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カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所2 表紙

カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所2

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カナエトメイ 第2巻

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刊行日 2026/01/21 | 掲載終了日 未設定


ハッシュタグ:#カナエトメイ怪奇専門探偵事務所2 #NetGalleyJP


内容紹介

【あらすじ】
「自殺者が出るのは決まって月末。まるで、狙い澄ましたようにその日に自殺していてね」

何者かに家族を惨殺され、復讐に燃える探偵・御燎(みりょう)かなえと呪いの視える眼を押し付けられた家出少女・早凪冥(さなぎめい)は、従業員が立て続けに自殺したというコンカフェに潜入調査することに…。

呪具×異色バディホラー第2弾!

装画:champi

【著者プロフィール】
熊本県荒尾市出身、福岡県在住。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。 2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中。妻と娘2人と暮らす専業作家。著作に『夜行堂奇譚』シリーズ、『穂束栞は夜を視る』シリーズ、『天神さまの花いちもんめ』『カナエトメイ』『木山千景ノ怪顧録』(産業編集センター)、『文豪は鬼子と綴る』シリーズ、『四ツ山鬼談』『霧の出る森』(竹書房)、『イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚』(PHP研究所)、『夜行堂奇譚 上』『夜行堂奇譚 下』(『夜行堂奇譚』文庫版、角川ホラー文庫)など。

【あらすじ】
「自殺者が出るのは決まって月末。まるで、狙い澄ましたようにその日に自殺していてね」

何者かに家族を惨殺され、復讐に燃える探偵・御燎(みりょう)かなえと呪いの視える眼を押し付けられた家出少女・早凪冥(さなぎめい)は、従業員が立て続けに自殺したというコンカフェに潜入調査することに…。

呪具×異色バディホラー第2弾!

装画:champi

【著者プロフィール】
熊本県荒尾市出身、福岡県在住。...


出版社からの備考・コメント

【NetGalleyをご利用の皆さまへ】
・読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!
・いただいたコメントは各種販促活動に使用させていただく場合がございます。
※すべてのリクエストにお応えできない場合がございます。予めご了承ください。

【書店員の皆さまへ】
書籍のご注文や拡材をご希望の書店さまは、恐れ入りますが<産業編集センター出版部>まで直接お問合せをお願いいたします。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784863114746
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 254

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《呪いを追うほど、人の弱さが見えてくる。
自由に動けない組織の隙間で、二人は今日も怪異に向き合う》

『一章 ずっと見ている』

自宅に仏壇を置くことも、線香に火をつけることもできないかなえ。
他人に対してストレートに感情をぶつけ、無愛想極まりない態度をとる冥。
どちらも、重い過去を背負い続けている。

今回二人が向き合った案件は、小さいながらも大きな力を持つ呪具。
ただし、その力の源は、これまで彼女たちが扱ってきたものとは正反対だった。

だからこそ、この呪具はこれからも、向井と典子の父子を「ずっと見ていて、守り続ける」のだろう。

この世には、そんな死後の想いから生まれた呪具もあるとは。“ずっト”という表記が示すように。また、割れた円環であっても想いは残るように。

この経験が、かなえと冥の心の荷物を、ほんの少しでも軽くしてくれることを願わずにはいられなかった。



『二章 夜に墜ちれども』

「呪い」とは、あまりにも身近なもの。何気ない一言がそれになると知り、唖然とする。
さらに「呪術」が、科学のような再現可能性を持つことにも。

だからこそ、危険なのだ。

「無理解と不見識が迫害を生む」
この言葉が、重く胸に残った。

コンカフェへの潜入調査で見せる冥の反応は、あまりにも“彼女らしく”思わず爆笑。
しかしその中での真摯な真摯な一面かは、冥への印象が大きく変わった。

幸崎も、「善人」と言い切れる存在ではない。それでも彼は、スタッフたちと同じ苦しみを抱えた人間を、数多く見てきたはずだ。
だからこそその、亡くなったスタッフへの想いと覚悟に、自然と共感していた。

そして、特別対策室が本来対応すべき事実が明らかになってくる。
先の展開に、不安がよぎる。

それだけに、冥の“居場所”が二つに増えたことを、かなえと共に喜ばずにはいられなかった。



『三章 寄り添いて来たる』

土曜日の朝、ひとり静かに過ごすかなえ。そこに響く「ママ」という幻聴。
復讐を果たすまで、心を休めることさえ許されないのか。

一方、新宿御苑から青山霊園へ向かう道すがら、冥が子どもに見せた素顔。
コンカフェでのそれは作戦だったが、今回の姿は、自己防衛を解いた彼女から自然に現れたもの。

こんな共感に満ちた表情が、冥の日常になってほしい。
そう願わずにはいられなかった。

そして、帰ってきた冥に救われるかなえ。
穏やかな土曜日の描写が、静かに胸に沁みた。



『四章 恨みの行方』

持ち込まれた案件に対し、冥の視たものを整理し、即座に特別対策室へ連絡を取るかなえ。
見事な連携プレー。

そして舞台は都庁の特別対策室へ。
かつての事件で痛手を負い、予算削減と霊能者不足に悩みながらも、業務を立て直そうとしている特別対策室。

死者が出てからでなければ動けない警察。
法的に犯罪と認められなければ、把握していても手を出せない現実。

「怪異など認めるわけにはいきません」
そう言わざるを得ない刑事・甘粕の立場も理解できる。
そして、それこそが、かなえが警察を辞職した理由でもある。

一方の特別対策室もまた公務員組織。管理責任や法的制約から、自由には動けない。

そうした二大組織に対し、圧倒的な自由度を持つのが、かなえと冥の怪異探偵事務所。

得体の知れない組織の影が見え隠れしてきたことで、二人の軽やかなフットワークは、今後さらに大きな意味を帯びていくだろう。

変化の兆しを見せる冥と、それを母のように見守るかなえ。

続編が、待ち遠しい。

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最初から凄惨な場面で読むのをやめようか悩んだけど、カナエさんと冥ちゃんの不思議な関係性に惹かれてちゃんと最後まで読めました!
周りの人もなかなか面白い人たちで、「類は友を呼ぶ」というのはこういうことでしょうか。
どの話も怖いけど、最後の話が一番怖かったです。怪異もめちゃ怖だけど、結局生きている人間が一番怖いって言うことですね。

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サラッと読めるのに、謎や不穏さがずっと頭の片隅に残って、続きが気になって仕方がない。
特にカナエの過去は、断片だけ見せられてじらされているようで、「早く続きを!」という気持ちを強く刺激される。
呪いや怪異よりも、生身の人間のほうがよほど恐ろしい――4章を読むとそのテーマがよく伝わってくる。
全体的に、人間の闇の部分がほどよく描かれていて、とても興味深く読める作品だと感じた。

3巻、期待してます。

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女性二人が主人公のバディホラー。
今回はふたりの周りを描く、ある意味日常編っぽい感じでした。
なので大いなる敵については進展はほぼ無し。
その代わり呪物や呪いといったかなえが普段取り扱う事象についてのストーリー。
おかげで彼女たちが対処している事柄についての理解度と解像度が増した感じです。
こういうところをしっかり、そしてじっくり紙片を割いて書いてくれるのはとても好感度が高い。
そしてそれを書ききる筆致と書ける土壌を作る編集者さんと出版社さんの気概にも嬉しくなります。
冥のメイド様(笑)など読者サービスも満点!
このまま”今回の冥ファッション”が定例化するのも楽しみです!

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