ノアハム・ガーデンズの家
ペネロピ・ライヴリー 著 斎藤倫子 訳
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刊行日 2025/09/24 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#ノアハムガーデンズの家 #NetGalleyJP
内容紹介
第72回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 高等学校の部
1970年代のオックスフォード。古い家に大おばと暮らすクレアは、物置で見つけた異国の楯をきっかけに、奇妙な夢を見るように……。
人類学者の曽祖父がニューギニアから持ち帰った楯を見つけて以来、クレアの心は大きく揺らぎはじめます。文明と文化、場所や物にまつわる記憶、若さと老いについて……、私たちに深く考え、感じさせる物語です。
第72回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 高等学校の部
1970年代のオックスフォード。古い家に大おばと暮らすクレアは、物置で見つけた異国の楯をきっかけに、奇妙な夢を見るように……。
人類学者の曽祖父がニューギニアから持ち帰った楯を見つけて以来、クレアの心は大きく揺らぎはじめます。文明と文化、場所や物にまつわる記憶、若さと老いについて……、私たちに深く考え、感じさせる物語です。
出版情報
| ISBN | 9784902257489 |
| 本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
| ページ数 | 336 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
レビュアー 946550
時間の流れや「老い」、そして世代を超えて受け継がれていくものについて、静かに、けれど力強く問いかけてくるような深みがありました。
大事件が起きるわけではありませんが、思春期特有の言葉にできない不安や心の揺らぎがリアルに表現されており、読みながら自分自身の内面とも向き合えるような不思議な魅力があります。
訳文が読みやすく、物語にのめり込むことができました。
レビュアー 1564344
書斎や図書室のみならず、花の部屋や食器室、朝食室まであり、大英博物館が欲しがるほどの品物に溢れた屋敷。だが、経済状態は芳しくなく、修繕が必要な場所だらけ、食べるものは缶詰ばかり、服は事前バザーで買っている状態。そんな魅力的ながら逼迫した環境に住む14歳のクレアが主人公。曽祖父が異国から持ち帰った盾を見つけてから不思議な夢を見るようになる。高齢のおば2人に下宿人のモーリーンやジョンが魅力的。思春期特有の不安定さと瑞々しい感性をふんだんに感じられ、地味ながら何年も読み継がれてきた作品ならではの味わいを感じた。
図書館関係者 612127
1970年代のオクスフォード。14歳のクレアは年老いた伯母2人と共に曽祖父母の思い出がたくさん詰まった部屋数だけたくさんあるヴィクトリア朝の古い家に住む。ある日曽祖父が残したニューギニアの盾を見つけてから、夢を見るようになり…。14歳という不安定な時期の一冬の物語。
書店関係者 681228
読んでいる間、ずっと胸が詰まったような苦しい、けれどこのうえなく愛おしい感情に溢れていました。主人公クレアの、この優しく聡明な少女がどれほどおば達を愛しているのか…もう、どのページからも溢れてくるようで、たまりませんでした。
あとがきに、この物語は今から50年ほど前の物語だから古めかしく感じるかもしれない…と書かれているのですが、そんなことは、全くそんなことはありませんでした。読み終えた後のこの気持ちを少しでも多くの読者たちと共有したくなります。この美しい作品が長年愛され続けている理由がよくわかりました。この作品を高校生の読者たちに課題図書として読んでもらおうと選んでくれた方たち…ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。
レビュアー 2090447
正直に言うと、かなり読みにくかったです。序盤からオックスフォードの地名や古い家の描写が延々と続き、テンポが遅くて何度も読み飛ばしました。事件がほとんど起きないゆったりとした日常描写が続き、117ページまで進めたものの「だるい」と感じてリタイア。テーマ自体は悪くないのですが、描写が丁寧すぎて現代の読み手には重く感じました。
教育関係者 468529
予備知識を持たずにこの本を読み始めたのですが。かなり読み進めてから「ちょっと前の話?」と思うくらい、
時代を感じさせずに没入してしまいました。
中学生の主人公クレアは、大きな古い家に大好きな伯母(大伯母?)2人と住んでいます。
人類学者だった曾祖父が残したもののなかに、ニューギニアの盾があります。
盾には不思議な模様。夢か現かわからない夢にクレアは毎夜いざなわれ、盾とそれをめぐる人々の様子、自分と盾などについて
実感してきます。盾は先祖たちが生きてきた証をきざむもの。クレアの家に飾られている曾祖父や曾祖母の肖像画と同じだと
気付き、人々が国がちがっても生きてきた証をさまざまな形で残していることを知ります。
思春期特有の精神の不安定さと、現実主義、理論的な考え方が自分のなかに存在する。
オックスフォードの冬の閉塞感と、それが故の自然の美しさ。
相反する感情や物事を受け入れ、日々を過ごす姿に、思春期が遥か彼方へ行ってしまった自分にも刺すような痛みと
共感をもって読んでいきました。
渦中の時期を過ごしている高校生、中学生はどのような読みをするでしょうか。楽しみです。