うらぎり長屋
高瀬乃一
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刊行日 2025/12/15 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#うらぎり長屋 #NetGalleyJP
内容紹介
江戸は本所の、いわくつきの長屋を舞台に、
ぎりぎりで生き抜く人々の哀感と優しさが切なく胸にせまる。
人間の弱さ、哀しみ、嫉み、憎しみ、業――
どん底に落ちた人生をやり直すために前を向く人々を、
温かく濃やかに描く珠玉の連作短篇。
盗みに手を染めた元大工の石蔵が、居酒屋で働く娘に惚れて足を洗いたいと思うようになり……(「ひと時雨」)
料亭で女中をしている独り身のおたつは、亭主が酒豪だと噓をついて、昼間から酒を買う――(「心恋」)
店賃を調子よくごまかす善吉が、遺書をしたため行方不明になった。(「風穴」)
15歳のおえんは、怠け者の母親を内職で支え暮らしていたが、ある日、お店者風の男に「お嬢さん」と声をかけられた。(「長屋すずめ」)
ほか、江戸で生きづらくなった人が行きつく貧乏長屋を舞台にした、心揺さぶられる全七篇。
今、時代小説界で最注目の著者の新たなる地平。
著者略歴
高瀬 乃一(たかせ・のいち)
1973年愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学部卒業。青森県在住。2020年、「をりをり よみ耽り」で第100回オール讀物新人賞を受賞。その後、「オール讀物」「小説新潮」などで短編を発表、22年刊行のデビュー作『貸本屋おせん』で第13回本屋が選ぶ時代小説大賞候補、第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。著書に『春のとなり』『無間の鐘』『梅の実るまで 茅野淳之介幕末日乗』『往来絵巻 貸本屋おせん』、近著に『天馬の子』。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784758414975 |
本体価格 | ¥0 (JPY) |
ページ数 | 280 |