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雲がおしえてくれること 表紙

雲がおしえてくれること

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刊行日 2026/03/30 | 掲載終了日 未設定


ハッシュタグ:#雲がおしえてくれること #NetGalleyJP


内容紹介


「沈黙の春」を発表して、環境保護運動の先駆けとなったレイチェル・カーソン。地球の恩人ともいえるカーソンが残した幻の原稿が、70年のときを経て絵本になってよみがえりました。

雲は、地球と同じくらい古くからあって、陸地や海と同じように世界にとってかけがえのないものです。

雲は、空に書かれた風のことば。

雲は、地球に生きるすべてのものにとってなくてはならない現象を、目にみえるかたちで教えてくれるものなのです。

雲の名前がわかると、空がもっと楽しくなります。

詩心あふれる壮大な空の物語!。



「沈黙の春」を発表して、環境保護運動の先駆けとなったレイチェル・カーソン。地球の恩人ともいえるカーソンが残した幻の原稿が、70年のときを経て絵本になってよみがえりました。

雲は、地球と同じくらい古くからあって、陸地や海と同じように世界にとってかけがえのないものです。

雲は、空に書かれた風のことば。

雲は、地球に生きるすべてのものにとってなくてはならない現象を、目にみえるかたちで教えてくれるも...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784751532584
本体価格 ¥1,900 (JPY)
ページ数 48

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《雲は、空に書かれた風の言葉。》

モノクロのシンプルな前景の上に広がる、青い空とたなびく白い雲。

畑を耕す人々が見上げる雲。
漁に出る人々が見上げる雲。
都会で暮らす人々が見上げる雲。

雲は、空に書かれた風の言葉なのか。

でも、同じ雲なのに、そこから届く言葉はこんなにも違う。

私たち人間より、ずっとずっと昔から。
地球が生まれたころから、雲は空にあった。

当たり前のように見上げているものなのに、そう思うと、とても不思議な感じがする。

地球は、二つの海に包まれている。
水の海と、空気の海。

雲が生まれ、姿を変え、消えていくのは、空気という海の中。
そして雲は、水の海と空気の海をつないでくれている。

それを、大切な手紙を受け取ったみたいに、無心で読み入っていた。

明日の朝、また空の雲を見上げてみよう。

知ることも大事だけれど、感じることはもっと大事。
レイチェル・カーソンという科学の詩人が、そう語りかけてくれているようだった。

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「雲は、空に書かれた風のことば。」
空を、雲を見上げることはありますか?
雲に書かれた風のことばを、読むことはありますか?
この絵本はレイチェル・カーソンの残した原稿をもとに、作られた絵本です。
イラストは切り絵で、青とモノクロの世界の対比が印象的です。
雲についてお話も素敵ですが、切り絵のイラストがぴったりで大人が読んでも心に残る絵本です。
解説の荒木健太郎さんの、気象に関する本が大好きなので、この本で雲に興味を持ったらぜひ荒木さんの雲の本も読んで欲しいです。

「雲は、空に書かれた風のことば」
私ももっと空を見上げて、空に書かれた風のことばを聞いてみたいです。

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レイチェル・カーソンがテレビ番組のために書いた台本をもとにした絵本。
千葉茂樹さんが翻訳した科学絵本だからという理由で読み始めた。なんと言っても、切り絵作家ニッキ・マクルーアさんの描く雲のある風景がすばらしい。「日本で手に入れた和紙に日本の墨を塗り、墨の濃淡をつけたり、水をたらして筆で墨を重ねた」という絵からは、いつもあたりまえに見ている雲とは違った姿が感じられる。
科学と自然と生活が一緒にあることを思い出させてくれる絵本。

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喧騒のど真ん中に飛び込んで来た。
中学の教科書で知ったレイチェル・カーソンに再会した。
忘れていた、そこにある意味を思い出させた。

雲はことばを持っていること。代弁者であること。
だからわたしたちは、進化し続けられてきたということ。

レイチェル・カーソンは言う。
「知ることは感じることの半分も重要ではありません」

層雲よ 地面にはいつくばっている私たちを見守っておくれ
積雲よ はてしなさを道しるべに向かって、のぼっていく私たちが見えるかい
巻雲よ この世のものとは思えない繊細さとまろやかさを貴方に学ぶ

イラストは、切り絵である。
巻末の青の具材のが絞りの渾身が、点在する染みが
レイチェル・カーソンの言葉に寄せる思いの丈を象徴している。

日常の隙間に目にした雲に 話しかける。
レイチェル・カーソンに訊いてみる。
今日の雲はなんのまえぶれかな

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明確な物語の筋やキャラクターが存在するわけではありませんが、静かで詩的な言葉の数々が心にすっと浸透しました。
読み進めるうちに日常の世界が全く違って見えるような新鮮な驚きを感じました。不思議な物語世界でした。

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「畑をたがやす人は、空のことばを
 読みとりながらくらしています。

 海へ漁にでる人も、
 空の下ではたらく人は、
 だれもがみんな。」

 この言葉にハッとした。

 都会に住む人たちは、今日は暑いとか寒いとかは感じることはあっても、空の様子を見ることを忘れてしまってるんじゃないかしら。

 雲はいつも空の具合を教えてくれてるのに、それに気づかなくなったのは何故?
 畑をたがやす必要がなくなったから?、漁をしなくなったから?
 それだけじゃないよね。

 雨が降らなくちゃ困るけど、大雨も困る。
 晴れなきゃ困るけど、晴ばっかりでも困る。

 人間は自然の中で生かされているってことを忘れちゃったからじゃない?

 そんな大事なことを忘れて、何をしようとしているの?

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敬愛するレイチェル・カーソン。70年を経て絵本となった幻の原稿は、わたしたちに雲と地球と水の関係を教えてくれます。
易しいことばで、地球と切っても切り離せない雲の関係は、摩訶不思議な様相を見せます。
雲を理解すれば、空の上で今どんなことが起こっているのかがわかるのです。
ニッキ・マクルーアの繊細にして精緻な切り絵は凄みさえ帯びて、自然の秘密を鮮やかに見せてくれます。
雲、もっと空を見上げて、知りたいと思いました。

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