窓のまどかさん
作/戸森しるこ 絵/クリハラタカシ
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刊行日 2026/03/11 | 掲載終了日 2026/02/10
ハッシュタグ:#窓のまどかさん #NetGalleyJP
内容紹介
★★野間児童文芸賞受賞作家、戸森しるこの不思議なイキモノガタリシリーズ童話、第2弾!★★
「窓と話すと、楽しいよ!」
読むと、心がピカピカになるユーモア童話
「もしかして、まどかさんは、窓か? なんちゃって」
「そうなの。わたし、窓なのです」
それにしても、窓がしゃべれるなんて知らなかった。
●このユニークな童話はこんな人におすすめです!
□自分にしかできない生き方を知りたい!
□人間のまねをする窓と友だちになりたい!
□人間と話すのに疲れてしまっているかもしれない!
□ハッピーになる歌を探している!
●戸森しるこのイキモノガタリ・シリーズ3作品刊行予定
『ねぎのねぎしくん』(絵:伊野孝行)
『窓のまどかさん』(絵:クリハラタカシ)
『棚のタナカちゃん』(2026年刊行予定)
【プロフィール】
●戸森しるこ
1984年、埼玉県生まれ。武蔵大学経済学部経営学科卒業。東京都在住。『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同作は児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2017年度青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年の部の課題図書に選定された。『ゆかいな床井くん』で第57回野間児童文芸賞を受賞。その他の作品に『十一月のマーブル』『理科準備室のヴィーナス』『レインボールームのエマ』『すし屋のすてきな春原さん』『ぼくらは星を見つけた』『ひなまつりの夜の秘密』『ねぎのねぎしくん』 (以上、講談社)、『トリコロールをさがして』(ポプラ社)、『しかくいまち』(理論社)、『れんこちゃんのさがしもの』(福音館書店)、『ジャノメ』(静山社)などがある。
●クリハラタカシ
1977年東京都生まれ。漫画、絵本、イラスト、アニメーションなどを制作。1999年漫画『アナホルヒトビト』でアフタヌーン四季大賞受賞。主な著書に漫画『ツノ病』『隊長と私』(共に青林工藝舎)『冬のUFO・夏の怪獣【新版】』(ナナロク社)、漫画絵本に『ゲナポッポ』(白泉社)『日曜日のはじめちゃん』『きょうのコロンぺク』(共に福音館書店)、絵本に『これなんなん?』(くもん出版)『とおくにいるからだよ』(教育画劇)『ミスター・ソフティークリーミーまちをゆく』(佼成出版社)などがある。
【編集担当より】 面白い生き方を知りたい人、モノにも実は心があるんじゃないかと信じたい人にぜひ読んでもらいたい、子どもも大人もワクワクするおはなしです! ※カバーデザインは変更することがございます。
※カバーデザインは変更することがございます。
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おすすめコメント
【編集担当より】
面白い生き方を知りたい人、モノにも実は心があるんじゃないかと信じたい人にぜひ読んでもらいたい、子どもも大人もワクワクするおはなしです!
【編集担当より】
面白い生き方を知りたい人、モノにも実は心があるんじゃないかと信じたい人にぜひ読んでもらいたい、子どもも大人もワクワクするおはなしです!
