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13人の魔女への扉 表紙

13人の魔女への扉

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刊行日 2026/04/27 | 掲載終了日 2026/04/27


ハッシュタグ:#13人の魔女への扉 #NetGalleyJP


内容紹介

『杉森くんを殺すには』で第62回野間児童文芸賞受賞、さらには実写映画化も決定し、ますます大注目の長谷川まりる 最新刊!

スーの住む村では、代々魔女が選ばれ、村を守り、特別な植物を育ててきた。魔女に選ばれるのはいつも、村人のなかで賢くて優しい女性たち。ある日スーは、いまの12番目の魔女から、「13番目の魔女」に選ばれる。あまのじゃくなスーはとんでもないと断ろうとするが、魔女の家のドアを開けると、なぜかべつの魔女の時代に飛ばされていて……。歴代の魔女たちに会い、11の時代を行き来するうちに、スーは村に秘められた事実に気づいていく。たった一人で旅を終えたスーがくだした選択は──。

『杉森くんを殺すには』で第62回野間児童文芸賞受賞、さらには実写映画化も決定し、ますます大注目の長谷川まりる 最新刊!

スーの住む村では、代々魔女が選ばれ、村を守り、特別な植物を育ててきた。魔女に選ばれるのはいつも、村人のなかで賢くて優しい女性たち。ある日スーは、いまの12番目の魔女から、「13番目の魔女」に選ばれる。あまのじゃくなスーはとんでもないと断ろうとするが、魔女の家のドアを開けると、なぜか...


おすすめコメント

「次の魔女はあなたよ。」

スー、13歳。魔女に指名され、いきなり過去へ旅立つ羽目に──

野間児童文芸賞受賞作『杉森くんを殺すには』の作者が送る過去と未来の物語

少しずつ見えてくる「魔女の魔法が存在する世界」と、どんどん加速していく物語。読み始めたらとまらない、長谷川まりるの真骨頂。


「次の魔女はあなたよ。」

スー、13歳。魔女に指名され、いきなり過去へ旅立つ羽目に──

野間児童文芸賞受賞作『杉森くんを殺すには』の作者が送る過去と未来の物語

少しずつ見えてくる「魔女の魔法が存在する世界」と、どんどん加速していく物語。読み始めたらとまらない、長谷川まりるの真骨頂。



出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652207567
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 320

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NetGalley会員レビュー

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問題行動ばかりでトラブルを招く人は『イタチ』、賢く優しい人は『フクロウ』と呼び習わすスーが生まれ育った村。そこでは、代替わりする魔女が村を守り、ハチイチゴという特別な植物を育て、森に囲まれ穏やかに生活していた。
ある日、スーは現在の12番目の魔女から“13番目の”魔女に選ばれてしまう。あまりのことに憤るスーは断るために魔女の家のドアを開けるとそこには別の魔女が!歴代の魔女であった人たちと言葉を交わし、スーはハチイチゴと村の衝撃の真実に直面する…。

自分に都合の良い部分だけではなく、様々な方向から意見をきく重要さ、疑ってみることにより拓けていく可能性。単純な良し悪し、光と影ではなく、複雑に絡み合う事象への対応の難しさが、ファンタジーだと思って読んでいたら、思わぬ方向から違うジャンルのパンチをかまされて頭がグラグラ揺さぶられるような感情を連れてきてくれて読み応えありました。
最後の『だれも取りこぼしたりしない』の言葉が、あなたは一人じゃないと呼びかけているようで心にしみます。

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「次の魔女はあなたよ。スー」
12番目の魔女にいきなり、12番目の魔女にと指名されたスー。

この村では《フクロウ》は正しくて、いい子。
《イタチ》は手の焼ける子と言われている。
スーは自分のことをイタチだと思っていて、私には向いていないと12番目の魔女に訴えるが、12番目の魔女の魔法により、スーはこの村の歴史を、魔女の歴史を知るために色んな時代に飛ばされる。
もちろんスーには知らないことばかり。
歴代の魔女たちに出会い、スーは村の秘密を知ることに。

