私は虐待していない

揺さぶられっ子症候群

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刊行日 2019/03/26 | 掲載終了日 2019/03/08

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内容紹介

赤ちゃんから目を離した隙の転倒や落下を「虐待」だと断罪された親たち。

母子手帳にも明記されている「揺さぶられっ子症候群」は、はたして「虐待」の根拠となるのでしょうか。

最愛の我が子が脳に障害を負うという苦しみのなか、一方的に虐待を疑われ、子どもと引き離されてしまった親たちの過酷な体験をレポートしながら、医師だけでなく、法律家の見解も取り上げ、揺さぶられっ子症候群の現状と問題について考えます。

この本で紹介するケースは、けっして他人事ではありません。

赤ちゃんから目を離した隙の転倒や落下を「虐待」だと断罪された親たち。

母子手帳にも明記されている「揺さぶられっ子症候群」は、はたして「虐待」の根拠となるのでしょうか。

最愛の我が子が脳に障害を負うという苦しみのなか、一方的に虐待を疑われ、子どもと引き離されてしまった親たちの過酷な体験をレポートしながら、医師だけでなく、法律家の見解も取り上げ、揺さぶられっ子症候群の現状と問題について考えます。

この本で紹...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。


おすすめコメント

「虐待」か「事故」か。育児中の親を襲う罠。

ここ数年、「赤ちゃんを強く揺さぶって頭部に障害を負わせた」として、保護者が逮捕されるというニュースが相次いでいます。『生まれて間もない赤ちゃんに手をあげるなんて!』と怒りを覚えている人も多いのではないのでしょうか。
著者も、そんな思いを強くする一人でした。
しかし、「虐待を疑われた親たち」の話を丁寧に聞き、小児科医、脳神経外科医、法律家たちを取材していくと、揺さぶられっ子症候群は、専門家の間であまりにも見方が異なっているという事実につきあたったのです。

NetGalleyでは、抜粋した3つのケースをご覧いただけます。

「虐待」か「事故」か。育児中の親を襲う罠。

ここ数年、「赤ちゃんを強く揺さぶって頭部に障害を負わせた」として、保護者が逮捕されるというニュースが相次いでいます。『生まれて間もない赤ちゃんに手をあげるなんて!』と怒りを覚えている人も多いのではないのでしょうか。
著者も、そんな思いを強くする一人でした。
しかし、「虐待を疑われた親たち」の話を丁寧に聞き、小児科医、脳神経外科医、法律家たちを取材していく...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065131152
本体価格 ¥1,200 (JPY)

NetGalley会員レビュー

読んでいて腹が立って仕方がありませんでした。脳外科医ではなく、無知な小児科医や麻酔医が診断を下したために虐待を疑われるという恐ろしい事実に愕然としました。一番親の愛情が必要な乳幼児期に親子分離されて酷い言葉を浴びせられて、後遺症を軽減するために必要なリハビリもできず世間からも白い目で見られて……。警察も不勉強で無能なくせに尊大で悪意に満ちている。思い込みって恐ろしいですね。

転倒して頭を打っただけでも、重い障害が残ることがあるのですね。幼児椅子から落ちても平気だったうちの子は運が良かったのです。揺さぶるのが危ないのは小頭症の子だけかと思っていました。とても勉強になりました。また、虐待などの報道も鵜呑みにすることなく、判断する知見のある医師等による診断なのか、見込み捜査でないのかなど疑ってかかるようにしようと思います。

児童相談所というところにいい思い出はありません。まだ発達障害について病院でも診断もつかなかった頃、その特性について、とても尊大な態度で侮蔑的な言葉を浴びせられました。日ごろから、加害者と決めつけた人相手にとっている態度の延長だったのでしょうね。それとも、育て方が悪いと思っていたのでしょうか。不勉強な専門家はタチが悪いですね。

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私の友人も以前ヌヌさんといって、自宅でベビーシッターのような仕事をしていました。
しかしある日、預かった子供をベビーベッドで寝かせているときに様子が変なことに気付き、元看護士だったその友人は保護者に連絡をし、救急車を呼び、病院へ自分の子供たちと共にその子を連れて行きました。

そこでやはり揺さぶられっこ症候群との判断をされ、友人は、その子供の両親とともに留置所へ連れていかれました。彼女はまだその当時この国の国籍を持たない外国人だったため、取り調べには念を入れて英語通訳を入れてもらいましたが、警察は彼女の言い分も両親の言い分も聞かず、そのまま留置所で一晩を明かしたそうです。
留置所では冬なのに下着姿にされ、シーツを一枚くれるのみ。彼女も何もわからず家族とも連絡が取れず、不安な一夜を過ごしたと言っていました。

後にその子供の両親と話した時にやはりその家の上の子がもしかしたら知らないうちに揺さぶったりしたのかもという話にはなったそうですが、結局原因は不明のまま、何度か警察へ足を運ぶ羽目になり、弁護士もつけ、いろいろ大変だったと言っていました。そして、もう二度と子供と関わる仕事にはつきたくないと言っていました。

この本を読んで友人のこの話を思い出しました。日本でもやはり同じようなことって起きているんだなあと。
一番不幸なのは罪をかぶらされて子供と会えなくなってしまう両親、そしてその子供たちです。
確かに本当に虐待のニュースも多く、残念なことも多々あります。でもきちんと調べてから「疑わしきは罰せず」でいってほしいなと思いました。

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