煬帝と少年
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刊行日 2026/06/15 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#煬帝と少年 #NetGalleyJP
内容紹介
「暴君×美少年」2人の絆に涙が溢れる中華エンタメ小説!
(あらすじ)
翼の形の痣をもった少年は、皇帝に福をもたらす「福神」として仕えるはずだったーー。圧倒的な美貌を美声で「歌い手」として隋の皇帝・楊広に仕える翼だったが、楊広と彼の周囲で次々と異変が起きていく。仕え始めた当初は「暴君」である楊広を憎み、密かに陥れようと画策していた翼だったが、彼の本当の姿、皇帝としての思いを知り……。皇帝のまわりで起きる異変の原因とは? そして、隋が滅んだ理由とは?
「暴君×美少年」を描いた中華エンタメ小説の傑作。
(著者紹介)
千葉ともこ
茨城県生まれ。筑波大学卒業。2020年、『震雷の人』で第27回松本清張賞を受賞してデビュー。二作目の『戴天』で第11回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した。近著に『火輪の翼』『飲中八仙歌ー杜甫と李白ー』がある。
出版社からの備考・コメント
※書影は仮のものです。
※ゲラは校了の前のデータにつき、修正が入る可能性がございます。
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出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784575248982 |
| 本体価格 | ¥2,250 (JPY) |
| ページ数 | 496 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
書店関係者 1068733
偶然の出会いから始まる少年翼とのちに煬帝とよばれた楊広の物語。
翼は楊広にとって福神となるのか儺神となるのか。そこは周りからの評価で変わるものであっても、自身でこうなるのだ、と決めた翼が誇らしいです。
誰が翼星を迎えいれる画策をしたのか?その首魁がわかりそうでなかなか尻尾をつかませない。その仕込まれた罠の歳月に震えました。
翼の楊広への心の動きで、暴君と呼ばれても世代を越えたものを見据えて夢を見せる彼の魅力がじわじわと伝わってきました。
愛情があるからこその憎悪、簒奪にも近い禅譲、人の感情の表裏一体が面白かったです。
翼と楊広のクライマックスシーンは、それでこそ楊広だと胸を打たれました。
翼と楊広のこの特別な繋がりは奇跡で人生の宝物だったと思います。
書店関係者 575593
時代が目まぐるしく変わる中で、自分たちの信じる人たちと信じる物を迷わずに掴み取るとはこんなにも困難なんだ。でもだからこそ、そこに価値があるんだと思った。
あーどうしよ。なんて悩んでいる間にどんどん変化していってしまうし、その時その時の選択が正しかったのかなんてすぐにはわからない。
もしそういう状況になったとき、私はせめて未来に後悔が少なくなるような選択肢を選びたいと思う。
書店関係者 1340786
暴君×美少年の文言に惹かれて読み始めましたが、壮大な歴史の物語でした。登場人物それぞれの思惑が絡み合い、黒幕は誰かとミステリ要素もありながら楽しく読み進められました。血の繋がらない家族の絆、皇帝と歌い手の絆、人と人との繋がりが憎しみも愛も生み出す。誰もが人間くさくて、愛おしくなる様な登場人物達でした。
教育関係者 468529
随の煬帝。随が滅んだ原因をつくった暴君。
煬帝の治世の始まりから、唐の高祖、太宗までが描かれたこの作品の主人公は、翼の形の痣をもち
その美声は迦陵頻伽と称される歌い手の少年。
2人の出会いから、目が離せない怒涛の展開。煬帝⁼楊広と、少年⁼翼。翼は楊広に仕えるようになり、そこから
国を治めるための思考や行動を目の当りにすることで、翼の考えも変化していく。
忠誠心の矢印が、登場人物それぞれ向ける方向が異なり交差する。
煬帝は本当に暴君と言えるのか。物事や出来事を違う方向から見ることで、光は影になり、影は光を得る。
史実を押さえながら、人々が生き生きと動き回り、目が離せない。
エンタメ小説としても、また歴史を知るのにも良い小説だ。
レビュアー 1446986
煬帝は如何にして煬帝になったのか。今まで何人か隋の小説読んだことあるから何となくは分かって、でも新鮮な物語だった。後に煬帝と呼ばれる皇帝の側に仕えたある少年から見た話。この物語では明らかに名君なのに。何かかけ違えると上手くいかないのと、死後どう呼ばれるかはやはり勝者次第。でも隋の前の陳の最後の皇帝も煬帝と諡号されていたとは知らなかった。