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夏迷宮 表紙

夏迷宮

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刊行日 2026/04/21 | 掲載終了日 2026/04/21


ハッシュタグ:#夏迷宮 #NetGalleyJP


内容紹介

★★柴田元幸さん、斎藤真理子さん、石沢麻依さん、推薦!★★


きのう第三次世界大戦が始まった。
銃後の日本に開園した大型テーマパークで起きる異変と、
ユーラシア大陸を人魚とともに旅する1600歳の少女と戦災孤児たち――。
時空を超えた物語が交差するとき、世界の歴史が書き換えられる。
オルタナティブな世界への祈りを込めた、新しい世界文学の誕生!

「さあ、世界を妄(みだ)りに変えましょう」と登場人物は呼びかける。
「妄りに」の一言にこれほど豊かな意味が込められたことがかつてあっただろうか。
その一語から伝わってくる作者の覚悟、気迫、恍惚。

――柴田元幸

古川日出男は一作一作、日本に太い杭を打ち込むようにして歩いてきた。
今、世界を踏み抜き、人類の記憶の爆心地に至る。渾身のその先へ。
小説にはまだこんなにもできることがある。

――斎藤真理子

不老の戦災孤児を生み、「平安」を推すテーマパークに酔う戦争と飢餓の時代。
時間の箍が外れ、国境を越えて続く人魚と尼僧の旅と水脈が、
迷宮を覆す舞踏のステップと共鳴したその時、歴史の不死性が結晶化する。
戦争の影に覆われ平和を消費する世界の行方を、緊密な層をなして描き上げた素晴らしい小説。

――石沢麻依

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著者/古川日出男(ふるかわ・ひでお)
1966年、福島県生まれ。1998年、長篇小説『13』でデビュー。第4作となる『アラビアの夜の種族』(2001年)で日本推理作家協会賞と日本SF大賞をダブル受賞。『LOVE』(2005年)で三島由紀夫賞を受賞。『女たち三百人の裏切りの書』(2015年)で野間文芸新人賞と読売文学賞をダブル受賞。現代語全訳を手がけた『平家物語』(2016年)はTVアニメ化され、続く『平家物語 犬王の巻』(2017年:仏・繁体字中国語・簡体字中国語に翻訳)も劇場アニメとして映画化された。その他の著書に『サウンドトラック』(2003年:仏・伊語に翻訳)、『ベルカ、吠えないのか?』(2005年:英・仏・伊・韓・露語に翻訳)、『聖家族』(2008年)、『馬たちよ、それでも光は無垢で』(2011年:仏・英・アルバニア語に翻訳)、『木木木木木木(おおきな森)』(2020年)、『の、すべて』(2023年)、『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』(2023年)、『超空洞物語』(2024年)、ノンフィクション『ゼロエフ』(2021年)、長篇詩『天音』(2022年)などがある。


★★柴田元幸さん、斎藤真理子さん、石沢麻依さん、推薦!★★


きのう第三次世界大戦が始まった。
銃後の日本に開園した大型テーマパークで起きる異変と、
ユーラシア大陸を人魚とともに旅する1600歳の少女と戦災孤児たち――。
時空を超えた物語が交差するとき、世界の歴史が書き換えられる。
オルタナティブな世界への祈りを込めた、新しい世界文学の誕生!

「さあ、世界を妄(みだ)りに変えましょう」と登場人物は呼びかける。
「...


出版社からの備考・コメント

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○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
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出版情報

ISBN 9784065431757
本体価格 ¥2,500 (JPY)
ページ数 387

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NetGalley会員レビュー

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噺家や教授の講演会のような、骨太感のある語りを聞いている気分になれる読書体験。

書き出しやあらすじにフックがあって、一行目にわくわくしました。

不謹慎と言われるかもしれないけど、ちょうど現実で戦争が起きているじゃないですか。
「実はもう第三次世界大戦なのでは」なんて声もSNSで見かける。そんなタイミングでこの書き出しだったので、どきりとして引き込まれました。
そして、続く語りを読むうちに迷宮に連れていかれて、なんだか想像していたよりも不思議な本だぞ、となりました。

男女がそれぞれの物語を進めていく。交互に進む。
語り手は途中で「さて、どちらを語ろうか」みたいに息継ぎをくれて、それがなんとなく「果てしない物語」の「それはまた別の話」な語りを思い出しました。人間臭くて、あたたかみがある。

全体的にこの語り手が「すごいなあこの人は」と思う博識ぶりで、「あれもこれも教えてくれる、頭の中にもういっぱい知識や考えが詰まっていて、それを見せてくれている」と圧倒される。

