日下狂四郎の奇奇怪解
暁烏 壱才
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刊行日 2025/12/15 | 掲載終了日 未設定
文芸小説 | ミステリー/サスペンス | 時代小説
ハッシュタグ:#日下狂四郎の奇奇怪解 #NetGalleyJP
内容紹介
第3回黒猫ミステリー賞特別賞受賞、痛快デビュー作!
人が真実から目を背ける限り、その闇から妖怪が生まれる──
ぬらりひょんと呼ばれる穀潰し男と警官志望の元軍人が、
人をだまし惑わせる妖の正体を解き明かす!
時は明治末期。日露戦争が終わって早一年が経とうというのに、民衆の生活は困窮するばかり。兵隊時代の貯蓄が僅かとなった僕こと犬飼馬鞭助(いぬかいまめすけ)は、武を活かす職を求めて東京に流れついた。ひょんなことから、牛乳店を営む三木りん(みつきりん)の屋敷に居候して、警官職の試験を受けることに。
居候を続けるうちに、三木牛乳店に「ぬらりひょん」と綽名される男が、寄生していることを知る。
その男の名は日下狂四郎(くさかきょうしろう)。洋装を身にまとった、ちぢれたザンバラ髪のいかにも怪しい男で、「妖怪狩り」を生業にしているという。民衆の無知蒙昧に付け込み、人心を流言飛語で惑わす連中を、飯の種にしているとのこと。
ならばと、僕は狂四郎という人物を見定めるため、天狗の祟りで奇怪な犬が生まれた村の調査に同道することになった…。
出版社からの備考・コメント
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おすすめコメント
第3回「黒猫ミステリー賞」特別賞受賞作、刊行決定!
黒猫ミステリー賞は、産業編集センターが2021年に創設した文学賞です。ジャンルや設定にとらわれない、広義のミステリー賞を毎年募集しています。
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販促プラン
- 12月下旬 読売新聞・朝日新聞 新刊広告(半五段)掲載予定
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出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784863114715 |
| 本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
| ページ数 | 330 |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
書店関係者 950150
第3回黒猫ミステリー賞特別賞に輝いた、暁烏壱才(あけがらすいっさい)先生デビュー作。
近代日本を舞台に日露戦争帰りの頑固ものと、拾われた商家で働きもしないごく潰し、二人のヘンテコバディものです。
そのごく潰しこそタイトルの日下狂四郎(くさかきょうしろう)その人。
彼がなぜそんなロクデナシをしているかは読んでのお楽しみです。
私のお気に入りはなんといっても狂四郎の語り口。
あのヘンなテンポがなんとも耳に心地よい。(字なんですけどね)
そして狂四郎の裏の貌が怪異を祓うというか現実に落とし込んだ解をもたらす。
これもタイトル回収っぽくていいですね。
黒猫ミステリー賞はどの作品も面白いので期待していましたが、それを裏切らない面白さでした。
次回作というかりんお嬢さまのスピンオフとか読みたいです!
レビュアー 513020
日露戦争終結後の明治末期。殺伐とした世相の中、人気牛乳店に一人の妖異が巣食っていた・・・。
近代化の科学の力によって光の時間・範囲が広がったとはいえ、光あるところに影ができるのが必然のように闇は確実に存在し残り続けることを示しているかのようだ。そして光を求めるのも闇を求めるのも両して人の性であることを見せつける如くにも思える。またその境目に生じた妖異に対し、明確な根拠・論理によって推理し、祓い解決する様は結末も含め爽快さと切なさ・後悔までも含むのがその時代を称しているようだ。
結末に暗示されるかのように引き続き生まれゆく妖異に対して対抗し続けていくバディミステリー。
書店関係者 575593
狂四郎の飄々とした語り口と性格がいい味を出している。それらとは反してしっかりした観察眼と確かな知識がギャップを生んでいて魅力的な登場人物になっていた。
脇役さんたちも個性的な人たちで、時代背景も相まって面白かった。
レビュアー 781279
ぬらりひょんと呼ばれる「狂四郎」と、警官志望で真面目な「犬飼」のバディがとてもいい。
狂四郎はひょうひょうとしていて、つかみどころがない人物だ。そして遊興は妖怪狩りというのだから驚きだ。
犬飼は腕に覚えはあるものの職がなく、牛乳屋のりんと出会い狂四郎とともに行動するようになる。
人の心の暗部に潜むものから生まれる妖怪たち。
誰かを故意的に貶めようとしたり、我が身可愛さから、人を騙す妖怪たち。
その正体に迫ると、胸がきゅっとなった。
明治末期という時代。
狂四郎も犬飼も戦争に行き、どんな地獄のよう景色をみたのだろう。闇を知る二人だからこそ共鳴し合うように、妖怪と対峙していく。
足を使い、人の伝手を使いアナログな妖怪の正体を探し当て、時代を感じる仮名遣いもまたよかった。