陰陽師と天狗眼⑥
―寂しがりと藤薫る闇―
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刊行日 2026/11/20 | 掲載終了日 2026/11/10
ハッシュタグ:#陰陽師と天狗眼⑥ #NetGalleyJP
内容紹介
「花の精に攫われそうなのは、むしろお前じゃないか」
相棒の過去と未来にめぐる思い。広島もののけファンタジー、待望の第6弾!
☆ ☆ ☆
【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】
・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。
・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。
・本文に対するご指摘などは「コメント」にてお願いします。
・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。
※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開をしています。
※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
☆ ☆ ☆
【あらすじ】
公務員陰陽師・美郷(みさと)とフリーランス山伏・怜路(りょうじ)が出会うずっと前。10代の怜路は素性のわからぬ自分を拾い育ててくれた天狗を名乗る養父が、もう二度と帰ってこないと知り――。切なくも心温まる前日譚『とある寂しがりの顛末』から、二人の周りでこれまで起きた様々なエピソード、そして妖しく美しい白藤の精に囚われる最新の怪異事件『寂しがりと藤薫る闇』までを一挙収録。
唯一無二の「相棒」(&白蛇の白太さん)のこれまでとこれからをまとめた、広島が舞台の大人気もののけファンタジー・第6弾!
【目次】
P7 一年目・仲秋 とある寂しがりの顛末
P33 一年目・晩秋 禍津地母神(まがつちぼしん)
P121 一年目・初冬 白太さんとたっきゅーびん
P145 一年目・仲冬 家出の報い
P163 二年目・初夏 チョイス
P167 二年目・仲秋 雷獣退治
P187 三年目・晩冬 姉への手紙
P195 三年目・晩春 寂しがりと藤薫る闇
【著者】
歌峰由子(うたみね・よしこ)
広島県三次市出身。大学は生命科学を専攻したゴリゴリの理系だが、何故か伝奇物の執筆を好み、自室の本棚は郷土誌と民俗・オカルトの本で埋まる。『陰陽師と天狗眼―巴市役所もののけトラブル係―』でデビュー。現在シリーズ第5巻まで刊行。
【装画】
カズキヨネ(かずき・よね)
イラストレーター。大人気ゲーム『薄桜鬼』キャラクターデザインを務め一躍世界的人気に。和のテイストを生かした、躍動感あふれる美麗なキャラクターを描くのが得意。『破滅の刑死者』シリーズ(著:吹井賢/メディアワークス文庫)、『華鬼』シリーズ(著:梨沙/講談社文庫)等書籍装画担当作品も多数。
出版社からの備考・コメント
◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。
件名に「ことのは文庫 11月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
【hanbai-bceigyou@microgroup.co.jp】までメールにてご連絡くださいませ。
※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※価格は予価です。
◎こちらの新刊タイトルのお申し込み締め切りは2026年10月13日迄承っております。
おすすめコメント
◆「巴市の日々」と「巴市の外での日々」をそれぞれ味わえる贅沢な一冊。
謎に包まれていた「怜路の東京在住時代」の様子がついに明らかに。また「特殊自然災害係(通称・もののけトラブル係)」のある日の業務風景や、鳴神家の実家事情、そして最新の怪異事件まで、気になるエピソードが満載です。
◆懐かしいあのキャラや、予想外の新キャラ(?)が登場で目が離せない!
これまでシリーズをご愛読いただいた方には少し懐かしいキャラや、誰もが予想しなかった、本作の大人気マスコットキャラの地位をある意味脅かす(?)キャラクターも登場します! かわいい白蛇の白太さんは今の絶大な人気を守り切ることが出来るのでしょうか。乞うご期待!
