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レビュアー 1075293
著者の『あの子の秘密』『りぼんちゃん』が大好きで、今作は物語にどんな魔法をかけてくれるのだろうかと楽しく読ませていただきました。
たくさんの中学生たちの戸惑いやすれ違い、自己との対話が丁寧に、そして、時に鋭く描かれる中を、まさに野良猫のように軽々とやわらかく人々の間を紡いでいく黒野くん。
短編集ですが同じ学校が舞台ともあって、それぞれの話や登場人物が関連し、「ああ、そういうことだったのね」と読み楽しめるのもこの作品の醍醐味です。
何よりさわやか。春の読書にぴったりな作品だと思いました。全国の中学生たちに届いてほしいです!
たくさんの中学生たちの戸惑いやすれ違い、自己との対話が丁寧に、そして、時に鋭く描かれる中を、まさに野良猫のように軽々とやわらかく人々の間を紡いでいく黒野くん。
短編集ですが同じ学校が舞台ともあって、それぞれの話や登場人物が関連し、「ああ、そういうことだったのね」と読み楽しめるのもこの作品の醍醐味です。
何よりさわやか。春の読書にぴったりな作品だと思いました。全国の中学生たちに届いてほしいです!