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母という呪縛 娘という牢獄 表紙

母という呪縛 娘という牢獄

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刊行日 2026/03/13 | 掲載終了日 2026/03/19


ハッシュタグ:#母という呪縛娘という牢獄 #NetGalleyJP


内容紹介

\\本書プレゼント企画!//

「モンスターを倒した。これで一安心だ」

誰も気にとめなかったツイッター(現X)への投稿から時が経ち、河川敷で発見されたバラバラ遺体。
逮捕されたのは「医学部9浪」の娘だった――。

2018年3月、滋賀県の河川敷で激しく損傷、腐敗した遺体が発見され、のちに近所に住む58歳の女性のものと判明した。
死体遺棄容疑で逮捕されたのは31歳の娘。
母を殺した背景にあったのは、医学部入学を目指した9年間の浪人生活だった。

獄中の娘との膨大な往復書簡をもとにつづられる渾身のノンフィクション。

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★★本書プレゼント企画★★
『母という呪縛 娘という牢獄』にレビューを投稿してくださった方の中から抽選で3名様に本書をプレゼントいたします!!

詳細は【販促情報】をご確認ください。

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著者/齊藤 彩(さいとう・あや)
1995年東京生まれ。2018年3月北海道大学理学部地球惑星科学科卒業後、共同通信社入社。
新潟支局を経て、大阪支社編集局社会部で司法担当記者。2021年末退職。本書がはじめての著作となる。


\\本書プレゼント企画!//

「モンスターを倒した。これで一安心だ」

誰も気にとめなかったツイッター(現X)への投稿から時が経ち、河川敷で発見されたバラバラ遺体。
逮捕されたのは「医学部9浪」の娘だった――。

2018年3月、滋賀県の河川敷で激しく損傷、腐敗した遺体が発見され、のちに近所に住む58歳の女性のものと判明した。
死体遺棄容疑で逮捕されたのは31歳の娘。
母を殺した背景にあったのは、医学部入学を...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
 空白ページは削除して公開しております。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
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○フィードバック率の低い状態が長く続く方
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※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だっ...


おすすめコメント

本書で語られる内容はけっして他人事として片付けてはいけません。
どの家庭で起こりうることであり、現在進行形で教育虐待に苦しんでいる子どもたちがいることは無視できない現実です。
「学歴信仰」がはびこる現代社会で、すべての父と母、そして子どもたちに贈りたい一冊です。


本書で語られる内容はけっして他人事として片付けてはいけません。
どの家庭で起こりうることであり、現在進行形で教育虐待に苦しんでいる子どもたちがいることは無視できない現実です。
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販促プラン

★★本書プレゼント企画★★
『母という呪縛 娘という牢獄』にレビューを投稿してくださった方の中から抽選で3名様に本書をプレゼントいたします!!

是非、ふるってご参加下さい!
みなさまのレビューを楽しみにお待ちしております。

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・レビュー投稿締め切り【2026年3月19日(木)23:59まで】
・応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします
・NetGalley登録アドレスを出版社へ開示している方が対象となります。
・当選の発表は講談社からのメール通知をもってかえさせていただきます。
・発送の都合上、国内在住の方が対象となります。
・プレゼントは2026年4月中の発送を予定しております。

-----------

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!

著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。
※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

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・レビュー投稿締め切り【2026年3月19日(木)23:59まで】
・応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします
・NetGalley登録アドレスを出版社へ...


出版情報

ISBN 9784065430170
本体価格 ¥750 (JPY)
ページ数 274

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あまりにも重い。なぜなら、親を殺めた娘に寄り添いたくなるから。

この事件は、みなさん、知っているはず。
親の期待に応えるべく、医学部を9浪までして、志望校じゃないけどなんとか入学し、そして卒業。
これから就職して、ようやく自立できるようになったと思ったら…母親の束縛、拘束、虐待がなおも続く生き地獄。
結果、母親を殺めた。

