日和とはじまりの朝ごはん
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刊行日 2026/10/13 | 掲載終了日 2026/10/12
ハッシュタグ:#日和とはじまりの朝ごはん #NetGalleyJP
内容紹介
夜明けと共に開店する、朝ごはん専門店「はじまり食堂」。その店内には不思議な看板が置かれている。――ここは、面倒ごとが多いお店。面倒なことが嫌いな方はご注意ください。初めはどのお客様も戸惑うようだけれど、店主の日和が提供するのは、彼らが無意識のうちに求めている特別な一皿。家族との関係に悩む人、日々の暮らしに疲れた人……
何かを抱えていても、おいしい朝ごはんと、お店のあたたかな空気に、次第に心はほぐれていく。ほっと癒される優しい“朝”の物語。
出版社からの備考・コメント
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おすすめコメント
※レビュー推奨期間:~10/7(水)ごろ迄(販促バナー等への掲載レビューを募集中です/経過後も皆様からのご感想を随時募集しております!)
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■書店様へ:新刊の指定配本やご注文を随時承っておりますのでぜひお気軽にお申込み下さい。店頭用拡材などのご用命も承っております。
連絡先:株式会社アルファポリス営業部(info@alphapolis.co.jp)担当:小鷹(おだか)
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出版情報
| 発行形態 | 文庫・新書 |
| ISBN | 9784434386138 |
| 本体価格 | ¥740 (JPY) |
| ページ数 | 264 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
図書館関係者 1038994
今日も元気に「いってきます」
朝ご飯を食べて1日が始まる。無事に帰ってこれるように「いってきます」
普段の何気ないこの一言がとてつもなく大事な言葉だと再確認する
認知症の話
「これからも続くのかなあ」辛くて不安に押し潰される家族の気持ちが痛いほど分かる
それでも主人公との出会いにより、忘れていないあの日々を思い出す
育児の話
子ども中心の生活で自分を労る余裕もない。幸せと同時に虚しさも心に広がる
それでも主人公との出会いにより、自分を大事にする大切さを知る
食べた瞬間に、当時に戻り、初心に帰る
レビュアー 750665
アルファポリスさんのグルメ小説といえば秋川滝美さんの『居酒屋ぼったくり』シリーズがすぐ頭に浮かびますが、千咲ゆず葉さんのこの作品もシリーズ化すればヒット作間違いないくらい主人公の暖かさ、ごはんの美味しそうな香りが伝わってきます。朝ごはん、当然アルコールはぬきなど制約のある中で見事に登場するキャラを料理する著者の筆力は読み応えありますね。ぜひ、シリーズ化して欲しい作品です。
メディア/ジャーナリスト 448563
夜明け前から朝まで限定で「朝ごはん」を提供する「朝ごはん屋」さん。「あなたのための朝ごはん」を選ぶと、まずは「朝ごはん探しのための質問」から始まる。
そして作ってもらった朝ごはんを食べれば、それにまつわる思い出が甦ってくる。
さりげない設定だが、どこか琴線に触れる。
子供が小さい時に、たまにモーニングサービスを食べに行くことがあった。たいていはチェーン店のモーニングで、例えば朝マック、喫茶のルノアールのモーニング、それから立ち食いそばの「かけそばと鯵のほぐし飯」なんて朝食セットもあった。なんだかたまに朝食を外で食べるのは楽しい。ちょっと散歩して、店に入って朝食。子供とは、いつもと違った会話の時間が過ごせる貴重な機会だった。
そんな記憶が蘇ってきたのがこの小説。
個人的にいいなと感じたのは、はじまり食堂の始まりの話。引き継ぐ前の食堂の話かが、さりげなくいい。
色々とグルメ小説はあるけれども、素直で優しいこの小説はかなり良かった。
レビュアー 513020
認知症の祖母を探して早朝家を出た早紀。ようやく見つけた祖母が入った先は・・・。
訪れる客の抱える事情の深刻さとは裏腹に、店、店主の佇まいは凛としながらも緩やかな雰囲気も併せ持ち心地よい。それは一日一日をしっかりと楽しんで生きようという気持ちとその活力の源が「朝食」に込められるからであろう。また一見お節介すぎるようにも見える“あなたのための朝ごはん”も事情をお客本人に話させることで核心部分、真実を本人自身が気付くように仕向けるようで、まさにカウンセリングであり医食同源を証明しているようだ。
ある意味“謎”状態で推移していた“面倒ごとが~”も最終的には氷解し、よりすっきりとした気持ちで朝を迎え一日を元気に前向きに進ませるような物語。
レビュアー 781279
朝ごはん専門店「はじまり食堂」
この食堂の注書きには『ここは面倒ごとが多いお店。面倒なことが苦手な方はご注意ください』と書かれている。これを読んだら入るのに躊躇してしまいそう。
お店を訪れるお客さんもこの注意書きに目を向ける。
だけど、メニューの“あなたのための朝ごはん”という言葉が魅力的だ。あなたのための朝ごはんで提供されるのは、思い出の味だ。
「はじまり食堂」を訪れるお客さんはそれぞれ悩みを抱えている。一人では抱えきれない悩みも、自然に日和に話すことができる。日和の持つ柔らかな雰囲気と美味しい朝ごはんのおかげなのだろう。
今朝、朝ごはんを食べましたか?
いただきます、ごちそうさま、いってきます、いってらっしゃいと伝えていますか?
『朝ごはんを食べる者は一日を制す!』
疲れているときこそ、朝ごはんをしっかり食べ、一日を制するエネルギーにしていきたいです。
お腹が満たされ心ほぐされる癒しの物語が、心にじんわりと沁みました。
レビュアー 1469440
認知症のおばあちゃんの赤へのこだわり
バリキャリ系母親と女子高生の確執
初心者ママの目指す完璧
元カノが残した当たり前の痕跡
午前3時のアラームからはじまる店主の悔恨。
揃いも揃って、
人生のまさかに遭い、なにもかも投げ出したい、
思い詰め。
章を進めるごとにお腹が空いて
頁をかさねるたびはじまりをはじめられる気がしてくる
そこで行われていたのは、食べて話す。
それから「面倒ごと」に向かい合う。
朝がますます好きになりました。
「いってらっしゃい」のあたりまえを切り捨てません。
悦さんのようなおばあちゃんに、なりたいです。
とりあえず、ほかほかのだし巻き玉子をつくろうっと。
この朝ごはんを食べるといろいろうまくいくみたいよ。
~救われたのは私の方です~