ことねとコットのこえふうせん
きつ音を理解する絵本
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刊行日 2026/06/11 | 掲載終了日 2026/06/10
ハッシュタグ:#ことねとコットのこえふうせん #NetGalleyJP
内容紹介
1年生のことねは、「おんどく」が大キライ。
だって【きつ音】のせいで、ことばがつまったりのびたりしてしまうんだもん。
みんなの前で読む時間がくるたび、むねがキュッとしてしまう。
そんなとき、大すきなゲームのキャラクター・うさぎのコットが、教室にあらわれた!?
コットにみちびかれ、ゲームの世界へ出発したことねとクラスのみんなはーー。
きつ音のしくみや当事者の気持ち、友だちや先生にできる具体的なかかわり方をやさしく伝え、
だれも取り残さない教室づくりを考える絵本です。
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784772616003 |
| 本体価格 | ¥2,200 (JPY) |
| ページ数 | 48 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
出版事業関係者 2037568
アニメを見ている気分になれるイラストとお話で、「きつおん」を知ることができました。
ゲームの世界観を通して説明してくれるので、すごくわかりやすかったです。
小学校の図書室にも置いてほしい一冊だなと思いました!
図書館関係者 831903
この本の素晴らしいところは、吃音当事者の方達が、
その経験と立場から、この本を書かれているということ。
解説の菊池良和医師は、自分が吃音症だということが医師を目指すきっかけとなった。
また、作者の小乃おのさんは、社会福祉士となり、
”一人でも多くの人に吃音を理解してほしい”と、活動されている。
この本を読むまで、吃音のクラスメートに、
”ゆっくりでいいよ”と声をかけることは、
気持ちを落ち着かせてあげる言葉だと思っていた。
けれど、この本ではじめて、その声掛けが、
逆にプレッシャーを与えてしまうということを知った。
この本を通して、小乃さんの”吃音の人の味方が増えてほしい”という願いが、
子供だけでなく、すべての人たちに届きますように。
レビュアー 529296
ことねちゃんはきつおんがあるため、国語それも音読があるのが苦手でした。きつおんというのは、同じ音を繰り返したり、特定の音を出しにくかったり、音を伸ばしたりするような症状をいいます。実は私も昔きつおんがあった時期がありました。大学生から会社に入ったくらいのことです。ところが気にしないでいたらいつの間にかなおっていました。この本では、きつおんはその人の話し方だと言っています。そして、周りの子もあたたかく見守っているようです。きつおんがあるからといじめたりからかったりはしません。きつおんがあるといっても、別に悪いことをしているわけではありません。言っていることもちゃんとわかります。本人も周りも、そんなもので特別なことではないと思うことが大切でしょう。
メディア/ジャーナリスト 2089862
「きつ音」という、なかなか言葉では説明しづらいテーマを、子どもたちが大好きなゲームの世界を通して、とても優しく、わかりやすく描いた素晴らしい絵本です。
音読のたびに胸がキュッとなる主人公・ことねちゃんの苦しい気持ちに深く共感できるだけでなく、まわりの友だちや先生が「どう接すればいいのか」という具体的なアクションまで丁寧に描かれている点が何より素晴らしいと感じました。当事者である作者と専門医の解説があることで、説得力も抜群です。
きつ音に悩む子ども自身に寄り添うのはもちろん、クラスメイトや先生、そして保護者にこそ読んでほしい作品です。小学校の学級文庫にぜひ置いてほしい、強くお勧めしたい一冊です。