ジャガー・ワールド
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2025/10/20 | 掲載終了日 2025/10/22
ハッシュタグ:#ジャガーワールド #NetGalleyJP
内容紹介
//『夜市』での鮮烈デビューから20年。
唯一無二の異界への誘い手、現時点での最高傑作!//
これは滅びゆく国の物語
故郷を奪われ、家族を殺され、自らも生贄にされかけた少年。
やがて彼は英雄となり、国を揺るがす革命の幕が上がる。
圧倒的なスケールで綴られる
マヤ文明×冒険小説!
―――――――――――――――
数千年前、遥か海の向こう。密林の奥では数多の文明が花開き、そして滅んでいった。
小さな島で生まれ育った少年・スレイの平和な日々は、エルテカ王国の「生贄攫い」によって一変する。生きたまま胸を開かれ、心臓を太神に捧げる生贄の儀式。ある晩、不思議な女性の助けによってかろうじて逃げ出したスレイ。彼女は、叡智を司る“ウェラス族”だった。
生贄屋敷から逃れた少年、最強無敵の怪力戦士、謎に包まれた最高神官、反生贄思想を語る赤いマントの少年。それぞれの人生が交叉するとき、世界の運命が大きく変わる。
「ジャガーは戦いの神であった。
人々はジャガーを畏怖し、崇め、戦士は己のうちにジャガーの魂を宿そうとした」
<目次>
第一部 パレンザ戦争
第二部 ドルコとシベリア
第三部 魔の棲む土地の少女
第四部 それぞれの行く末
---------------------------------------------
著者/恒川光太郎(つねかわ・こうたろう)
1973年東京都生まれ。2005年『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。’14年『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。近刊に『無貌の神 』『滅びの園』『白昼夢の森の少女』『真夜中のたずねびと』『化物園』『箱庭の巡礼者たち』など。
出版社からの備考・コメント
空白ページは削除して公開しております。
発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方
下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方
○フィードバック率の低い状態が長く続く方
-----------------
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。
おすすめコメント
// 鈍器本なのに一気読み! 読み終えたら世界が変わる、徹夜本。
// 人生ベストの読書体験が、ここに ――!
// 鈍器本なのに一気読み! 読み終えたら世界が変わる、徹夜本。
// 人生ベストの読書体験が、ここに ――!
販促プラン
★
読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。
※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※
ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。
★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。
★★
出版情報
| ISBN | 9784065408445 |
| 本体価格 | ¥2,450 (JPY) |
| ページ数 | 640 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
書店関係者 412917
謎が多く、日本人には馴染みの薄いマヤ文明。
密林の奥にはこんな歴史があったかもしれない、と思えるような1冊でした。
鈍器本なのに、まだまだ歴史の続きを読んでいたかった……!
とても面白かったです!!
教育関係者 528943
生贄儀式が根付く王国を舞台に、生贄として攫われた少年を中心に、それぞれの理想へと世界を動かしていく。壮大なマヤ文明×冒険の物語。
今の感覚からするとあり得ない事ばかりだが、いつの時代も支配のために戦いがあり、その苦しさから逃れるために導いてくれる何かに縋る。そこだけ考えると今もなんら変わりのない世界が巡ってきている。変わらない事への安心感と、同じ事を繰り返している絶望感とのジレンマに陥った。
孤独や不安や嫉妬との葛藤を、丁寧に丁寧に感情に訴えかけるようにそれぞれの立場から描く。誰を憎んでいいのかわからないくらい、気付けば恒川ワールドに引きずり込まれていた。息を飲む駆け引きや、歴史が塗り替えられていく高揚感など、圧巻の面白さだった。
書店関係者 1816442
大好きな作家さんの新作!
しかも今回は「マヤ文明×冒険小説」ということで、読む前からどんな世界に連れて行ってくれるんだろう?とめちゃくちゃ楽しみにしていました。
物語の舞台は、数千年前の遥か海の向こう。
小さな島で家族と平和に暮らしていた少年・スレイの日常が、エルテカ王国による「生贄攫い」によって突然壊されてしまうところから物語が大きく動き始めます。
故郷を奪われ、家族を殺され、自分まで生贄にされそうになるなんて、あまりにも残酷すぎる……。
生きたまま胸を開いて心臓を太神に捧げるという生贄の儀式もかなり衝撃的で、序盤から「こんな世界でスレイはどうなっちゃうの!?」とハラハラしっぱなしでした。
でも、この物語がすごいのは、単純に「残酷な王国から逃げる少年の冒険」だけでは終わらないところ。
スレイだけでなく、最強無敵の怪力戦士、謎に包まれた最高神官、反生贄思想を掲げる赤いマントの少年、不思議な力を持つウェラス族など、それぞれ違う場所で生きていた人たちの人生が少しずつ交わっていき、それがやがて国そのものを揺るがすほど大きな流れになっていく。
最初は点々としていたものが繋がっていく感覚が本当に気持ちよくて、「ここがこう繋がるの!?」と何度も夢中になりました。
そして何より、世界観がすごい!!
