栄冠と絶望のリンク ロシアの天才スケーター カミラ・ワリエワの宿命
河西大樹 今野朋寿
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刊行日 2025/10/06 | 掲載終了日 2025/10/16
ハッシュタグ:#栄冠と絶望のリンクロシアの天才スケーターカミラワリエワの宿命 #NetGalleyJP
内容紹介
フィギュアスケート女子を席捲したロシアのスケーターが背負った「宿命」とは何なのか。全篇スクープ満載のNHKスペシャルを書籍化!
2021年、リプニツカヤやザギトワらを育て、その指導力に注目された女性コーチ、エテリ・トゥトベリーゼの門下から登場したのが「究極のスケーター」カミラ・ワリエワである。
この年15歳になり、シニアデビューを果たしたワリエワは、トリプルアクセルという超高難度のジャンプに加え、二種類の4回転ジャンプ、天性の柔軟性を生かした表現力溢れる演技で、圧倒的な実力を示した。
コーチのエテリも、「彼女は例外的な存在で、その才能は天から与えられた特別なもの」と話し、北京五輪でワリエワの金メダル獲得は確実視されていた。
異変が起きたのは、北京五輪・大会5日目の2022年2月8日。
ロシア・オリンピック委員会チームはフィギュア競技団体で1位となり、この日メダル授与式が予定されていたが、突如延期が通告された。ロシアチームに、ドーピング陽性の選手がいたためである。
その選手は、カミラ・ワリエワ――。
この瞬間から、ワリエワは世界の頂点から疑惑の渦の中心へと立場を変える。
2023年10月、NHKの取材班はモスクワでエテリ、そしてワリエワの単独インタビューに成功。さらにエテリ率いるスケートクラブの練習に密着し、その強さの秘密を探った。
2024年1月、スイス・ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所から下された裁定は、「出場停止4年」というあまりに過酷なものだった。ワリエワの次期ミラノ五輪出場は絶望的になり、その全盛期は国際試合への出場が認められることなく過ぎ去ろうとしている――。
まるで推理小説のように徐々に明らかになる、ドーピングの内幕。
放送直後から話題沸騰したNHKスペシャルの担当ディレクター、記者がまとめた圧巻のノンフィクション!
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著者/河西大樹(かさい・だいき)
NHK報道局・ディレクター。1989年生まれ、東京都出身。早稲田大学卒業後、2014年NHK入局。医療、経済、社会問題、スポーツなどの分野で番組制作を担当。これまでに制作した主な番組は、NHKスペシャル「“絶望”と呼ばれた少女 ロシア・フィギュア ワリエワの告白」「王者のジャンプ~フィギュアスケート男子~」「景気回復vsインフレ」「パンデミック 激動の世界(3)停滞か変革か 岐路に立つグローバル資本主義」「苦境の世界経済 日本再生の道は」、BSスペシャル「ロシアのアスリートの宿命~女子フィギュア・ワリエワ~」、クローズアップ現代+「コロナ禍マネー最前線・世界の超富裕層はどう運用」「スマホマネー革命」「東証10連休“令和マネー”はどう動く?」「“トランプ発”貿易戦争の衝撃」など。入局以来10年以上にわたりフィギュアスケートを取材し、宇野昌磨選手、坂本花織選手、りくりゅうペアの密着ドキュメンタリーなども多数制作。
著者/今野朋寿(こんの・ともひさ)
NHK札幌放送局・記者。1987年生まれ、札幌市出身。中央大学卒業後、2011年NHK入局。岡山放送局、大阪放送局(スポーツ担当)、スポーツニュース部を経て現所属。スポーツニュース部では主にアマチュア競技を担当し、オリンピックは2021年東京大会、2022年北京大会、2024年パリ大会を現地取材。主な担当番組に、NHKスペシャル「王者のジャンプ~フィギュアスケート男子~」「“絶望”と呼ばれた少女 ロシア・フィギュア ワリエワの告白」、BSスペシャル「シェイリン・ボーンのメッセージ フィギュアスケート 魂の振付師」、スポーツ×ヒューマン「殻をやぶるなら、いま フィギュアスケート 鍵山優真」「まっすぐ、心と向き合って~フィギュアスケート・鍵山優真~」などがある。
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★★★
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出版情報
| ISBN | 9784065412886 |
| 本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
| ページ数 | 230 |
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NetGalley会員レビュー
レビュアー 1469440
たった一つの真実を知りたいと手に取った
羽生結弦選手の最後のオリンピックになるかもしれないと着目していた
フィギュアスケート競技の裏側で起こっていたこと
恵まれた才能は、天から与えられた試練へと変換された
見たことのない景色を得るために挑んだ世界は
国家の利権や勝利への飽くなき策略に囲まれていた
世界へ通じるはずの道は
15才の少女が手にしたのは4年間の出場停止だった
政治とスポーツ 、スポーツと薬物は
もはや現代スポーツと切り離すことはできないのだろうか