⁡2018年に事件は起き、
2020年に判決、
2022年に単行本が出版
今回、満を持して、文庫版が刊行。広く読まれてほしいですが、読むのにすごく体力がいる。

殺さず、自分が死ぬという道もあった。でも自分の人生を生きたいという心の叫び。
刑期を終えたら、自分の人生を生きてほしいと願っています。


この話は、子供を持つすべての親に読んでもらいたい。
大なり小なり、教育虐待を受けている人は世の中にたくさんいると思う。家庭の事なので顕在化されない。
⁡私の父は祖父から受けた教育がすごく辛いものだったと言っていたことを思い出した。
⁡私の父は「子供は親のおもちゃじゃない」とよく言っていた。
⁡私の父も、祖父を殺したいと思ったことは何度もあるんじゃないかな。そこを行動に移す移さないの差はなんだったのか。この本を読んで、自分も親の立場になり、深く考えるきっかけとなりました。

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残忍な事件の報道記憶はそう遠くない。
幾度も胸が締め付けられる息苦しさを感じながら読んだ。
しかしいま、誰かの生き方を想像できる度量が広がった。
これを優しさと言うのだろうか。

あったことではなく、そこまでする?どうして?
知りたいではなく知らなければ、その一心で本書を選んだ。
彼女の記憶の赤裸々は、それだけ会話を心への打撲を反芻していたのだろう。
母親をそこまで追い込んだ根源は何だろう。
幼少期に母親が傍に居なかったという、亡母の成育歴を指すだろうか。
自分は着なかった聖人式の振袖を娘に買い与えた。
言うがままの見合い結婚、工場パートの不一致。
大学授業料が無償化されない政策を挙げるだろうか。
父親、教師、行政のせざるを得なかたったを仕方ないの箱に閉じ込めるのか。
いやそんなことじゃない、それだけじゃない。
家という密室、お母さんでしょという呪縛、妄想のエスカレート、医者こそという崇拝
「べき」という凶器 
「したほうがいいかな」という自分不在。
母親はどんな人生を生きたかったのだろう。
知る術のない問は、闇夜に放たれたままだ。

あかりさん
いま、世間はミラノ・コルティナオリンピックに湧いています。
貴女が今とは別の空気をすい込む頃は
オーストラリア・ブリスベンでオリンピックが開催されているかもしれません。
そのとき、誰と一緒にいるでしょう。何に夢中になっているでしょう。
どうぞお母さんの年齢を超えて、生き抜いてください。
自分の錨をおろし、自分の船を漕ぎだしてください。

最近の私は谷川俊太郎さんの「あなたに」という本を読みました。
次は「晴れの日の木馬たち」を読むつもりです。
それではまたいつか

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このニュースのことは、今でもはっきりと覚えている。
事件の内容をニュースで知り、なんともやりきれない気持ちになった。

この本を読むことによって、ニュースだけでは決して知ることができなかった、
あかりさん(娘)が決心するまでの家庭内での出来事、
母親の言動、
あかりさんの心の動きを知ることができた。

そしてわかったこと。
これは決して人ごとではないのだ。
未だ根強く残る学歴社会のなかで、子供に押し付けてしまうプレッシャー。
そこをよく見てみれば、”子供のため”と言いつつ、
実は自分の見栄のためだけであったりするのだ。

あかりさんは、どれだけ苦しかったことだろう。
凝り固まっていたあかりさんの心が、
出会った人達によって、少しづつ柔らかくなっていったことに、
救われた気がする。

やはり、人は人によって救われるのだ。

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読み終えて思ったことは、母親妙子さんの話が聞きたかった、だった。
私も子を持つ母親として自分の育児を振り返り、とても褒められるものではなかったと自覚しているし、私だってエスカレートしていたら、同じ状況になっていた可能性もあると思うと、私と妙子さんの違いは何だったのかを知りたいと思った。
あかりさんが実母の殺害にまで及んでしまった経緯があったように、妙子さんにも娘に対してあそこまでしてしまった経緯があり、その言い訳をして欲しかった。
言い訳をしてもらって、ただのモンスターではなく、あかりさんの母親であったと信じたいという気持ちがあるのと、その母親の部分をあかりさんにもっと伝えて欲しかった。
この本を読んで考えさせられたことはたくさんあるけれど、妙子さんが亡くなっていて、あかりさんの気持ちでしか伝えられないことが何より悲しく感じられて仕方がない。

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単行本が発売されたときに一度読み、今回再読させていただいた。あまりにも辛い事件で当時の報道を覚えています。この本を初めて読んだ時はあまりにも辛く何度も本を閉じましたが、今回は冷静に読むことができました。
この事件の犯人になったあかりさんは自分の意思で医学部入学を目指したわけではありません。看護師になったのも妥協であり、母親にとっては通過点に過ぎませんでした。
あかりさんは不安定な母親に寄り添おうともするし、逃げても逃げても捕まり、善悪の判断すらつかなくなっていく姿がとても辛かったです。

