今夜も、ぼっち飯
太田紫織 荻原 浩 織守きょうや 久住昌之 嶋津 輝 三浦しをん 望月麻衣 八木沢里志 矢部太郎
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刊行日 2026/07/23 | 掲載終了日 2026/07/23
ハッシュタグ:#今夜もぼっち飯 #NetGalleyJP
内容紹介
小説、エッセイ、漫画……
人気作家9人が紡ぐ、至福の「食」アンソロジー。
今日も一日頑張ったすべての人へ――
ひとりぼっちの食事――ぼっち飯。
ひとりきりで「食」と向き合う時間は、自分自身と向き合う時間。
ちょっぴり切なく寂しいときもあれば、物凄くやすらかで心豊かなときも。
「食」を通じて、心の内側、遠く懐かしい記憶、悲喜交々の人生と対峙する。
さまざまな想いに耽るのは、きっと、ぼっちだから。
だから愛おしく、今夜もやっぱり、ぼっち飯――。
仕事帰りに、旅先で、散歩の途中で、そして自宅で……何気ない毎日、特別な日に、たったひとり、様々な思いに耽りながら食を楽しむひととき。
食を通して「人生のおかしみ」を拾い、日々を豊かにする――そんな一冊です!
ひとりで好きなものを好きなだけ食べる。そんな満ち足りたぼっち飯に必要なカンフル剤とは……(三浦しをん「ぼっち飯と読書」)。突然の離婚で始まった五十五歳の一人暮らし。夫のレシピに涙した琴子は……(嶋津輝「最高の孤食の作りかた」)。路地の奥に看板が見えた。仕事終わりの玲奈が引き戸に手を伸ばすと……(八木沢里志「ふたご食堂のフォーチュンクッキー」)。
このほか、7作の傑作短編を収録。
バラエティ豊かに極上の味わいを提供いたします!
心とお腹をやさしく満たす珠玉のアンソロジー。
今宵、どうぞ召し上がれ。
〈著者略歴〉※50音順
太田紫織(おおた・しおり)
1978年札幌生まれ。2012年、小説投稿サイトE★エブリスタで発表した「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」でE★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞を受賞し、デビュー。同作はシリーズ累計150万部を超え、2015年にはアニメ化、2017年にはドラマ化された。他の著書に〈後宮の毒華〉シリーズなど多数。
荻原 浩(おぎわら・ひろし)
1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業。広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。1997年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、2014年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞、2016年『海の見える理髪店』で直木三十五賞、2024年『笑う森』で中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。著作に『ハードボイルド・エッグ』『神様からひと言』『四度目の氷河期』『愛しの座敷わらし』『砂の王国』『月の上の観覧車』『冷蔵庫を抱きしめて』『金魚姫』『楽園の真下』『ワンダーランド急行』『我らが緑の大地』『陰謀論百物語』、エッセイ『極小農園日記』、漫画『人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集』など多数。
織守きょうや(おりがみ・きょうや)
1980年ロンドン生まれ。2012年『霊感検定』で第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、2013年同作品で作家デビュー。2015年「記憶屋」で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。同作に始まる『記憶屋』シリーズ(KADOKAWA)は2020年に映画化され、累計60万部突破のベストセラーに。2021年『花束は毒』(文藝春秋)が第5回未来屋小説大賞に選ばれる。『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『ただし、無音に限り』『響野怪談』『学園の魔王様と村人Aの事件簿』『彼女はそこにいる』『花村遠野の恋と故意』『隣人を疑うなかれ』『キスに煙』『まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖』『戦国転生同窓会』『明日もいっしょに帰りたい』『ライアーハウスの殺人』『あーあ。織守きょうや自業自得短編集』など著書多数。ホラー、ミステリ、時代小説からエッセイまで、幅広く豊かな世界観を持つ作品で読者を惹きつけている。
久住昌之(くすみ・まさゆき)
1958年東京生れ。美学校で赤瀬川原平に師事する。1981年、泉(現・和泉)晴紀と組んだ「泉昌之」として、漫画誌「ガロ」にてデビュー。1999年には実弟・久住卓也とのユニット「Q.B.B.」による『中学生日記』で、第45回文藝春秋漫画賞を受賞。泉昌之『かっこいいスキヤキ』『豪快さんだっ! 』「食の軍師」シリーズ、谷口ジローとの共著『孤独のグルメ』、水沢悦子との共著「花のズボラ飯」シリーズなど、マンガ原作者として話題作を次々と発表する一方、エッセイストとしても活躍。『野武士のグルメ』『孤独の中華そば「江ぐち」』『昼のセント酒』『ひとり家飲み通い吞み』『ちゃっかり温泉』『久住昌之のこんどは山かい!? 関東編』『野武士、西へ 二年間の散歩』など著書多数。
嶋津 輝(しまづ・てる)
1969年東京都生まれ。2016年「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞し、作家デビュー。2019年、受賞作を収めた『スナック墓場』(文庫化に際し『駐車場のねこ』と改題)を刊行。2023年に上梓した『襷がけの二人』(文藝春秋)が直木賞候補に。2025年に刊行した『カフェーの帰り道』(東京創元社)で第174回直木賞を受賞。『猫はわかっている』『私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー』等のアンソロジーにも、作品が収録されている。
三浦しをん(みうら・しをん)
1976年東京生まれ。2000年、書き下ろし長編小説『格闘する者に○』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、2012年『舟を編む』で本屋大賞を、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞を、2019年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞と河合隼雄物語賞を受賞。ほかの小説に『風が強く吹いている』『神去なあなあ日常』『木暮荘物語』『愛なき世界』『ゆびさきに魔法』『夜の恩寵』など、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『しんがりで寝ています』『ぐるぐる♡博物館』など、多数の著書がある。
望月麻衣(もちづき・まい)
北海道出身、現在は京都在住。2013年、エブリスタ主催の第2回電子書籍大賞を受賞してデビュー。2016年『京都寺町三条のホームズ』にて第4回京都本大賞を受賞。同作は2018年にTVアニメ化。その他、『わが家は祇園の拝み屋さん』『京洛の森のアリス』『満月珈琲店の星詠み』『京都船岡山アストロロジー』など、京都を舞台とした作品を多く執筆。
八木沢里志(やぎさわ・さとし)
1977年生まれ。日本大学芸術学部卒業。2008年、『森崎書店の日々』でデビュー。同作品は映画化され、『続・森崎書店の日々』も刊行。同シリーズは世界30カ国で翻訳が進行中で、英語版が2024年のブリティッシュ・ブックアワードにノミネートされた。他の作品に『純喫茶トルンカ』シリーズ、『きみと暮らせば』、『ペンション・ワケアッテ』がある。同作品たちも英訳版などの翻訳出版が進行中。趣味はギター、コーヒーと猫を愛する。
矢部太郎(やべ・たろう)
1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で2018年に第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。シリーズ累計135万部突破の大ベストセラーに。他に『大家さんと僕 これから』『大家さんと僕」と僕』『ぼくのお父さん』『プレゼントでできている』『楽屋のトナくん』『マンガ ぼけ日和』『矢部太郎の光る君絵』『ご自愛さん』など多数の著書がある。2025年に出版社「たろう社」を設立、紙芝居・絵本作家である父・やべみつのりが描いた子育て絵日記をまとめた『光子ノート』を刊行。
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784408539195 |
| 本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
| ページ数 | 288 |