しっぽのぽっぽ
加藤絢子/作・絵
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刊行日 2026/01/23 | 掲載終了日 2026/01/21
ハッシュタグ:#しっぽのぽっぽ #NetGalleyJP
内容紹介
ふたりは“おしりあい”以上。
向き合って気づく、はじめてのきもち。
<あらすじ>
町外れの家でのんびりと暮らしている、ボトボタさん。そこへやってきたのは、しっぽのぽっぽ。実は元々、ぽっぽはボトボタさんのおしりにいたのですが…。
「おしりあい」以上のふたりの、これまでよりちょっといい、すてきな毎日が始まります。
ふたりは“おしりあい”以上。
向き合って気づく、はじめてのきもち。
<あらすじ>
町外れの家でのんびりと暮らしている、ボトボタさん。そこへやってきたのは、しっぽのぽっぽ。実は元々、ぽっぽはボトボタさんのおしりにいたのですが…。
「おしりあい」以上のふたりの、これまでよりちょっといい、すてきな毎日が始まります。
出版社からの備考・コメント
静岡県生まれ。多摩美術大学絵画学科版画専攻卒業。ゲーム会社で3Dデザイナーとして勤務後、フリーのデザイナーとなり、イラスト、銅版画作品、アニメーション等を多数制作。「そうじきのなかのボンボン」で第10回武井武雄記念 日本童画大賞 絵本部門 審査員特別賞受賞。スペイン語の絵本に『El puente del rey』(文・Jose Sanabria /Editorial El Ateneo刊)など。日本語の絵本『そうじきのなかのボンボン』(フレーベル館)で第17回MOE絵本屋さん大賞2024 新人賞第3位受賞。
おすすめコメント
・『そうじきのなかのボンボン』で絵本作家デビューした、加藤絢子さん2作目の絵本。
・『そうじきのなかのボンボン』で、第17回MOE絵本屋さん大賞2024 新人賞第3位受賞!
・独特の世界観、描き込まれたイラストにも惹き込まれます。ふたりのほっこりしつつちょっと切ない、楽しい毎日をぜひご覧ください。
・『そうじきのなかのボンボン』で絵本作家デビューした、加藤絢子さん2作目の絵本。
・『そうじきのなかのボンボン』で、第17回MOE絵本屋さん大賞2024 新人賞第3位受賞!
・独特の世界観、描き込まれたイラストにも惹き込まれます。ふたりのほっこりしつつちょっと切ない、楽しい毎日をぜひご覧ください。
販促プラン
・『しっぽのぽっぽ』ができるまでの、メイキング動画を作成!絵本の帯にあるQRコードから限定でご覧いただけます。
・いただいたレビューはPOPなどに使用できればと思います。
・『しっぽのぽっぽ』ができるまでの、メイキング動画を作成!絵本の帯にあるQRコードから限定でご覧いただけます。
・いただいたレビューはPOPなどに使用できればと思います。
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784577053829 |
| 本体価格 | ¥1,550 (JPY) |
| ページ数 | 32 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
レビュアー 781279
ページを見た瞬間、可愛いという思いがあふれました。細部まで丁寧に描きこまれていて、拡大しながら読みました。
紙の絵本になると、その可愛さが倍増しそうです。