本人の意志でなく親から医学部入学を強いられ、幼い頃から彼女のように身体に虐待を受けながら医師になった人を知っています。
私の大学の看護学科でも医学科を目指し仮面浪人している同級生もいました。だから、この事件だけが異常性を持っているとは思えないのです。
子どもは親の所有物ではありません。子どもの将来の肩書だけのために笑顔を作る母親の気持ちはどんなものだったのでしょう。

あかりさんほどではないですが、私もひどい虐待から逃げるために、早く一人暮らしをしたくて実家から通えない大学に入学し看護師になりました。
一度は命を預かる仕事を志したあかりさん。そして看護師としてなりたい道が見つかったのに、母親により道が閉ざされようとしたときの辛さは想像もつきません。
同じ仕事を目指した者として、虐待を受けた子どもとして、親への気持ちが理解できるところもあるからあなたを責めることはできません。
母娘という2人だけの遮断された世界で生きていてどれだけ苦しかったのでしょう。いくつも分岐点があったはずなのにと思ってしまうのは結果論でしかないのでしょう。
刑務所のなかで、これまでに出会ったことのない人達と出会い、色んなことを考えているのですね。
出所後のあかりさんの、ささやかなのぞみが叶いますように。

3月発売ということで、お子さんの進路に悩む親御さんや、自分の進路や境遇に悩む学生さんにも読んでほしいです。

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内容は尊属殺人で厳しいものではありますが、とても読みやすかったです。
母か娘のどちらかが死を選ばなければ終わらない戦いなど、とても想像ができません。
刑が確定した現在、父親が面会や差入れなど支援してくれることに感謝している娘の言葉がありますが、複雑な思いを受けました。
耐えきれず娘が家出した際に、母(自分の元妻)に言われて娘を連れ戻した父親だからです。
母親の行き過ぎた行動をわかっていて離婚したのなら、その時点で娘を保護してあげられなかったのかと思いました。
この娘さんが刑を終え、新しい人生には少しでもやすらぎがあるといいなと願いました。

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私はかつて娘で今は母である。
母の「自由にして良いよ」は
実は選択肢がない、母の思いに沿う選択をしないと
母のフキハラにより、日常生活に支障が出るこはしばしばあった。進学から服から、成人してからは保険やボーナスの使い方など。
1人暮らしをして、その後結婚し、今は何とか良い距離感で暮らしている。それでも未だに母の顔色を伺ってしまう。恐ろしいのは、私が小1の息子に時折同じように
自分の不機嫌で彼を支配しようとしてしまう。
母に似た口調の自分にヒヤッとする。

どうか子どもに呪いをかけずに、健やかに育てたい。
読後、強くそう思った。

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哀しく衝撃的な嘱託殺人事件の全貌を被告人の証言、告白を基に明らかにする。
少しずつ綴られる幼き頃からの絆はとてつもなく歪で違和感を禁じ得ないが、基となる形は教育熱心な母親と少しの自立心、反発心を持ちながらも懸命に応えるかのように励む娘の姿でどこにでもある光景だ。さらにやや関心の薄い父親と見栄っ張りな家族としての姿。これもどこにでもある光景であり、どの家庭でも起こり得たことを暗示しているようで社会としての不安感を強調する。
これが個々としての特殊な事件なのか、どこにでもある光景の一部としてたまたま発生した事件なのかを断ずることは難しいが、唯一気になるのは、被告人が指摘された「0」か「1」で全てを判断する傾向でありここが分水嶺なんだろうか。
社会の課題を突きつけ、なおも模索させ続けるノンフィクション作品。

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最初にこの事件をニュースで知った時、続報で娘の状況が書かれていて、この人は9年間も浪人させられてなんとしても医学部に行けと母親に言われ、苦しくて殺人を犯してしまったみたいだけれど、その前に逃げることはできなかったんだろうか、もう大人なのになんて思ったことがありました。

この本を読み更に彼女の状況を知った今、本当に彼女は自分が死ぬか母親が死ぬかしかそこから抜け出すすべがなかったのだろうと理解できる。
かといって殺人をおかしてもいいかと問われるとほかにもっといい方法があったのかもしれないと思うけれど、彼女にはただそれが唯一の選択肢だったのだろう。