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恐れ入りますが『マイクロマガジン社 営業部』まで直接お問合せをお願い致します。
出版情報
| 発行形態 | 文庫・新書 |
| ISBN | 9784825000698 |
| 本体価格 | ¥720 (JPY) |
| ページ数 | 288 |
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NetGalley会員レビュー
レビュアー 1025024
これまでの美郷と怜路の物語のそれ迄からその先までが、時間を追って語られる第6弾。
怜路と出会ってからだんだん白太さんに寛容になっていく美郷。
巴で美郷との再会を果たした克樹の進み始めた道。
そして、美郷の存在が怜路に与えた自身の命への考え方の変化は特に顕著で、通して読むことでいっそう感慨深いものがありました。怜路ファンには、ぜひ読んで欲しいです。
たびたび「あぁ、そうだった」とそれまでの物語が思い出さされ、読み終わったとき、これまでの物語をまた最初から読み返したくなる作品集でした。
書店関係者 1068733
この巻は絆を深く感じます。
怜路さん視点の美郷さんとの出会いの振り返りから始まって、章ごとに年が進み今現在まで。
お互いに抱えた寂しさが今はもう思い出のなかにあって、重いくらいに大切な存在になっている。
怜路さんには美郷さんが、ちゃんと美郷さんには怜路さんが当たり前のように想いやれて、ここに帰ってきて。
そんな人がいるということがすごく嬉しいです。
美郷さんが2人の関係を表す言葉に気づいたときにはとても温かい気持ちになりました。
白太さんと宅急便のお話、こちらもほっこり温かい気持ちになりました。好きなお話です。
美郷さんの面白いネーミングセンスも健在でクスッと笑いました。
レビュアー 691719
特殊自然災害(もののけトラブル)係の職員としての本編の事件の合間の物語と個人営業「拝み屋怜ちゃん」の除霊依頼事件が収録された短編集です。
巴市に来る前の少年時代の怜路くんや、家出した克樹くんのその後、白太さんが出会った不思議な縁……等々が時系列に沿って描かれており、本編を思い返しながら読むと双方に深みが増して、ああ……本当に二人とも良い縁が結べて良かったなぁ……と感慨深く感じました。
「拝み屋怜ちゃん」の事件は本編ほど大規模なものではないものの、怜路くん主役だけあってアクションも華々しく、本編同様、人の業や、やるせなさを真摯に切なく描いていて読み応えがありました。
特にラストの事件は彼の、全てを注ぎ込まれた彼女への悍ましくも美しい鎮魂の手向けであり、純粋過ぎる愛ゆえに起きた事件だったのでは……と胸に残りました。
レビュアー 1727825
怜路を主役とする短編が詰まった第6巻は、冒頭で東京時代の怜路の様子が綴られる。その後、美郷視点で語られていた既出の話が怜路視点で辿られ、あの時こんなことを考えていたのかと新たな発見もある。既出の話の間を埋めるように紡がれるのが心地よい。
東京には、怜路が恩人を殺めたと誤解している人達が今でもいるのかと気がかりだったが、彼を知る人達はちゃんとわかっていて彼のことを案じていたのだと知れる話もあり、安堵した。人の寂しさも優しさも知っている怜路は、周りの人々に常に温かい。
怜路のお気持ち表明100%な姉への手紙も嬉しいし、ブラコン鳴神兄弟びいきには克樹についての話がたまらない。
「稲尾」という姓をもつ豪胆な人物が登場したことも、今後の展開に期待をもたせる。「潮騒…」の八重香や、美郷の話に度々登場する彼の豪放磊落な母親が好きな当方には、イキのいい女子が新たに加わったことも嬉しい。
怜路は、恩人の顔も名前も知らない子どもを守るために命を差し出す計画を立てて巴市に来た。美郷は、ここで自分の力を公の仕事で役立たせたいと巴市に来たが、その生活は初っ端からつまずいた。美郷は、住まいが狩野家で大家が怜路でなかったら、早々に心をやられていただろうし、怜路は、怜路の意向など全く無視した美郷と自らの肉親の想いに救われた。人の多数派とは全くかけ離れている2人だが、互いに助け助けられ、苦手を補い合いながら、仕事でたまには危険な目に遭うこともあるけれど、おおむねこの巴市で穏やかな日々を送っている。2人とも巴市に来て、ここで出会えてよかったねと、その前途を祝福したい。
そして白太さんは、今回も目いっぱいかわいいのだ。
レビュアー 781279
『陰陽師と天狗眼』シリーズファンは必読の第六巻です。
今まで語られてこなかった怜路の東京時代や巴市にやってきたときのことなどが語られます。そして今まで登場してきた人物の今も描かれています。
今作で一番心に残ったのは三浦さんの主業務である1945年のあの日のことについて言及されたことです。「『ヒロシマ』の鎮魂と世界平和の祈願ですから」が心に残りました。
章のタイトルである「時移ろえど営みは続く」という言葉がぴったりだと思いました。
怜路や美郷たちの時間は確かに物語のなかで流れています。
ヒロシマについて、加害性について書かれている場面では色々考えてしまい、一呼吸置かないと先に読み進めることができませんでした。
ヒヨコちゃんがとても可愛くていいキャラです。
だけど怜路だけでなく、白太さんの可愛さと癒し効果は私にとってこのシリーズの不動の一位です!
「白太さんとたっきゅーびん」は、ほんわかするお話ですが白太さんの無邪気な優しさを感じながら、白太さんの力をそう使うのは正しいことなのだろうかと考えました。
ただ可愛くて癒される存在ではなく、強すぎる白太さんの力の使い方は難しいなとも思いました。