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★★★
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出版情報
| ISBN | 9784065426005 |
| 本体価格 | ¥0 (JPY) |
| ページ数 | 63 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
レビュアー 781279
窓がしゃべるなんて! 学校の窓の名前は「まどか」さん。 丁寧な言葉づかいなのに、窓にボールがぶつかったりすると、「だれかがボールをぶつけやがったわ」なんて言葉づかいに変わってしまう。 そう、まどかさんは人間のまねをする窓なんです。
まどかさんと出会った真凜ちゃんは、まどかさんとお話をして、まどかさんのお願いを聞きながら親しくなっていきます。 真凜ちゃんの表情がくるくる変わり、クリハラタカシさんのイラストがとても可愛いです。
まどかさんを理解するのはちょっと大変。 だけどまどかさんはお話好きで、なんでもお見通し。
まどかさんの親友である保健室の円香先生の、「いやなことをいやって言うのも、ひとつの勇気だからね」という言葉がとても素敵です。
窓とお話できるなんて羨ましいです。 人間の真似をしたり、歌ったり楽しいことが好きで、行動力もあるまどかさん。
まどかさんは今日もきっと世界中の窓から、見守ってくれていることでしょう。ちょっと勇気を出して話してみたら、新しい世界を知ることができそうな楽しい一冊です。
図書館関係者 1038994
モノがしゃべる。あり得ないのにあり得そう。
読んでいると心が軽くなります。
お腹が痛くなるほど嫌なことは、無理してやらなくてもいいよ。など優しさで包まれている。
窓と分かり合うのは難しいと思う真凛ちゃんもかわいい。分かりあおうとしてたのか!
レビュアー 1937833
どの窓にいても同じようにまどかさんだという設定が面白かった。割られても痛くないというのも意外で面白い。主人公がまどかさんに友情を感じるようになっていって、先生にちょっと嫉妬したり、別れをさみしがったり、また会えるのが分かって嬉しくなったりしている姿がほほえましくて良かった。歌テストの件だったり、親友は何人いても良いとか、別れが嫌でも何も言わず送り出そうとしたり、そういうちょっとした所でもなんか良いなと感じた。
レビュアー 1469440
「気」を感じる作品だった。
真凛ちゃんは小学生。
クラブ活動はしているけれど、6年生ではないらしい。
とじまり当番のおしごとを ひとりでちゃんとやろうと思う子。
先生も泣くことに、驚きを隠せない。
音楽の歌のテストがゆううつ。
他者を変えることは難しい。けれど、他者にもある気持ち
窓という静物を素材に作品を創りあげた著者の気付き
窓はたいてい四角いけれど、まるを感じる気配の絵は
出過ぎず欲しいところには必ず在る。
イラストだけの頁もある。
いつもそこにいる 窓の気心
保健室の先生の暖気
窓を開けてみた。無色透明の風がはいってきた。
空気がかわる
保健室の窓側にあってほしい本。
私なら、机の引き出しのお腹のところへ置く。
いちばん大切な場所をあたためてこかなくちゃと思ったのだ。
書店関係者 571250
ある日の放課後、バスケットボールクラブの練習後に真凜ちゃんがひょんなことから出会ったのは窓のまどかさん。学校中すべての窓という窓がまどかさんで、移動も自由自在らしい…。
真凜ちゃんとまどかさんのユニークでほっこりな友情を描く5編の物語。
話をする窓の存在を驚きながらも受け入れちゃう真凜ちゃんが面白いし、バイタリティ溢れ神出鬼没なまどかさんのキャラクターもいい!
窓と理解しあうのって、難しいなぁ。と感じる真凜ちゃんの率直な想いと、フラットな関係をまどかさんに望む、好奇心旺盛だけど、相手を尊重する心根がとても好ましい主人公。
児童の気持ちに寄り添った考え方をしてくれる保健室の円香先生は魅力的だし、大人でもなく同級生でもないけど、おおらかに見守ってくれる存在のまどかさんも味わい深いし、読んでいて元気がもらえる作品でした!
3作目の『棚のタナカちゃん』も楽しみで、期待が高まります!
レビュアー 946550
学校の窓が突然しゃべりだす設定が最高!
トイレでへんなこと聞いてきたり、変な歌を歌ったりするお茶目な性格に爆笑しました。世界中の窓を旅してピカピカ輝くラストには元気をもらえます。クリハラタカシさんの描くユーモラスな挿絵が、不思議で楽しい物語にぴったりです。次はどんな内容になるか楽しみです!
レビュアー 1276849
イラストも一緒に楽しめるのがいい。
ファンタジーだけど、学校が舞台なので子供たちが感情移入しやすく、読みやすい物語。
さらに文章表現が易しいため、読むのが苦手な子にも勧めやすい。
短い物語だが、読み手によっていろんな解釈ができる余白があるところが面白いし深いと思った。
レビュアー 752611
シリーズ2。このシリーズ、おもしろいです!