幼少期はわりと恵まれた生活をしていたように感じたが、勉強のことになると本当に厳しくなる彼女の母親。
母親にこんなに罵倒されたり熱湯をかけられたり鉄パイプで殴られたりしてきたら、逆らうこともできないだろうなと思います。
本当にひどい。父親も途中から別居してしまい、彼女の苦しみに気が付かなかったかもしれないが、それでもなんとかこんなことになる前に助けてほしかったなと思います。

勉強時間もすごく厳しくて、でもよくよく考えると私も高校生の時は同じくらい勉強をしていて。
土日も普通に学校はあったし、学校は7時過ぎから始まるので自転車で一時間かかる私は朝6時には家を出ないといけない。そして先生は家では最低5時間は勉強しろと言ってきて、毎朝SHRの時に昨日の家での過ごし方(勉強時間が5時間ないと注意される)を提出させられる。
部活もあり、家に帰るのが夜の9時前くらいだったので、そこからご飯を食べお風呂に入り、宿題(これだけで数時間かかる)を終わらせてさらにそれも含めて5時間となるとどんなに頑張っても3時にしか寝れないし、私の起床時間は5時過ぎだ。
幸い両親は一切「ちゃんと勉強しなさい」「いい学校に入りなさい」ということは言わなかったのが救いだけれど、
九州の進学校は本当にやばいなと今更ながら感じた。もちろん体罰はないけれど。

この本の最後、彼女の本名が出てきたのがすごくいい書き方だと思った。
40過ぎてから解放されることになるとは思いますが、彼女にはその後自分の人生を楽しんでほしいと思いました。

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滋賀医科大学生母親殺害事件を取材したノンフィクション。

9年間に亘る浪人生活、そのプレッシャーはとても想像することができない。

この母娘関係の恐ろしいところは、一見すると”普通の母娘”にも見えてしまう側面があるところ。ふたりでお出かけをして、写真を飾って…。
本の中には加害者が家出前に書いた置き手紙が
紹介されているが、そのあとの一文を読んで思わず
「えっ???」と声が出た。

何度か試みた家出が成功していれば、と思わずにはいられない。

待望の文庫化。まだ読まれていない方はぜひ。

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私は「娘」という立場から気になって本書を手に取った。
本書は滋賀医科大学生母親殺害事件に迫っている。
加害者はどうして母親を殺すに至ったのか。
一般的に母親は子供にとって安全地帯のような存在だと思うが、
この事件で加害者となったあかり(仮名)は長きに渡り母親から教育虐待を受けていた。
本書を読み終えた今、母親から教育虐待を受けてきたあかり(仮名)を加害者、
彼女を加害者へと追い詰めた母親を被害者と呼ぶのに抵抗を感じている。
親と子、家族と個、愛情と執着、教育とは何かを改めて考えた。
そしてあかり(仮名)が加害者にならずに自分の人生を生きるにはどうしたらよかったのかを考える。
家族、家庭という囲われた社会の中での関係性の難しさを思う。
このような痛ましい事件が起きた時に、私たちの社会はまだ成熟していないんだと痛感する。
だからこそ多面的に見る力が必要になってくるのだと。
親という立場でなくとも本書を手に取って欲しい。

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ニュースを知った時もどうして?と思わずにはいられなかったけれど、ノンフィクションの本書は、読み進めるごとに苦しくなった。母と子の価値観が、どんどん堅固なものになり、母の教育虐待と言える行動を知るにつけ、事件を起こしたあかりに他に方法がなかったのか、そんな状況を変え、やりたいことに向き合えさせてもらえなかった状況をどこかで変えれなかったものかと思わずにはいられない。
嘘をつくのには理由があり、苦しい心の中を思ってしまう。そんな事が2度と起きないよう、そんな親子関係にならないように、いろいろな人に読んでもらいたい本だと感じた。

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まず、被害者の方にお悔やみを申し上げます。
単行本のときから気になってはいましたが、シリアスなテーマであること、実際に起きた事件を元にしたノンフィクションであることに尻込みをしていました。でも読み終えた今は、読んでよかったと感じています。私は母の娘でもあり、娘の母でもあるので、他人事とは思えませんでした。どこかで、何かが少しずれていたら、彼女は、彼女の母は、私だったかもしれない。ずっとそう感じながら、読んでいました。罪を償って自分の道を歩んでいけますように。