この村では魔女は賢くて優しい女性が選ばれるとされています
自分はイタチだと思いこんでいるスーだって、実はとても優しい子です。
人は簡単に《フクロウ》と《イタチ》だなんて分けることはできないと思います。誰だって優しいところもあるし、ちょっと嫌な面だって持っています。
歴代の魔女に出会い、自分がどうすべきか考え続けるスー。
12人の魔女たちが築き上げてきた村の歴史もあります。
現代に帰ってきて、大切な家族や友人のためにスーはある決断をします。
もちろん、一人では困難なこともたくさんあります。
人を頼ることができるスーだからこそ、12番目の魔女はスーを指名したのでしょう。
歴代の魔女たちと出会い、複雑な感情を持ちながらも、成長していくスーの思いを見守りながら読んでいました。
ラスト1ページがとても素敵で、爽やかな風が通り抜けたような気持ちになりました。

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《500年の魔女たちをめぐる旅は、ひとりの少女が“自分の言葉”を見つける旅だった。》

『アリーチェと魔法の書』と同じく魔女が登場するけれど、こちらで描かれるのはまったく違う世界だった。
静かで不思議で、けれど読み進めるほどに奥行きが増していくファンタジー。

主人公スーは、ある日「13番目の魔女候補」に選ばれ、歴代の魔女たちと出会う旅に出る。
そこで彼女が触れていくのは、魔女たちそれぞれの思いであり、この世界の長い時間の積み重ねでもあった。

最初は危うく見えたスーが、さまざまな対話を通して少しずつ変わっていく。その過程がとても丁寧で、読んでいて自然と引き込まれた。
ただ不思議な世界を楽しむだけではなく、「人はどうやって自分の言葉を見つけるのか」「受け継ぐとはどういうことか」といった問いも静かに響いてくる。

魔女たちとの出会いを重ねた先に、スーが何を選ぶのか。
そのラストまで含めて、深い余韻の残る物語だった。

『アリーチェと魔法の書』が広がりのあるファンタジーだとするなら、この『13人の魔女への扉』は、対話の積み重ねによって人の変化を描いていくファンタジー。
どちらも素晴らしいけれど、本作にはまた別の静かな強さがある。

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あぁ、世界を変えるのって、こういう子だよな。

やわらかい光が差し込むようなラストに
浸りながらそう感じました。

主人公は“魔女”が受け継がれる村の反逆児。

ほんとうの心を秘める彼女が
思わぬ大役に白羽の矢を立てられ
戸惑い、抗い、全てを賭けて
運命を動かそうと足掻きます。

しきたりも制約もぶっとばす!

そんなパワフルさがある一方で
沈着に最適解を模索する少女の魅力に
ガツンとやられましたよ。

ファンタジー色の濃い作品ですが
メッセージ性も超濃厚。

いい子、わるい子に二分された
価値観にくさびを打ち込み、
きちんと自己主張することや
人の主張に耳を傾けることの
大切さも響かせます。

一方で、独断で振りかざす正義や
思考を放棄することの危うさにも
気づかせくれます。

これらは現実社会に通じるものばかり。

少女が知恵と勇気で未来を切り拓くさまは
私に活力を分け与えてくれましたよ。

驚きと感動のシャワーをあなたにも!

(対象年齢は11歳以上かな?)

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タイトルだけで「ファンタジーなんだ、おもしろそー」と気軽な気持ちで読み始めたら、ひょっ、と息を呑みました。主人公・スー(口悪くて頭が良い)が始まってから暫くずっとカリカリイライラしているのですが、それを「あ~わかるわかる、そういう年頃よね」と済ませられない。なんだ、この村…とわりと始めから怖くなれます。楽しい。なんなの、どうなっているの、魔女って何?フクロウが怖すぎない?イタチがメロすぎない?と混乱しながら読み進めていく面白さったら。
お願いだから、大人も、読んでくれっ!!
多分長谷川まりる作品を読んだ人全員が思うのではないでしょうか。今回も本当に心から叫びたくなりました。

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時を遡りながら世界の裏側に隠された恐ろしい真実に迫っていく展開は、謎解きのような面白さがあり、最後までページをめくる手が止まりませんでした。完璧に見えるルールの裏にある不条理や、大人たちの身勝手な思惑に対して、深く傷つき葛藤しながらも決して自分の信念を曲げない主人公のまっすぐな姿に、とても勇気をもらえます。

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魔女のいる世界。彼女は13代の魔女候補。一人一人の過去の魔女たちに会いに過去への旅をし、このシステムが作られた理由を知るというミステリータッチだが、展開は児童文学かライトノベルぽいノリ。なかなか面白かった。
あんたはまだわからないのかもしれない。自分が正しいと思っている人間が、どんなに恐しいことを平気でできるか・・・
この言葉がささった。

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