いのちの値段

医療と費用を巡る50の物語

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刊行日 2018/12/04 | 掲載終了日 2018/12/05

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内容紹介

読売新聞朝刊看板連載医療ルネサンスにおいて読者からの大反響によって一年半の長期特集となったシリーズ「いのちの値段」を書籍化。

いのちと患者が生きるための費用を巡る問題に、現代社会の歪みや格差が現れる。
なかにし礼さんのがんとの闘い。ノーベル賞受賞で話題の高額な新薬オプジーボのジレンマ。人工透析、小児心臓移植、病名のつかない痛み、認知症、看取り。高齢者は千差万別な老後に備え、その陰で現役世代は追いつめられている。

――市井の患者たちの50の物語。

「がん患者も多様、それぞれの生き方や価値観がある。いのちを人に丸投げにはしたくない。」――なかにし礼

読売新聞朝刊看板連載医療ルネサンスにおいて読者からの大反響によって一年半の長期特集となったシリーズ「いのちの値段」を書籍化。

いのちと患者が生きるための費用を巡る問題に、現代社会の歪みや格差が現れる。
なかにし礼さんのがんとの闘い。ノーベル賞受賞で話題の高額な新薬オプジーボのジレンマ。人工透析、小児心臓移植、病名のつかない痛み、認知症、看取り。高齢者は千差万別な老後に備え、その陰で現役世代は追いつめら...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065140376
本体価格 ¥1,300 (JPY)

NetGalley会員レビュー

1年半にわたる読売新聞連載の「いのちの値段」を書籍化。
がん、認知症、難病、人工透析、精神疾患、移植など色んな病気と戦う人たちのいのちの値段。
ノーベル賞で話題になった高額ながん治療薬など、医療の中の経済格差。
ひとりひとりのコメントはそう長くはないが、色んな立場で、色んな価値観で治療と向き合っていてとても貴重なお話だった。
強烈に印象に残ったのが、自分がたくさん医療費を使うことで、自分は助かるかもしれないが次世代へのツケを回すことになるのではないか?とおっしゃってた方。
どこまでの医療を、いつまでやるか。
恐らく正解はないが、「金で命を落とすことがあってはならない」という言葉に私もそう感じた。
興味深いテーマであり、かつ非常に貴重なお話ばかりで一気に読み終えました。

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がん患者の高齢化や看取り、精神疾患の患者の現状などが
本人の言葉で綴られていて、重たい内容ですが読みやすいと感じました。

幸いにも私は現在、疾病はなく両親も居ないので
介護の問題もありません。
ただ、自分自身に介護が必要となったときや
がんや難病といった病気に罹ったときに
どのような選択をするのか、考えるきっかけになりました。

自分の思いを伝え、子ども達の思いも聞きすり合わせていくことの大切さ。
家族だけではなく、地域との関わりも重要だと知りました。
精神的な安定はSNSのつながりでも補えるかもしれませんが
具体的な身の回りのことなど生活に密着したことは
リアルなつながりでないと解決しないこと。

健康な時だからこそ読んで、今後の自分を考えるきっかけにして欲しいと思います。

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