自分のメダルのために 他走者を妨害したと見られる行為
度重なるルール改正
純粋にスポーツを楽しむことは
小学校の運動会徒競走にしか見いだせないのだろうか
ワリエワさんの次の選択は 自分自身のため納得する道であることを
祈る
レビュアー 781279
北京五輪で号泣していたあのワリエア。
あの姿を今でも忘れることができない。軽々と四回転を成功していた彼女がプレッシャーに押しつぶされたようで胸を締め付けられた。
この本の基になった番組を見たことがなかったので、なぜ彼女がスポーツ仲裁裁判所から「出場停止4年」と裁定が下されたのかを初めて詳しく知った。
ワリエアがフィギアスケートを始めたきかっけ、エテリコーチに師事するようになった経緯が語られていた。
エテリコーチのインタビューも興味深かった。
簡単にコーチになれたわけではなく、偶然も重なって今の地位にいるという。
「私が子どものしつけをするようなことはしたくないのです。ひょっとして間違ったしつけをしてしまうかもしれませんし。」という言葉が印象的だった。
厳しいだけでなく、指導者として選手をどう導いていくのかという、側面が見えた気がした。
ドーピング問題と、ウクライナ侵攻により、ミラノ・コルティナ大会でも国としての参加が認められていない。しかし9月の試合によりエテリコーチの教え子が出場できることになった。
文中にもあるように、ワリエアのSNSでは彼女の今の姿を知ることができる。あの15歳だった少女が成長し、滑走している姿には今でも惹きつけられる。
次の世代が育った今、彼女は今後どのような人生を歩んでいくのだろう。
図書館関係者 603863
NHKの番組をもとにした書籍とのことだが、番組は観ていなかったので期待して拝読した。
まず、この状況下でモスクワでのインタビューを実現させたこと、関係者の生の声を聴けたことに敬意を表したい。
古くからのフィギュアスケートファンにとって、ドーピング疑惑、ロシアのウクライナ侵攻という大きな衝撃は今も心の傷になっている。
ロシア選手のいない試合を観るたびに「何か足りない」気持ちが拭えず、リンクを目にするたびに薬物や戦争を想起してしまうのだ。
本書はそんな読者に貴重な情報をもたらしてくれている。
エテリについては、この間の動き(アイスダンサーである娘さんを含めて)を補足してほしかったが、若いころの経験を知ることができたのは収穫。
ワリエワについては、周囲のスタッフのことをもっと掘り下げていただきかったところだが、難しいのだろう。
問題が何一つ解決されていない中で国際試合にロシアが戻って来ることも腑に落ちない今、スポーツ界の諸課題について引き続きウォッチしていただきたいと思う。
レビュアー 1604179
北京五輪中に発覚した女子史上最高得点者のドーピング違反、閉幕直後のウクライナ侵攻。立て続けに起こった衝撃。自由に空を舞い氷上にきらめく才能が滑り落ちた先に見たものは何か。禁止薬物は混入されたのか。真実はどうあれ資格停止処分は厳しいものとなった。近々、ロシアのスケーターが国際大会に条件付きで戻ってくる。成長に伴う身体の変化に適応し続ける向上心。精神力が強くなければ肉体的に優れていてもトップアスリートにはなり得ない。ワリエワに笑顔は戻ったのか。誰もが感情を持つ人間である。メダルより大切なものを探し続けている。
【栄光と絶望のリンク】
#河西大樹 #今野朋寿 #講談社
#ロシア 代表の#カミラワリエワ 選手の
#ドーピング 問題で大会に出場できなくなり、絶望的な心境が描かれていました。
しかも、ドーピングを故意にしていたわけではないが、厳しい審判が下され、さらにはロシアとウクライナ戦争で#泣き面に蜂 ズタボロにされてしまいます。
私自身、母が#フィギュアスケート が好きなのでよくみていましたが、
ロシアは戦争をしかけたからと世間で叩かれ、ひどい仕打ちをフィギュアスケートの世界でもうけました。
ワリエワ選手は天才と言われていたが、
ドーピング問題で崖から突き落とされました。
まだ問題の最中ではありますが、これからにも注目したいです。
#芸術性 #技術 #史上最高得点
#天才
#netgalleyjp
レビュアー 780363
天才スケーターと呼ばれたロシアの15歳のフィギュアスケート選手・ワリエワ。北京オリンピックでも金メダル獲得は確実と思われていたが、その最中、ドーピング陽性の結果がもたらされた。
彼女は世界の頂点から一点、選手でいることを問われる立場となる。
あの時、一体何が起きたのか。あの事件が彼女の人生にもたらしたものとは。
フィギュアスケートの世界をよく知らない私でも、ワリエワ選手がいかにすごい才能と実績の持ち主なのか、ドーピング事件の影響など、丁寧に説明してくれるので、とてもわかりやすかった。
「調べて、伝える」ことを仕事にしている人が書いたものだから、取材対象も公平性を意識した人選で、信頼できる。
たった15歳の少女が、世界中の人々から疑惑の目で見られていること、自分の選手生命を問われていることの重さを考えると、胸が痛くなってたまらなくなる。
彼女の裁定を下した人たちも、「彼女がただ巻き込まれただけである」という立場であることは唯一の救い。
真面目に努力している若い選手たちの頑張りを、全部無駄にした人がいるのであれば、そしてそれが国家レベルの策略として実行されているのであれば、到底許されることではない。
この事件の事実はまだ明らかになっていないけれど、ワリエワや他の選手たちが心置きなく、自分の練習の成果を発揮できる世界になってほしいと強く願う。