はじめての万葉集(上)
萩原昌好 編 中島梨絵 絵
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刊行日 2019/07/10 | 掲載終了日 2019/08/23
ハッシュタグ:#はじめての万葉集上 #NetGalleyJP
内容紹介
小学校高学年から大人まで楽しめる古典入門。
万葉集を上・下巻、4期に分けて、年代別にわかりやすく紹介します。
新元号「令和」の源、「梅花の歌 序」をはじめ、 万葉集の代表的なうたをとり上げ、やさしい解説を付けています。
4500首ある「万葉集」の世界に真正面から入っていこうとするのは大変なことです。でも、この本は「はじめての万葉集」ですから、まずちょっとのぞいてみるくらいの気持ちで読んでみてください。。もし、一首でも心に響くうたや興味を覚えた歌人が見つかればしめたものです。それがきっともっと深く「万葉集」の世界へいざなう鍵となることでしょう。 (編者あとがきより)
1初期万葉時代:大化改新~壬申の乱(645~672年) 2白鳳万葉時代:壬申の乱~藤原京への遷都(672~694年) 3平城万葉時代:藤原京への遷都~平城京への遷都(694~710年) 4天平万葉時代:平城京時代(710~784年)
おすすめコメント
「万葉集」ときいて、皆さんの頭に浮かぶのは、どのようなことでしょうか。
「新元号」かもしれませんね。新しい元号の「令和」は、「万葉集」に収録されている「梅花の歌三十二首併せて序」(下巻47ページ)の一部が出典とされています。
もともと、「万葉」という言葉には、「万世(万代)」(このような御世が万年続くように)という意味がありました。私たちの先祖は、たった二文字に、そのような万感の想いをこめたのです。
「万葉集」は、千数百年前、奈良に平城京という都があった時代につくられました。全二十巻、約四千五百首のうたが収められていますが、最終的にまとまったのは、奈良時代末期(八世紀後半ごろ)といわれています。ただ、それぞれのうたの注に、たとえば「このうたは柿本人麻呂の歌集からとったものである」といった書きいれがあることなどから、おそらく、巻としての完成以前から、いくつかの個人歌集があった、ということがわかっています。
日本には、伝承歌(口伝えなどで伝えられたうたや文章)として「古事記」(日本の神話や伝説、うたなどを含む歴史書。七一二年ごろ完成)や「日本書記」(神代から持統天皇までの朝廷が伝承した漢文体の歴史書。七二〇年ごろ完成)などを見ることができますが、「万葉集」には、これらのいずれとも大きく違っている点があります。それはまず、「万葉仮名」という漢字の音を借りた、特殊な表記で書かれているということ。 (本文「はじめに」より抜粋)
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784751529263 |
| 本体価格 | ¥1,600 (JPY) |