本文へスキップ
外の世界の話を聞かせて 表紙

外の世界の話を聞かせて

ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。


1

KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。

2

Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。

刊行日 2026/02/26 | 掲載終了日 2026/03/31


ハッシュタグ:#外の世界の話を聞かせて #NetGalleyJP


内容紹介

南天文庫には、外とは違う時間が流れている――
いつの時代も、「隙間の場所」では物語が生まれる。
時間と場所を超えて重なり、織り上げられてゆく人の生に静かに耳を傾ける、珠玉の群像劇。
私設図書館・南天文庫。高校一年生の陽日は、幼い頃からここに通い続けている。他の子供たちが帰ったあと、運営のあやめさんと話すようになったのはいつからだろう。あやめさんは陽日にときどきこう言う――「外の世界のことを話して」。
日々の出来事をあやめさんに伝える一方で、陽日はあやめさんが子供だったころの話を集めてもいる。なんでも、「ピンクの家」と呼ばれたガード下の元公民館に、三組の夫婦と五人の子供たちが身を寄せ合い不法に暮らしていたらしく……。

★私設図書館が舞台ということもあり、本作には沢山の本が登場します。ぜひご注目ください。

『外の世界の話を聞かせて』登場書籍一覧
ダン・ローズ『ティモレオン』
トーベ・ヤンソン『フェアプレイ』
クレイグ・ライス『スイートホーム殺人事件』
メアリー・ノートン「小人の冒険」シリーズ
エマニュエル・ボーヴ『あるかなしかの町』
エイダン・チェンバーズ『おれの墓で踊れ』
ジョエル・マイヤーウィッツ『ア・サマーズ・デイ』
ペドロ・アルモドバル『パティ・ディプーサ』
佐藤さとる(作)村上勉(絵)『おしゃべりゆわかし』
工藤尚子(作)長新太(絵)『ともだちは海のにおい』
安房直子(作)岩淵慶造(絵)『ハンカチの上の花畑』
舟崎克彦・舟崎靖子『トンカチと花将軍』
神沢利子(作)井上洋介(絵)『くまの子ウーフ』
ケネス・グレアム『たのしい川べ』
ルドウィッヒ・ベーメルマンス『マドレーヌ』シリーズ
ロバート・マックロスキー『すばらしいとき』
ジョン・メイスフィールド『夜中出あるくものたち』

【著者略歴】
江國香織(えくに・かおり)
1964年東京都生まれ。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で第15回山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞、07年『がらくた』で第14回島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で第5回中央公論文芸賞、12年『犬とハモニカ』で第38回川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で第51回谷崎潤一郎賞を受賞。著書に『きらきらひかる』『左岸』『抱擁、あるいはライスには塩を』『なかなか暮れない夏の夕暮れ』『彼女たちの場合は』『去年の雪』『シェニール織とか黄肉のメロンとか』『川のある街』『ブーズたち鳥たちわたしたち』ほか多数。小説のほか童話、詩、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している。

南天文庫には、外とは違う時間が流れている――
いつの時代も、「隙間の場所」では物語が生まれる。
時間と場所を超えて重なり、織り上げられてゆく人の生に静かに耳を傾ける、珠玉の群像劇。
私設図書館・南天文庫。高校一年生の陽日は、幼い頃からここに通い続けている。他の子供たちが帰ったあと、運営のあやめさんと話すようになったのはいつからだろう。あやめさんは陽日にときどきこう言う――「外の世界のことを話して」。
日々...


販促プラン

【書店員様限定のご案内】
初回指定をご希望の場合は下記よりお申込みをお願いいたします。
締切は【2/2(月)】です。
https://forms.office.com/r/JwuSZxQnH8

【書店員様限定のご案内】
初回指定をご希望の場合は下記よりお申込みをお願いいたします。
締切は【2/2(月)】です。
https://forms.office.com/r/JwuSZxQnH8


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784087700367
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 240

閲覧オプション

NetGalley Reader (PDF)
NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

久しぶりの江國さん。相変わらず描写の細やかさが光っていました。
舞台設定も登場人物も、たくさん実在の本が言及されるところなども、いかにも江國さんらしく。
全体が現代と過去を行き来する構成ですが、緊迫感やドラマティックな展開などはありません。
淡々と静かに語りを進める感じも、懐かしい印象でした。

もはや名人芸の域だと思いますが、イマドキの若い読者にとっては物足りないでしょう。

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

ああ、江國さんの本だと思った。
南天文庫を営むあやめ、その文庫に三歳の時から通う高校生の陽日、過去にあやめさんと共同生活をしていた真美子、功、もう今は亡きあやめのお母さんの輝子の視点で日常が描かれる。
状況的には今の私と重なる登場人物は誰もいないし、心情的にもすごく共感できるわけでもないのに、どうして分かってしまうんだろうと思う瞬間がいくつもあった。一方で、自分が確かに目にしてたのに見逃してきた風景、忘れてしまった感触にはっと気づかされる。
不思議だけど心地よい本だった。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

私が読んだことのある江國香織さんの小説は、いつもどこか浮世離れしていて、登場人物もちょっと変わっている。あやめさんに言わせると、変わっていない人なんかいないということらしいけれど。わたしは、この小説の世界の雰囲気が好きだ。客観的にみると、どの登場人物もそれなりに波乱が多いけれど、なんだかんだ楽しそうに生きているからだ。楽しみや幸せは人と同じでなくてもいいと思える。「本のなかは不変」というのに共感し、自分もそのことを知っていることをとても嬉しく思いました。

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

本さえあれば無敵になれる。
私設文庫に通う少女がとびきりキュートだった。
第2の実家のような空間で本に浸る生活。そして店主の奇妙な子供時代の話。
2つが交差しながら進む。
今のお話を聞きたい人、昔の思い出話を聞きたい人。お互いがお互いの話を楽しみにしている。そして読者はその2人の話を楽しく読んでいる。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars

自分の見ている世界。でも世界はそれだけではない。人の数だけ色んな世界があり、同じ世界かもしれないし違う世界なのかもしれない。
人は自分の知らない世界を知りたいと思う、陽日がピンクの家の時のことを知りたいと思うのはあやめさんの事を知りたいと思う事から
そう思うのかもしれない。誰かの事を知りたいと思う事は外の世界を知ることに繋がるのかもしれない。
自分の世界に人が入ってくることが気になる人もいれば気にならない人もいる。
あまり外の世界を知りたいが故に人の世界に入りすぎるのも良くないのかもしれない、とふと思いました。

4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
4 stars
このレビューは参考になりましたか?
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars

大どんでん返しもないし、事態が好転するわけでもない。彼女たちの世界はほんのり影をおびたまま続いていくし、時はしっかりと静かに流れていくのがわかる。その容赦ないほどの静謐さが美しく、彼女たちの存在を色濃く感じさせる作品でした。
会話をしている時の、一瞬でささくれが出来るような緊張感や内心の動揺や戸惑い…江國さんえぐいっす…と思いながらも文章の美しさにするすると読めてしまう。やっぱりえぐいっす。彼女たちの内心に「あああ辛い」と思いながら捲りました。
人の心は分かり切れないものだ。私なんて、まだ幼い娘の言葉にすらドキッとしてしまう。よく考えて人を見ている彼女たちは、いまこの瞬間にもさまざまな想いを抱えているに違いない。よく考えて人を見ている彼女たちは、いまこの瞬間にもさまざまな想いを抱えているに違いない。彼女たちに会えたら「お互い色々あるけれど、まあ元気にやっていこう」と言いたい。

5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
5 stars
このレビューは参考になりましたか?