すべての夢、果てる地で
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刊行日 2026/08/21 | 掲載終了日 2026/09/04
ハッシュタグ:#すべての夢果てる地で #NetGalleyJP
内容紹介
記憶を失った少年・Kの前に現れた、霧の体を持つ“図書館”の遣いたち。彼らにいざなわれ始まったのは、“世界の中心”をめぐる現代の冒険だった――
きわめて野心的な着想と、グレッグ・イーガンを思わせる華麗なサスペンスによって絶賛を浴びた第三回創元SF短編賞受賞作「〈すべての夢│果てる地で〉」をはじめ、外界から孤絶した宇宙施設を舞台に、五分後の未来を見せるキューブの奪い合いをスリリングに描く「ディセロス」など、驚くべきアイデアを凝縮した全六編を収録。
日本SF界が登場を待ちわびた俊英によるデビュー短編集。
出版社からの備考・コメント
・多くのレビューをお待ちしておりますが、物語の核心をつくような、所謂「ネタバレ」はお控えください。
・ネタバレ行為はネットギャリーのみならず、読書メーター、ブクログ、Twitter 等の多くの方が目にする場でも同様にお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしています。本作の刊行を楽しみにお待ちいただいている、多くの読者のためにも、ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
・多くのリクエストをお待ちしておりますが、過去のフィードバック状況やレビュー内容からリクエストをお断りする場合がございます。予めご了承ください。
・いただいたコメントは帯やPOP、X等SNSでのご紹介など、弊社販促活動に使用する場合がございます。予めご了承ください。
おすすめコメント
担当編集より
豊富な科学知識と自由な発想力で物語る、日本SF界期待の新人・理山貞二さんによるデビュー短編集。
読者モニターさんからも大興奮の感想をいただいています!
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読み終わった今、
あーっ、おれはいまSFを読んだぞ、思う存分堪能したぞ!
って叫びながら大通りを走り抜けたい、と思った。
こういうSFが読みたかった!
(読者モニター I・H さん)
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(…)私は新たな冒険を求めてSFを読み続けた。インナースペース、ニュースペースオペラ、サイバーパンク、そして『三体』で「これが究極か」と思わされた。
しかし、まだ先があった。しかも、日本の作家によって描かれた、まったく新しい宇宙が。
理山貞二『すべての夢、果てる地で』は、まさに現代科学の視野で再構築された太陽系ハードSF短編集と呼ぶにふさわしい。
ここには、かつての「SF」の興奮を、最新の科学知識と現代社会感覚でアップデートした絢爛たる物語世界が広がっている。
(読者モニター F・M さん)
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784488021115 |
| 本体価格 | ¥2,000 (JPY) |
| ページ数 | 256 |
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NetGalley会員レビュー
教育関係者 645139
《唖然とし、息を飲み、頭を抱える。それでもページをめくらされる》
『折り紙衛星の伝説』
車椅子に座ったまま、彼はマニピュレーターで可塑性シートを折る。
弟と共に紙飛行機を作った、子どもの頃と重ねながら。
その折り紙が今の彼をもたらし、さらに未来へと導いていく。
彼の人生を貫いている、その一本の線に、羨ましさを感じた。
⸻
『〈すべての夢 | 果てる地で〉』
フェルミ粒子製自律機械である、魅惑的な3人のフォッグメン。
「館長」が企てる多宇宙観測。
世界の金融をコントロールする謎の存在。
ニューヨークでのデモ騒ぎの裏での活劇。
未来の選択肢を刈り取る〈オーウェル効果〉。
更に、更に……。
まさに、ミクロからマクロまで。静から動まで。
目まぐるしく、先の読めない展開。
それを追いかけるために、必死にページをめくるしかなかった。
そして、とうとうたどり着いた地平に、ただただ唖然とするしかなかった。
そう。
せめても、たくさんの本を読もう。
⸻
『四元数の悪魔』
まさに奇想の産物。
それにひたすら追いかけられる〝俺〟。
詰めまでも、更なる奇想。
そして、クリフハンガー。
その後を想像して、息を飲んでいた。
⸻
『ディセロス』
火星でクーデターが起き、その暫定政府が派遣した戦艦に対抗する、宇宙工場船アントリアの5人の保安要員。
それが、保安要員同士の知能戦となっていくとは。
5分先の未来を、いかに手玉にとるか。
その頭脳戦に、言葉もなく読み続けていった。
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『キャプテン・セニョール・ビッグマウス』
様々な古いものを盗んでいく、キャプテン・セニョール・ビッグマウス。
そこから話はどんどんスケールアップし、太陽系文明を滅ぼしかねない時空壁合誘発体の接近にまで至るとは。
でも、メインストーリーはイズミとナツミの気持ちの絡み合い。
気持ちとは、ここまで複雑で、表も裏も、裏の裏まであるものなのか。
その2人の気持ちが、物語をあらぬ方へ強引に引っ張っていく。
頭を抱えながら、読み進めていくしかなかった。
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『黒い星の伝説』
あれから、どれだけ月日がたったのだろう。
3つの異なる寓話のうち、どれが真実に近いのか。
その真実を求める本人と、それに付き合う孫。
その旅路は、永遠につづくのだろう。
時は、真実を遠ざけていくものだから。
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折り紙から宇宙へ。5分先の未来から、はるかな過去の真実へ。
奇想で、詩的で、叙情的で、そして妙に人間臭い。
6つの異なる方向から、SFの「Wonder」を浴びる短編集だった。