講演会と違って本なので、自分のペースで読み進められるのが大きい。
少し読んでは調べてみたり、読み返して咀嚼してみたり。

頭がよかったり知識がある人だと、もっとすらすら読むのかもしれないな、と考えたり。
私は浅学なので少し難しかったのです。普段は脳を動かさずに気持ちよくさせてもらえるエンタメを消費しています。

でも、そんな私でも、なんだか読み解く楽しさみたいなのを感じて、「こういう楽しさっていいものだな」ってなりました。

読んでいる最中に「他の人はどんな気持ちでこれを読んでいるのだろう」と気になり、調べてみたら、著名人が「世界文学」と書いていたよう。

私は恥ずかしながら教養がないので世界文学がどんなものかわからないのですが、確かに「学」という感じはあるなあ、これが文学というものなのか、なんてちょっと自分が賢くなった気分に浸りました。本一冊読んでるだけで教養人なつもりになれるのだからすごい。

ゴールに着いたときは達成感がありました。

読んでいる間にあっちにいったりこっちにいったりして、この本一冊がアトラクションの迷宮みたいな。そんな読書体験でした。
面白かったです。

私はこの本をいろんな人に読んでみてほしいです。
そして、思ったことを感想として呟いてみてほしい。これを読んで、他人がどう感じるのかに興味があるからです。
きっと読み手しだいで、いろんな感想が出るんだろうなって思う。
発売が楽しみ。応援しています。

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過去と現在、そして未来の戦争という異なる時間と空間が、ひとつの壮大な物語として交差していく展開に圧倒されました。過酷な現実と、不老不死やテーマパークといった幻想的な要素が入り混じり、まるで不思議な迷宮に迷い込んだかのような読書体験でした。
絶望的な状況の中にあっても、どこか不思議な生命力と未来への祈りを感じさせる、スケールの大きな新しい神話みたいな作品。
解説がほしかったかも……。

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戦場からはぐれたエフ。飢餓状態にあった中出会ったのは不思議な佇まいの少女・・・。
WWⅢ中でありながら銃後という、平和時とはまた違った人々の営みの中で、人々の、日本の、世界の歴史が綴られる。また「生きて死ぬ」という生物の絶対真理から離れた人魚肉の伝承を挟み込むことで営みの連続性を炙り出し神聖化しているようだ。ただそこにも「野性↔家畜化」という双方向性をもたらすことで神聖視することに疑念を持ち込み、思索の底に陥れていく。
WWⅢが現実化しそうな今、営みを楽しみ尽くすことを念頭に置いたファンタジー。

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「きのう第三次世界大戦が始まった」
衝撃的な冒頭だ。
若い男はヨーロッパとユーラシアの境目を歩いている。
石油の話も登場し、まるで今の世界情勢とリンクしているようだった。

飢えた男のエフと、踊る若い女のイハの物語だった。
しかし、話は幾層にも重なり、縦横無尽に繋がり続けていく。
世界史や日本史、平安京、坂上田村麻呂、八百比丘尼、戦争の記憶、湖獣など、最初は繋がらないようでいて、問と答えという形式もとりながら不思議な世界へと誘われる。

「歴史になんぞ人類は学んだりしないのだ」
この言葉がぐさっと刺さった。私自身、歴史を学んだうえでも今の日本の行く末を語れることはできない。

夏迷宮と冬迷宮を彷徨いながら辿り着いたラストに涙が出た。
この本を読みながらずっと今の世界情勢が頭の中から離れなかったからだろう。
私はピースを、もちろん平和のピースをずっと求め続けていたい、そう思い「戦争レクイエム」を聴きながら今この感想を書いている。
世界情勢が安定したら、この本をもう一度読み直したい。
そうしたら、この本の感想が全く違うものとなるだろう。

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「歴史になんぞ人類は学んだりしないのだ」これが言いたかったのかなと思う。第三次世界大戦、坂上田村麻呂、八百比丘尼、戦争の記憶、湖獣。バラバラの話しがまとまってくようで離れて行く。不思議な読書体験でした。湖獣と人魚の関係性は、これが何を示唆しているのかがわからなかった。

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冒頭の第三次世界大戦が始まった。そこからはまったく読めない展開になる。ここは世界のどこだ?登場人物は外国人か?時はいつか、わからず不安を感じる。人魚?突然に古代日本になり、なんだなんだと。中盤から読みやすくなってめくる速度が増していく。著者の世界観や感性を敏敏に感じる。登場人物が変わらずやっと頭の整理がついてきた。やあくせになる。

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