みにも共感しつつ、大人たちがしっかりしていないせいでヤングケアラーにならなければならない少女たちを思うと、大人のひとりとしては申しわけない気持ちにもなり……。
 クリオネが食事をする映像を見たら、あの子たちおどろくだろうなぁ。

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5 stars

大丈夫
大丈夫
少女たちは、大丈夫じゃないのに大丈夫と繰り返す。
関わりたくないからと心を閉じ、自分の本当の気持ちを言えなかったり、攻撃的になったり。
少女たちは大人に振り回されるのに、どうにか生きていこうとしている。

いったい、友達の定義とは何なのだろうか。
単に一緒にいることなのだろうか。
彼女たちをみていると、所謂中学生らしさではなく、大人に期待された人間を演じているようで辛くもなる。
一人では生きていけない、狭いコミュニティで生きなければならない、中学時代を思い出した。

彼女たちがもがく姿を通して、かつてあったはずの純粋な気持ちを思い出した。
私はしっぽに何をつけようか。その選んだものがこれからの道標になるのかもしれない。

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美羽、唯、サッチ。中学生のお話。それぞれが家庭に不安があるタイプの違う三人は、皆強い。けれど、特に印象に残った場面、パパの存在を自ら消していたのに、パパに会いたいとパパにもらったチェニックスを着て走る美羽の気持ちがせつない。この子たちの周りにいる大人たちに、もっと子どものことを見つめて寄り添ってあげてと憤ってしまう。大人たちの事情を子どもはちゃんと考えているのに。特に教師が杓子定規で嫌な人が多かった。中学生目線だと教師はそんなふうに見えているのかもしれないなぁと思ったりもしたが、少しでも教師が気付く瞬間も描いてほしかったな。

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《「見えないしっぽ」に弓を飾って、少女たちは前へ》

“あたし”(美羽)やサッチの見る世界。
それは、カミソリのように鋭い感性を持つ彼女たちにとって、あまりにも辛い現実だったのだろう。
そして、その世界をどう受け取るかによって、それぞれの「生き方」が分かれていったのだと思う。

家庭に問題を抱え、支えたい誰か(母や弟)がいること。
周囲から浮いて見られること。
――2人の境遇は驚くほど似ていたのに。

“あたし”は「問題児」と呼ばれるようになっても、それを甘んじて受け入れ、心を閉ざした。
その優しさを、母親に向けて。

サッチは「問題児」と言われることに反発し、高いポニーテールを自分の砦のように掲げた。
怒りを外に向けながらも、誰かに受け入れられることを願い続けていた。

だからサッチは、“あたし”にぶつかっていったのだろう。
人との距離を避けてきた“あたし”が、最も苦手とする方法で。

すれ違い、反発し、ときどき歩み寄る。
その繰り返しのなかで、2人は少しずつ互いの心を知っていく。
その感情の揺れを見つめていると、まるでガラスの欠片が光を反射するように、痛々しくも美しかった。

そして――2人を結びつけたのが、クリオネ。
「昔は人にもクリオネにも、しっぽがあった」という話。
クリオネは欲がないから、しっぽを失っても気にしない。
でも人は、足りないことに苛立ってしまう。
そんな思いを共有することで、2人は少しずつ変わっていく。

美羽は、時間をかけて母が強くなっていたことを知り、
サッチは、過去と向き合い、自分なりの決着をつける。
過去のしがらみをほどき、前へ進もうとする2人。

そして水族館で見たクリオネは、小さくても、しっかりと泳いでいた。
――しっぽがなくても、気にしていない。

きっと2人はもう、「ない」のではなく「見えない」だけだと気づいたのだろう。
希望も、勇気も、優しさも、みんな見えない“しっぽ”として心にある。
それに弓を誇りとして飾り、胸を張って生きていくはず。

美羽の瞳に映った“天使のはしご”の光を、
彼女はきっと忘れないだろう。

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一度でも騒ぎを起こすと危険人物になる。学校で浮いた存在になってしまった美羽。噂が一人歩きして教師も話をまともに聞いてくれない。彼女は心が不安定な母を支えながら生活している。前の学校で暴れて転校してきた幸栄、幼い弟を世話するヤングケアラーの唯。まだ10代の彼女たちが自分で生活をなんとかしながら学校に通う、そんな姿に驚く。生活も家庭環境も異なる3人はなぜか共感し合う。ぶつかり合いながらも支え合い、徐々に心が通い合う。クリオネの見えないしっぽのように大切にしたいもの、それは?どうか、どうか希望を持って生き続けて、と祈りながら読んだ。明日を生きる勇気をもらえる作品でした。

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きっと、学生時代のときすぐそばにあった出来事のように思う。学歴も生活も全然違うそれぞれが、ただ“近いから”という理由で集められることが多い中学時代。差別的な意味はもちろん無いけれど、高校生、大学生となってみて、同じような学歴であればあるほど求める水準だったりが近くて気が合うように感じてしまう。けれども違う価値観だからこその面白さの一つは中学時代にしか味わえないこともある。今から思えばそれが枷にもならずしっかりと、糧になっている。

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なんだかちょっとなつかしい世界観だなと思ったら、10年前の作品の文庫化なんですね。
オールドファッションすぎるヤンキー像は令和にはもう存在しないかもしれないけれど、
親の不安定さに振り回されたり、家族のケアをしなくてはならなかったり、
いろんなことに振り回されて、型通りの正解に振り回されている子はたくさんいるよね、
そんなときに周囲をシャットアウトして自分を守ろうとする子もいるだろうけれど、
つながれる相手が見つかること、支えてくれる人が見つかることを祈る気持ちが伝わってくる気がしました。

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