日本で暮らしている私にとってマヤ文明はあまり馴染みがなく、知らないこともたくさんありました。
だからこそ、密林の奥に広がる王国や神々への信仰、生贄の文化、戦士たちの生き方などを読んでいると、本当に何千年も昔の世界を覗いているような感覚になりました。
特にジャガーを戦いの神として畏れ、戦士たちが自分の中にジャガーの魂を宿そうとする考え方が印象的でした。
現代の私たちから見ると不思議だったり恐ろしく感じたりする文化も、その時代を生きている人たちにとっては当たり前のもの。
「もしかしたら本当に、密林の奥でこんな歴史があったのかもしれない」と思わせてくれるくらい世界が作り込まれていて、完全に物語の中へ引きずり込まれました。
もちろん、生贄をはじめとして「そんなこと許されるの!?」と思う場面もたくさんあります。
でも読み進めているうちに、単純に昔の人たちは残酷だった、という話ではないんだなと思いました。
人を支配するために戦争が起こり、苦しい状況に置かれた人々は、自分たちを救ってくれる神や思想、強い誰かに縋る。
形は違っていても、そういう人間の部分って、何千年経ってもあまり変わっていないのかもしれません。
「昔も今も人間って変わらないんだな」という妙な安心感がある一方で、「じゃあ私たちは何千年も同じことを繰り返しているの?」という怖さもあって……。
壮大な冒険を楽しみながら、気付けばそんなことまで考えさせられていました。
そして、登場人物たちがみんな簡単に善人と悪人に分けられないところも大好きでした。
孤独、不安、嫉妬、怒り、悲しみ、それぞれが抱えているものがすごく丁寧に描かれているから、「この人が悪い!」と簡単に決められない。
その人にはその人の立場があって、信じているものがあって、守りたいものがある。
気付けば「私はいったい誰を憎めばいいんだ……?」となっていました。
こういう、人間の綺麗なところだけじゃなくて、弱さや醜さまで含めて物語の中に引きずり込まれる感じ。
これこれ!!この感じが大好きなんです!!
息を飲むような駆け引きもあれば、「ここから歴史が変わっていくんだ」とゾクゾクする瞬間もあって、一人の少年の物語だったはずなのに、いつの間にか国や文明そのものの運命を見届けているような感覚になりました。
しかもかなりの鈍器本なのに、読み終わった瞬間の感想が「長かった〜!」じゃなくて、
「えっ、もう終わり!?まだこの世界の続きを読ませて!!」
だったのがすごい。
これだけ壮大な物語を読んだのに、もっとこの世界にいたかったし、この先の歴史も知りたかったです。
それくらい最初から最後まで世界観にどっぷり浸かっていました。
「これは滅びゆく国の物語」という言葉も、読み終えてから見ると余計に切ない。
国や文明はいつか滅びてしまうかもしれない。
でも、そこで生きていた人たちが何を信じて、何を愛して、何に抗って、どうやって生き抜いたのか。
その一つ一つが積み重なって「歴史」になっていくんだろうなと思いました。
壮大な冒険小説としてめちゃくちゃ面白いのに、人間の弱さや強さ、信仰、支配、戦争、生きることまで考えさせられる。
そして何より、ページを開いた瞬間に「ここではないどこか」へ連れて行ってもらえるような、この世界観がやっぱり大好きです。
大好きな作家さんだけど、今回もやっぱり大好きでした!!
分厚さにちょっと怯んでいる人にも「大丈夫、読み始めたら止まらないから!!」と言いたいです。笑
読み終わってしまったのが寂しいくらい、とっても面白かったです。
この壮大な世界を最後まで見届けられて幸せでした!
また次の物語でも、知らない世界へ連れて行ってもらえるのを楽しみにしています♡