みらいのえんそく

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刊行日 2019/06/25 | 掲載終了日 2019/07/03

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内容紹介


今日は宇宙遠足の日です。

子どもたちは、宇宙ステーションから月への小旅行を楽しみにしていました。 無事、月面に着陸した子どもたちは、月の割れ目を飛び越え、 はるかかなたの地球が眺められるクレーターに到着しました。

ところが一人の生徒が、地球の絵を描いているうちにうっかり眠ってしまいます。 目がさめると、なんとクラスメートと宇宙船がいなくなっていました。

ひとり月面に取り残された生徒は、しかたなくそのまま絵を描き続けます。 すると、周りから、不思議な生物が次々と現れてきて……。

近未来の遠足は、きっと月まで行くのでしょう。 生徒が月面に取り残された場面では、ヒヤッとしますが、 月に住む生物と、友情を育むことができ、話はユーモアたっぷりの楽しい展開になります。


今日は宇宙遠足の日です。

子どもたちは、宇宙ステーションから月への小旅行を楽しみにしていました。 無事、月面に着陸した子どもたちは、月の割れ目を飛び越え、 はるかかなたの地球が眺められるクレーターに到着しました。

ところが一人の生徒が、地球の絵を描いているうちにうっかり眠ってしまいます。 目がさめると、なんとクラスメートと宇宙船がいなくなっていました。

ひとり月面に取り残された生徒...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784751529553
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

本当にいつかの未来の遠足はこんな風かもしれませんね。宇宙船に乗って気軽に月まで。宇宙人ともすぐに仲良くなっちゃって。
子どもたちが「こうなったら楽しいな〜」と想像する世界がビビットな色使いで描かれていてワクワクしました。
想像では終わらないんじゃないかな?という期待も込めて、読んであげたい絵本でした。

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面白かったです!

月に遠足に来てふとうたたねしてる間に置いて行かれてしまった男の子。

「ま、いっか」「えでもかこう」

いやいやいや!!!!

大人目線だとめっちゃ怖い話ですが、その後の展開がほのぼのとしてよかったです。

最後迎えに来た人が「ごめん、ごめん」いやいやいや!!!

大人目線だと笑えませんが、なんかちょっとほんわかした気持ちになれました。
子どもっていいなあ。

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いつの日か、子供たちが遠足で月に行く時代が来るかもしれない。そして、不思議な生物と出会うかもしれない。そんなユーモアのあるワクワクする絵本!

でもそんな未来的なストーリーの中で描かれているのは、遠足で居眠りして宇宙船に置いて行かれたのに「しょうがない」ってスケッチブックにクレヨンでお描きしたり、不思議な生物と仲良くなったり、その生物たちと一緒に月の岩にクレヨンで落書きしたり。小さいときに友達と一緒に絵を描いて遊んだ懐かしい記憶が蘇りました。形あるリアルなものに囲まれて青春時代を過ごしてきた私にとっては、そこに普遍的な事への安心感と懐かしさを感じました。
最後のページの、宇宙船の中でタブレットを持っている少年とクレヨンでお絵かきをする少年。対称的にも思える二人の姿にこれからの未来を重ね、クレヨンで絵を描く子供がいる世界が続くことを願います。

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わたしたちの遠足の行き先は大きな公園とか、山とか、動物園とかでしたけど、未来の遠足はこの本の様に月にも行っちゃうんでしょうねぇ。

 月から地球を見るってどんな気持ちなんだろうなぁ?

 黄色いスクールバスみたいなデザインの宇宙船が可愛いなぁ、わたしも乗ってみたいなぁ!

 タブレットよりも「スケッチブックとクレヨン」が好きな子は、すごい体験をしちゃいましたね。この子の将来が楽しみだわ。

 とっても楽しい絵本でした。

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宇宙好き、絵の好きな人には魅力的な絵本だと思う。
色の使い方が秀逸で、🌍の色が鮮やか立ったり、宇宙人の落書きでさえ、綺麗に感じた。
宇宙人の落書きは綺麗過ぎたので、逆にもっも意味不明な絵でもよかったかも。

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未来の遠足でダルマさんが転んだ

宇宙船に乗り月まで遠足に行く。おやつはきっと宇宙食だ!
月にはヘンテコな生物がいる。
見ていない時にしか見えない不思議な生物。
だるまさんが転んだをしよう!

