ロッコク・キッチン
川内有緒
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刊行日 2025/11/18 | 掲載終了日 2025/11/20
ハッシュタグ:#ロッコクキッチン #NetGalleyJP
内容紹介
≪Bunkamuraドゥマゴ賞受賞!≫
福島第一原発事故から14年、ロッコク沿いの日常を綴る再生と希望のノンフィクションエッセイ。
☆☆2025年度(第35回)Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作☆☆
みんな、なに食べて、どう生きてるんだろ?
福島第一原発事故から14年、国道六号線(ロッコク)を旅して綴った温かくておいしい記憶。
再生と希望に出会うノンフィクションエッセイ。
♢♢♢
「福島第一原発事故後を描くのにこんな方法があるのかと驚き、最後まで見届けなければと思った。(中略)
川内さんが聞き取った孤独な語りも、積み重ねてみれば深い場所でみんな手を繋いでいる。
孤独だけど、孤立してはいない。
川内版の新しい「ロッコク地図」を頼りに、私も旅に出てみたい」 (選評より)
……最相葉月(ノンフィクションライター/選考委員)
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著者/川内有緒(かわうち・ありお)
ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。アメリカ、南米、フランス、日本を転々としながら12年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』でYahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』『ロッコク・キッチン』共同監督。
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★★★
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出版情報
| ISBN | 9784065409541 |
| 本体価格 | ¥1,900 (JPY) |
| ページ数 | 305 |
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NetGalley会員レビュー
書店関係者 1003475
3.11が近づいた時以外、私たちが震災と原発を思い出すことは少なくなってしまった。だが見えないからといって存在しないわけではないことを川内さんは教えてくれる。一番気になったのは大熊町での夜の本屋さんだ。野外で週6日、夜の6時から9時までの営業。何だか信じられないが闇の中に本がならび灯りがともっている。店主、武内さんの言葉が胸に沁みた。『読書。それは私に戻る時間です。あなたと本だけの大切な時間です。そんな時間をここに置いておきます。どうぞ手にとってゆっくりと、たのしんで下さい。ここは読書を売る場、「読書屋 息つぎ」です』そして寒さの中登場するのがクラムチャウダー。白い湯気がたまらなく美味しそうだ。被災地に寄り添う気持ちはあっても忙しさを言い訳に日常に埋もれてしまう。でも少なくともこの本を読んでいる時間は私はロッコクに、夜の本屋に行くことができる。美しい写真も思いを広げてくれる。自分でも驚くほど心が動いた。
震災時、次男が郡山で働いており中通りまでは行ってことがある。いつか家族で浜通りを訪ねてみたい。何を食べようか。
図書館関係者 601014
『エレベーターのボタン…』でその存在を知ってから気になっていたこの作品、
読みたいと思いながらも買える書店が少なくタイミングを計っていたらこちらで読めて有り難い!
ドゥマゴ文学賞の選評でも書かれていた「あつかましさ」についても、
他者とじっくりかかわろうとしたときにはどちらかに多少のあつかましさがないと、
関係が深まることは少ないのではないかとも思わされました。
川内さんのようにその土地に所縁があるわけじゃない多くの日本人にとっても、
地名だけはある意味知名度の高いロッコク沿いの町。
そこにはいろんな立場の人がいて、いろんな思いがあってそこにいる。
そのことを地に足のついた確かさで伝えてくれる。
「あの日」から時間がたつことで意識に上ることが減ってしまった私と、
私と同じような誰かに届けられるために書かれた本だな、と思いました。
教育関係者 468529
あの日、信じられない気持ちでテレビを見つめていた。
それから安全神話を信じていた私の目に飛び込んできた
コンクリート建屋からの水蒸気爆発。
あの日から、大きく変わらされてしまった地域があること。
実際にロッコクを車で走ってみると、あの日のまま止まった地域が
大きくあることに気付く。
人々はどこに行ってどうしているんだろう?
この本は、そんな疑問に寄り添ってくれる。
疑問が最初に生じてそれで、関わっていくけれど
そこから始まるのは人と人とが関係を結んでいく
濃くて暖かい物語だ。
人と深く関わることが、ちょっと怖いと感じてしまう
最近だけれど、この本を読んでもう少し自分も周囲を見回して
動いてみようかな、大丈夫かもしれない、という気持ちになった。
書店関係者 1869099
東日本大震災、福島第一原発の事故が起こった時、私は東京で暮らしていた。
被災したわけではないけれど、毎日毎日怖くて辛くて、どんよりした心を抱えて過ごしていた。
ちょうどその年、大学院への進学が決まっていて、後ろ髪を引かれるような、もやもやした気持ちで関西に移り住んだ。
関西に来てみて、周りの3.11の捉え方に自分が感じているものと若干のずれがあると感じたことを思い出した。
関西の人々は3・11を他人事にようにとらえているな・・・と、強く感じたのだ。
その当時震災や原発事故をどちらかというと自分事としてとらえていた私はすごくショックを受けたことを思い出す。
そこから月日が経って、気付けば私の中の3.11は遠い出来事になっていた。
この本を読んで、そう気づき少し自分が嫌になりました。
福島第一原発周辺の現在置かれている状況を知ることのできる本で、そこで暮らす人々の生活を覗くことで人の強さを感じる本。
読んでいて、温かい気持ちが溢れる一方、福島第一原発の現在について自分の余りの無知と無関心に気づかされ、冷や水を浴びたような気持ちにもなりました。
読んでよかった、素直にそう思える本でした。
川内有緒さん、そこにある日常を教えてくれてありがとうございました。