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こんな感想はあまりよくないなぁと思うのですが、
正直に言うと、とても面白かったです。
先が知りたくて、あかりさんのことが知りたくて、読む手が止まりませんでした。

これがフィクションだったらどんなによかっただろうか?
読み終わった後、そう思いました。

印象的なのは、母があかりさんのことを時々「あかちゃん」と呼ぶ、その呼び方でした。
「あかちゃん」からいろんなことを想像しました。

私も母なんですが、ずっと娘の気持ちにしか共感できませんでした。
きっと、読む人によって、気持ちや考えが違ってくるのでしょうね。

誰もが、この母にでも娘にでも、なる可能性があると思うと心底怖くなります。
もちろん、私も例外ではないです。

忘れたくない一冊です。

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単行本が発売されたとき、あらすじを見てフィクションだと思っていました。
しかし実話だと知って驚きました。こんなにもフィクションであればよかったのにと思ったことはありません。
私も毒親といわれる環境で育ったため、なかなか手にとることができませんでしたが、今回ネットギャラリーさんに掲載されることを知って拝読しました。
私の場合は教育に関しては放任主義で、それ以外はあかりさんと同じように束縛された環境でした。
幸い成人を機に勝手に決めた就職先と住宅のおかげで離れることができましたが、もしこういう状況で離れることができなかったら、自分もモンスターと戦うことになっていたのかもしれないと思うと、人生は紙一重だなと感じました。
うちも父親が空気だったので、共感を覚えるところも多かったです。

無理矢理進路を決められ、レールを歩まされ、日常生活すら支配される。
物心ついたときからの洗脳のような生活は逃げようと思っても逃げられないと思います。
こういった親は自分が異常だと全く思っていなくて自分が正しいと思っているだけに、周りに相談できなくなってしまうのもわかります。
あかりさんも述べていますが、父親に相談できていたら…友達などに相談できていたら…少しは未来が変わっていたかもしれません。
死人に口なしのため妙子さんがどのような思いであかりさんを支配していたのかはわかりません。。
妙子さんの日記などあれば理解はできなくても、どういう思いだったかはわかるかなと。
アメばあや妙子さんと接した人たちからの妙子さんの印象も知りたいなと思いました。
(こういう方は外面がいいので信ぴょう性はないですが…)
DVだったら逃げる場所もある程度ありますが、血が繋がっているとなかなか逃げるのも難しい。
こういう親の元に生まれてしまった子供はどうしたらいいのか。
誰を頼れば解決するのか。難しい課題だと思いました。

刑期を終えたあかりさんの人生は大変なものにはなるかと思いますが、父親とともに奪われ続けていた人生を少しでもいいから取り戻してほしいと願うばかりです。

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2018年に滋賀で起きた事件に関するノンフィクション。
母親から医学部受験9浪を強いられ、看護学科に進んでからも教育虐待を受け続けた先の、娘による母親の殺害と死体損壊・遺棄。凄惨な光景に胸が締め付けられる。
娘は虐待を受けながら、同時に母親に対するヤングケアラーでもあったように感じてしまう。
父親を始め周りに介入し止めてくれる大人が居なかった事実は重い。
せめて罪を償った後は平穏に暮らしてほしいと願う。

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普段、あまりノンフィクションは読まないし、ニュースも相当疎い。
なのでこの本で扱われている事件は全く知らなかった。
読もうと思ったのはタイトルに引かれたから。

「母という呪縛 娘という牢獄」
このタイトル、母と娘という関係をとても的確にとらえているな、と思います。
大なり小なり、娘であったこと、母であったことがある人には思い当たるところがあるだろうな、と。

また、そうゆう読み方をしてはいけないのかもしれないけれど、
医学部受験9浪ののち母親を殺してしまったという現実の事件なのだけれど、
どこかフィクションのように、面白い(興味深いという意味で)物語のように読んでしまいました。

ノンフィクションでもフィクションでも、のほほんと日々生きている自分には想像もできないような日々を送っている人物が出てくると、もしそれが私だったら、とか、もしその人物の近くに私がいたら、とか考えてしまう。
あかりさんに何かしてあげることはできないけれど、あかりさんのような人がもしこの先私の周りに現れたら、何かしらのアクションで手を差し伸べられるような自分になりたいなと思いました。

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