クリハラタカシさんの挿絵も楽しい。
常々わたしもモノに気持ちがあると思っているので、窓のまどかさんにも抵抗はありません。
学校中の窓がまどかさん。真凜ちゃんとお話しするようになって、まどかさんは表情(?)豊かに喋るようになったと思います。やっぱり、誰かと話すことはだいじなことなのです。
保健室の円香先生との秘密の関係がわかった時には、学校ってそういうところ⁉︎と変に納得しました。
まどかさんの自由な意見、自由な行動、とってもいい。
まどかさんと話しながら真凜ちゃんもまた考えに柔軟性が出たように思います。
学校っていいな、いい場所だなと思えるお話でした。
レビュアー 1049450
戸森さんのネーミングセンスは、相変わらず素晴らしい。
そして、軽くてのほほんとした雰囲気の物語も素敵。
それでも、気に病んでおなかが痛くなるような出来事もがあって、保健室の先生が、おなかが痛くなるほど嫌ならやらなくたっていいのよ、と軽く言ってのけるのもいい。
メディア/ジャーナリスト 1036613
窓ってどこにでもある。家の中だけでなく、学校にも会社にもあるし、食事をするカフェやレストランにもある。そして窓にもしこの物語に出てくるような「まどかさん」がいて「まどかさん」とお話ができたらきっと楽しいかもしれないと思った。真凜ちゃんは放課後、クラブの練習が終わって体育館の戸締まりをしている時、壁の下の方にある開いていた小さな窓を見つめ、閉めようと手をのばしかけた時に「まどかさん」と出会った。そして学校内にある様々な場所の窓に出没する「まどかさん」とおしゃべりを交わしていくうちに真凜と「まどかさん」はお友達になっていく。窓っていろんなことを見てるし、知っているんだな。そう思うと、私も「まどかさん」とおしゃべりをして色んなことを聞いてみたくなった。どこにでもある窓。でも掃除をついつい忘れがちな窓。外側はプロでないとできないけど、せめて内側だけは定期的に綺麗にするようにするからね。まどかさん。
レビュアー 2000292
楽しい日はもちろん、
ちょっぴり落ち込んだり
嫌なことがあったり
そんな学校での毎日にまどかさんは寄り添ってくれます。
親身に話を聞いてくれるし、アドバイスや主張もしてくる窓のまどかさん。
窓が感情を持って主人公に接するところがとても楽しく、サクサク軽快に進む物語。ゆるっとしたイラストも相俟ってあっというまに最後のページになります。
まどかさんがいることで、学校での味方が1人増えたみたい。
あなたのそばにもきっと、まどかさんはいることでしょう。
図書館関係者 724051
まずは、窓際の席で絵を描いていた小学生の時の私に読んでほしい本です。
小学校にはいろんな子がいて、元気に動きまわる子もいれば、静かにしている子もいますよね?
そんな、いろんな子たちを見守るまどかさんのような存在がいてくれたら、小学校生活はもっと気楽になるのになと思います。
お話は、ものすごい事件が起こるわけでもなく、そこには日常のちょっとしたことがあるのですが、ナイショなことで、特別でステキです。
読み終わって、「私もこんなふうに柔軟な心でいたいな」 と思いました。
読みやすい文と、とってもかわいい絵もピッタリで、絵本も読むけど、もう少し文が多い本を読みたい子がはじめて読む本とてもピッタリですね。
おすすめしたい児童書がまた増えました!
嬉しいです!
