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身体は大事な友達、仲間、パートナー 生まれてきてよかった! 思わず子どもたちを抱きしめてしまった。 僕は2児の父だ。 しかし彼らのことを何も理解していない。 それは今も尚、自分と向き合うことができていないからだ。 著者の安積さんは赤ちゃんのころから「不全」と呼ばれた、いわゆる「障害者」である。 身内が精神障害というカテゴリーわけされていたためか、僕はこの「障害者」という言葉が心底嫌いだ。 嫌いになった理由は安積さんの書く言葉に全部あった。 そもそも何があったのか? 自分が泣きながら、必死で生きてきた姿だ。 176ページは、心の宇宙が広がるような暖かい気持ちになった。 特に心打たれたのは性に関すること、海外のピアカウンセリングについて。 悲しみを癒すために子どもは泣く。 その時々に流す涙の意味は、深い何かがあると理解した。 これから成長する子どもの理解に、まだ小さい時に読んでよかった1冊である。 本が好き倶楽部! せいちゃん
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