のんびり暮らすボトボタさん。
のんびりすぎて、しっぽが取れたのにきづきません。
そこから、しっぽのぽっぽは、歩いて帰ってきます。
どうにか、おしりにもどそうとするふたりですが、うまくいきません。
そこからボトボタさんと、ぽっぽの暮らしが始まります。性格の違うふたりだからこそ、とてもいいバランスで暮らしていきます。
でも、そこからふたりにとんでもないことが起きます。
ボトボタさん表情を見ているだけで切なくなります。
ああ、ふたりはいったいどうなってしまうのでしょう。
楽しいふたりの暮らしから、突然切なさが訪れ、そして絵本ごと抱きしめたくなるラストが待っています。
声に出して読むとリズムがよくて、とても楽しいです。
子どもたちへ読み聞かせをしたら、大人の子どもも一緒に楽しめそうですね。
図書館関係者 1038994
ほのぼのとしたタッチ。
しっとりと読み聞かせできそう。しっぽが取れた時の驚きから、だんだん静かにお話の世界に入る子どもたちが目に浮かびます。
のんびりとした雰囲気がより寂しさを感じさせます。
離れている間もしっかり水をやって飴を守っているところも健気です。
レビュアー 1604179
作者が生み出すキャラクターはふわふわもふもふしている。加藤絢子さんはスペインで絵本作家デビューをして、「そうじきのなかのボンボン」に続き、日本2作目が「しっぽのぽっぽ」。表紙をよく観ると、ぽっぽがこっちを向いていて、物語はかわいい場面が続く。ボトボタさんと一緒に住む世界は、穏やかでやすらぎの風が吹く。絵本を読み終えると浮かんでくる言葉。この世界にはやさしさが足りない。自身のわがままで誰かに哀しみや苦しみを与えないように。慌てなくても無理しなくてもいい。離れれば寂しくて、寄り添えば温まる。みんなそうだから。
教育関係者 645139
《だいじなものは、かたちが変わっても、そばにいる》
落ち着いた色調で、わずかな淡い影まで丁寧に描き込まれた、立体感のある絵。
その世界で、ボトポタさんは暮らしてる。
ふわふわで、のんびり屋のボトポタさん。
思わず「ふわっ」と抱きしめたくなるような、街の人気者。
街並みでのその様子を上から見ていると、とってもうらやましくもなってくる。
けれど、いくらのんびり屋でも、自分のしっぽが取れていたことに気づいていなかったなんて。
しっぽだった「ぽっぽ」は、どうしても元のしっぽには戻れない。
でも、仲良くなって一緒に暮らし始めたのは、
もともとボトポタさんのしっぽだったからなんだね。
ところが、ぽっぽはしっかり者でこつこつ屋さん。
その頑張りぶりに、思わず拍手を送りたくなった。
なんて、ぴったりの仲良しコンビ。
……と思ったところで、新たなハプニングが訪れる。
夜、家の窓を開けて三日月を見上げるボトポタさん。
見開きに広がる、きらきら輝く街の窓。
星がわずかにまたたくだけの、漆黒の夜空。
郵便受けに書かれた「ポトポタ」の名前。
その下に貼られた、「ぽっぽ」と書かれた小さな紙。
ボトポタさんが開け放った窓から漏れる光が、彼自身が書いた「探し人」の張り紙を浮かび上がらせる。
それらすべてが、ボトポタさんの寂しさを、静かに物語っている。
これから、ふたりはどうなっていくのでしょうか。
親子でいっしょに読み、読み終わったあと、その続きを一緒に考えたくなる一冊です。
レビュアー 1469440
事件事件!しっぽが取れちゃいました
どうしよう。どこへ。いつ?