レビュアー 483494
小学生の主人公に話し掛けてきたのは体育館の『窓』のまどかさん。面白いのは、どの窓も話せる訳ではないらしく、まどかさんもトイレにいたり、踊り場にいたりと移動するところ。学校が出来た当初からいるまどかさんだが、誰もがまどかさんを知っている訳ではないのも面白い。『世界の車窓から』という番組があるが、まどかさんも窓の外の世界を楽しんでいるのかと想像してしまう。暖かくなったら窓掃除でも頑張るか…。
教育関係者 645139
《「わかりあえないかもしれない」
それでも言葉を交わすことを、児童文学はあきらめない》
この「イキモノガタリ」シリーズは、戸森しるこ先生でなければ書くことはできないと感じた。
そして同時に、児童文学というジャンルだからこそ、ここまで踏み込めた物語なのだとも思う。
本来はコミュニケーションが成立しないはずの、しかも異質な存在同士がやりとりを重ねる中で、新たな認識の地平がひらいていく。
それは、戸森しるこ先生だからこそ、そして児童文学という形式だからこそ成立した物語だ。
もちろん、素直に楽しんで読んでいいはず。
けれども、その前提を踏まえて読み返すと、このシリーズが、これまでにない深みを持った試みであることに気づかされる。
シリーズ第一作の『ねぎのねぎしくん』は、同じ生物であり、さらに「食べる/食べられる」という関係で結ばれた、少年とねぎの物語だった。
長い対話の末に互いを理解し、その根源的なつながりの上で、新しい幸せを見つけていく。
第二作となる本作『窓のまどかさん』では、人(生物)と窓(無生物)という、さらに異質な存在同士のコミュニケーションが描かれる。
その設定からも、このシリーズが更に一段深いところへ進んだことがわかるし、より低学年を対象とした必然性も強く感じられた。
⸻
「窓のまどかさん」と真凜のやりとりは、最初こそすれ違いもあるが、次第にあたたかく、微笑ましいものになっていく。
指輪の出来事からまどかさんの優しさを知り、トイレでのやりとりからは寂しがりな一面も見えてくる。
そうした経験を重ねる中で、二人は対等な関係を築いていく。
その様子が、なんとも微笑ましい。
歌が苦手な真凜を気遣い、まどかさんが保健室の円香先生に相談する場面も印象的。
まどかさんの大親友である円香先生に、真凜が少し嫉妬してしまう様子には、思わずうなずいてしまった。
夜中に真凜の部屋の窓にまで会いに来てくれるまどかさん。
寂しがりなまどかさんが、自分から会いに行きたいと思う存在に、とうとう真凜はなれたのだ。
世界中の窓を旅しながらも、真凜を心配させないようなタイミングで戻ってくるまどかさん。
その気遣いと二人のつながりに、心があたたかくなった。
旅を終え、以前にも増してピカピカに輝く窓の姿から、経験を積み、見聞を広げることの大切さは、人だけでなく窓にとっても同じなのだと感じた。
それは、
「自分のこと、今までよりも、もっとずっと好きになった」
という、まどかさんの言葉によく表れていた。
⸻
微笑ましいやりとりに心が温まる一方で、読み進めるほど、ふと立ち止まってしまう場面もあった。
窓という存在と人とでは、根底ではわかりあうことが難しいことも、物語の中で静かに示されている。
「恥ずかしい」と感じる観点が、人とは異なること。
更に、「痛いような気がする」から「人間のまねをして」「痛ーい」と言う、という描写に象徴されるように、生物と無生物の間には越えられない溝があることも。
それでも言葉を交わし、それが通じあっていると感じることは、もしかしたら幻想なのではないか。
そんな理解不可能性への怖れさえ、読んでいて一瞬、抱いてしまった。
しかしこの不安は、人と人との関係のアナロジーとして読むことができるだろう。
私たちもまた、相手の心の内や本質を完全に知ることはできない。
だからこそ、言葉を交わし続ける必要があるのだと、この物語は静かに示していると感じた。
そのために、「窓が話す」ことが自然に受け入れられる児童文学という形式が選ばれたのだろう。
読んでいて楽しい、やさしい物語の中に、ここまでの問いをそっと忍ばせている。
その構成と決断に、戸森しるこ先生の思索の深さと英断を感じ、深く敬意を抱いた。
そしてこのシリーズの最後、第三作『棚のタナカちゃん』では、戸森先生の思索はどこまで進んでいくのだろうか。
ぜひ読んで、確かめてみたい。