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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正しく未来の遠足ですね!
お父さんお母さんの小さな時は動物園だったのよ。なんて会話になるのでしょうか?
小さなお子様が宇宙に興味を持つことが出来る一冊だと思います。
大人の私があの宇宙船に乗っているのを想像したくらいですから(笑)
置いていかれないようにしないと
大変なことになってしまいますね。

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みらいの学校は宇宙ステーションの中にあるのだろうか。

子どもたちの遠足の行き先は、月。
一面灰色の世界と、空に浮かび上がる美しい地球。
見えるものと、見たいものが色のある世界に生きる私たちと、月に住む人たちと違うのかもしれない。そこで起きる化学反応のような事件。

みらいの世界でも、クレヨンを使って描くという、なんとなくアナログなことを楽しめる男の子の心の豊かさが、あたたかい。

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相当な大金持ちしか経験できない宇宙旅行!物心ついて間も無い年で月から地球を見る経験をしたら人生は大きく変わるんだろう。普段感じる他愛もない事なんて、頭の中でクルクル丸めてポイと捨て、もっと大きなそして意義や夢のある世界に気が向くだろう。でもよく考えたら本を読むことも普段の生活では経験できない世界のトビラだと考えれば、宇宙旅行と同じくらい価値があるのかも。8本のクレヨンから7本を選んだ5人の月星人^_^残ったグレーは彼らの色。色彩も文書と同じくらい奥深い表現なんだ!

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●「遠足?」

面白いです。未来ってこんなにも宇宙とか月が
身近になるのかなーなんって(笑)

ただ、宇宙人が喜ぶのがクレヨンっていう
なんというか
ちょっとアンバランスな感じだったの個人的には
ツボでした……

いや、本当に宇宙身近なんでしょうね
なんかさ、いや、宇宙に取り残されるって
もっとあせんないのって

普通の大人の突っ込みをしてしまいました(笑)

もうちょっといろいろな惑星にいくバージョンも
見てみたいなー

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ちょっと月まで遠足,という時代のお話です.月面で「はじめて ちきゅうを みた こどもたちは,おおよろこび」って,月に行くまでもみてるでしょ,とか,月面殻しか太陽や星を見たことがないとそうは描かないのでは,とか,きになるところもありますが,楽しい絵本です.

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この子は絵を描くのが本当に好きなんだな。
不思議な生物たちも絵を描くのを好きになってくれてよかった。
8色のうち7色のクレヨンを持っていかれちゃって、
月に住む生物たちの体の色の灰色のクレヨンだけが残った。
自分たちにないものを求めたのかな。
月も月に住む生物も灰色だから、
灰色じゃ描いても見えないからかな。
自分たちの世界にない色を受け入れたってのはすごい。
と、色からいろいろ考えたくなる本でした。
お互いずっと自分の言葉で喋っていて、
最後にやっと同じ言葉を交わした。
最初から無理やり相手の言葉に合わせなくても、
分かり合える時がくるんだね。

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可愛かったです。宇宙の遠足で1人置いてけぼりになる所なんかはわぁ〜どーするの?ってなりましたけど、本人は絵でも描くかって笑ユーモアのあるストーリーでした。宇宙全体がモノクロなので、そこに出てくる、宇宙船やクレヨン、地球が色鮮やかでキレイでした。

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全世代対象!! ただし小学校中~高学年は、突っ込みがはいるかもしれません。
それをどれだけ上手にかわすかもポイントです。最高の構成。

おもしろい。
絵と文章とのコラボが最高の、何より構成が最高のとにかくすてきな絵本に出会えた。

タイトルの「みらいのえんそく」の通り、未来の遠足、行先は月。
原書タイトルは“Field Trip to the Moon”
直訳するならば「月への遠足」といったところか。それを「みらいのえんそく」とした翻訳の
椎名かおるさんのセンスも素敵だ。

遠足に行った先で絵をかいている途中で眠り込んでしまい、なんと置いてきぼりを
くらってしまう主人公……。
いやいや「何はともあれ児童生徒の人数を数える」の日本ではまずありえない設定、
子どもからも同じような突っ込み(=「先生は確認しなかったの?」)はあるかもしれないが、
そこはこちらが上手にかわして続きを読んでほしいと思う。

主人公の泰然自若、慌てず騒がず、「しょうがない」「えでもかこう」の様子。ここでも
「いや、そうじゃなくて」と突っ込みが入りそうだ。
ただこの主人公の状態に、子どもは一種面白さを感じるのだろう。
そして発生する、遭遇……。そのほのぼのとしたこと。

最後はきちんとまとまるが、それより唸った構成がある。

これは恐らく原書もそうだろうが、最後まで主人公の名前がわからない。そして主人公の顔は、
最後の最後に初めてあかされる(何しろ宇宙服を着ているシーンがほとんど)。
このことで、子どもは創造力をとことんまで広げて読むことができるのではないだろうか。

最後の、この主人公の表情。そして1本のクレヨンを使って絵を描いている事に、子どもは目ざ
とく気が付いて何かを感じるのだろうと思う。

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