町は大騒ぎになる・・・と思いきや・・・
物語は春の陽射しを思わせる 蒲公英色に包まれて
唱えたくなる 擬態語の続々
ふたりのおしゃべりの波長は 昨日今日のおしりあいではないことを証明する
見つかるかなぁ 応援せずにはいられない
図鑑も 椅子も 洗濯ものも 傘だって
ボトボタさんを囲む 調度品に要注目
YouTubeにあげられた 鉛筆のメイキング動画の優
ペン先を重ね重ね 線と線と線
世界に色が施され 温もりましまし
挿入曲のこれ以上もこれ以下もない
これしかない旋律
1本の線も 目のまんまるも 少しの色の違いも 光のまばゆさも
よかったね よかったよ へたどる道すがら
どれも見逃したくない
レビュアー 752611
『そうじきのなかのボンボン』に比して今度は明るい色使いのイラストが、目を楽しませてくれます。しっぽのぽっぽの存在がかわいらしくて、その成長が目覚ましくて、生き生きとしたお話に引き込まれました。
ボトボタさんののんびり具合が危なっかしいやら、おかしいやら。
いつしか離れられない相棒となったボトボタさんとぽっぽ。
もともとはボトボタさんのしっぽだったけれど、今や完全に独立した「個」でありつつ、ともに生きるお互いの立ち位置が確認できました。
加藤絢子さん、要注目で目が離せません。
レビュアー 998972
繊細で温かい絵の色合い。
それがボトポタさんの優しいおっとりとした気風に合っていて、
元々は自分と同じぽっぽをとても愛おしく思う。
自分というものの中のどこかにとてもいい長所を見つけるけれど、
自分も癒されるという感じの自己愛の物語なのかなと思いました。
レビュアー 946550
不思議な不思議な、でも、ほんわかして、とってもかわいらしい絵本でした。
まさか、しっぽがあんなふうになっちゃうなんて……こんな面白い展開ってはじめて。
途中、ちょっとはらはらしたけど、でも、再会も果たせて、そして、さらに新たな展開への可能性もでてきたりして、今後の展開がさらに楽しみになってきました。
図書館関係者 831903
絵本全部が日だまりのようなトーンで、
ページをめくるたびに、温かい気持ちになる。
そしてオノマトペが、たまらなく可愛らしい、大好きだ。
てぽてぽてぽとお散歩するポトポタさんとぽっぽ。
なんとも可愛らしい、てぽてぽてぽ。
もう、お散歩はてぽてぽてぽ以外考えられないなぁ。
優しくて、穏やかで、温かくて、
途中少しハラハラするけれど、
この絵本に出会えてよかった。
書店関係者 814855
ボトボタさんは、もしゃもしゃで のんびりやさん。しっちゃかめっちゃか、ちらかった 、それでも心地の良いお家でのそのそとくらしています。
おんなじ本を何冊も買っちゃうような、うっかりさん。でも、ボトボタさんは、それを一つ一つ気に病んだりはま〜ったくしないのです。不幸だなっておもっちゃうのは、やっぱり、足りないものを数えること。人と比べて自分はどうとか探すこと。そういったことを自ら「丁寧」にさがして、数え上げて、ああ、自分は不幸だ、だめなんだと、自分で自分に不幸をまとわせているみたいのところってないですか?
だから、ボトボタさんは、不幸じゃなかったのです。心乱れたりしない、平和な暮らしをおくっていたのです。
なのに、自分の一部だったしっぽが、自分からとれちゃって、「わたしは しっぽの ぽっぽ。あなたの おしりに いた ものです」・・・そう、それからのくらしは、どこかちがってしました。
もとは自分だけなんです。だって、自分のしっぽですものね、もともと。でも、いまは、しっぽは、「ぽっぽ」というなまえのついた自分とはちがうそんざいです。じぶんとはちがって、「ぽっぽは ちんまりで こつこつさん」です。くらしが、すこし変わって行くようです。ただのはっぱが、ねぎやみかんとわかったり、おせんたくものが外で干されてよくかわくし、ぽっぽがいるとお出かけも前よりも心が弾むようです。
ボトボタさんの毎日はもう以前と違うのです。それが・・・
大切なものをなくすこと。それは、一見不幸に見えたりします。
ボトボタさんは、いぜんより心の動きがおおきいのです。心が大きくなったその場所には、ぽっぽが住んでいた、ぽっぽが、いなくなると、おそろしくガランとしたその場所は「さびしさ」をボトボタさんにあたえます。こんなに寂しいと、世界がだだっ広くて、つまらない・・・これって、不幸ですか?これは、形を変えたシアワセ、豊かさ、宝物なのではないでしょうか?
やはり、自分だけの世界がいくら平和で、穏やかであっても、それいじょうに自分以外の存在と深く関わることは心乱れることが時にあっても、それ以上に、こころを広く、豊かに、明るく、暖かに、美しくする・・・そう、おもいださせてもらいました。
加藤絢子さんのほんとにそこに住みたくなるような暖かな世界で、ステキなお話をいただきました。ありがとうございます。