育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ

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刊行日 2019/09/04 | 掲載終了日 2020/07/10

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784594082758
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

“無理をしない”日常リズムの取り方、好きな物だけを厳選する箱庭的排他。
たゆたゆとした暮らしを生きる小川糸さんのふるまい学なり。

既刊エッセイの補強材と言える内容で、
糸さんのブレない耐震性に安心感を抱く。
それは小説に対する信頼でもある。

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作家、小川糸さんの暮らしや思いを紹介する写真集エッセイ。
丁寧な暮らし、ほっこり、自然体、異国で生活する中で感じる日本人としての私…なんてキーワードに憧れる人にはとても参考になる本だと思います。
金柑のはちみつ漬けは私も好きです。

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着るものも、食べるものも、仕事の仕方も、いろんなことをマイペースで無理せずに、だけどやりたいことはトコトンやる。そういうスタイルになるまでには、いろいろと試行錯誤されたのでしょうね。でも、無理したって辛くなるだけだからということに気付けたから、今の生活スタイルになっていったのだと思います。

 流行ってのも楽しいですけど、それを追っかけているばかりの生活はストレスを生みます。たまには新しいものも見に行くという程度で、普段は自分が気に入ったもので淡々と暮らすってのが実は本当の幸せなのかもしれません。そんなことを感じさせてくれるエッセイでした。

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「足るを知る」。欲望を抑えるのでもなく、欲望に支配されるのでもないちょうどいい塩梅の生活。予定に振り回されないように、あまりギッシリスケジュールを決めておかないというのも見習いたい。私も残りの人生を大切に味わいたい年齢になってきたので、この本はそういった姿勢を身につける上で参考になった。誰かにどう見られたいとかじゃなくて、自分がどう生きたいか、どんなものを望んでいるのかを見極める上で、ゆとりのある著者のような生活ができれば理想的。目指したいです。

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小川糸さんのファンなら内容も納得できる本。作品を読まれている方は是非読んでみてください。
雑誌連載をまとめたものなので、さらりと読みやすいです。また、掲載されている写真が穏やかさを表現しています。
ひと息付きたい時、丁寧な暮らしの大切さを考える方におすすめします。

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手元に置いて
何度も読み返したい
と思える本でした。

ついつい
今必要でないものまで
溜め込んでしまいますが
物も心も
すっきりと
心地いい暮らしが出来るように
きちんと吟味したいと思います。
無理のないように。

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自分にあった環境・習慣・物を大切に日々を送る小川糸さんのスタンスにとても共感しました。
一見ゆったりした生き方に見えますが、ドイツへの半移住?などかなりの実行力をお持ちの様で、簡単に真似は出来そうにありませんが…

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お名前の印象からずっとどんな方なのかなぁと想像するだけだった作家の方の人となりやお姿が少し垣間見ることができて、素敵だなと思うその暮らしぶりは(私の)経済が違うから羨むことばかりで実践するにはほど遠いけれど、お金を違わないで1日を過ごしてみたり(ノーバイデー)、オブジェを飾る目的以外に利用したり、といったことには、わっと思える(真似してみよう、真似できる)喜びがあった。

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エッセイ「針と糸」の次に出版されたのが今作なので、正直内容がかぶってるような印象。こちらの方は文章だけでなく写真入りなので、“丁寧な暮らし”を好んで実践されている方や小川さんのライフスタイルファンの方だと、小川さんの愛用品が知れたり、暮らしの様子が垣間見れたりするので、嬉しい1冊かもしれません。

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小川糸さんのシンプルに自然に無理をせず、心地よく暮らすという考え方がとても素敵です。
物欲だらけで、必要のない物も買ってしまい、周りに物が溢れている。
時間に追われ、毎日忙しいと言い続ける日々の私。
なんとかしなければ。と思っていたので、このタイミングで読ませていただきお礼を言いたいです。
人はみな環境に違いがあるので、できる範囲でライフスタイルを見直し、心と体が少しでも楽に、色々なものから解き放たれて、心地よいと思える暮らしができたら嬉しいと思うのです。

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日本とドイツを拠点としている小川糸さん。それだけで素敵っ!と思ってしまう。お気に入りのアイテムに囲まれて自分の思うように生活する。毎日忙しすぎて時間に追われる毎日を送り心身共に疲れ切っている私と何と違う事だろう。心にもっとゆとりを持たせてあげないと潰れてしまうと感じた。たまには立ち止まって自分を労ってあげたいと思いました。

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お気に入りと暮らす贅沢。好きなものを見つけて慈しむ幸せ。食べ物でも衣服でも日用品でも、お気に入りがあるだけで豊かになる。物が溢れている今、プチプラや百均が脚光を浴びる。それもいい。そこに愛着を持てるか否かが問題。お気に入りとして、長く共に過ごすものを見つける。自分の時間の使い方もそう。心を豊かに穏やかに暮らす秘密を見た。

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1冊の本の中に、小川糸先生の作品、例えば『ツバキ文具店』や『食堂かたつむり』に通じるような、しっとりと落ち着いて無理のないような暮らしがありました。
こだわる所にはこだわり、抜くところは抜く、自分が心地好いと思う暮らしを重視する姿勢が素敵で羨ましく、私もいつかこんな風に……と思ったら、筆者紹介で1歳しか違わないと分かり、少し落ち込みました。そのくらい、本の中の先生は快適そう。
その快適さを手に入れる為になされる、物や時間など様々な物事の取捨選択は、兎角生きづらさを感じる私たちへのお手本になりそうです。
なかなか同じようには出来ないけれど、読んでいるうちに心が穏やかに静まるようで、やはり先生の作品を読んだ時のようだと思いました。

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素敵なエピソードと写真で綴る人気作家の暮らしのエッセイ

食堂かたつむりのルーツがたくさん詰まった小川糸さんの人となりを知れる一冊。
たくさんの愛用品の写真からはどれも暖かみが感じられ、まるで付喪神が宿っているかのように小川さんの所有品であることを誇らしく思っているように見えた。
調味料や調理器具ひとつ取っても、物を最後まで使う、日々を丁寧に生きている小川さんだからこそ食堂かたつむりのような暖かくて優しい物語に仕上がったのだろうなと思った。
習慣のひとつに、小川さんの15年もののぬか床が紹介されていて、これはまさか!と作品を読んだ人なら思わず反応してしまう逸品も紹介されている。
またツバキ文具店を思い起こさせるようなエピソードもあり、小川さんの作品が好きな人には最高に楽しい一冊になるに違いない。
本書を閉じた後はきっと背筋を伸ばしたくなるはず。手元に置いて何度も読みしたくなる生き方のヒントが詰まった一冊だった。

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お気に入りの作家さんがどんな日常を過ごされているのかと、興味シンシンです。おしゃれで優雅でありながら、素朴。自分と同じということがありつつ、ちょっと気を使うとこんなにおしゃれになるのね〜と勉強になりました。丁寧な暮らしぶりに、使い古された言葉ではありますが、心の豊かさを考え直させられます。

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愛用品の写真と日々の習慣が綴られたエッセイ。シンプルな生活スタイルやドイツの生活。
食器洗いは苦手。食洗機におまかせとか、床掃除はロボットにお願いしてるとか、
日本の家にいるときは近所のお弁当屋さんに通っているなど意外な一面も。
《無理をしない》が糸さんのモットー。便利なものは積極的に取り入れる。
アイロンがけが苦手、そもそもアイロンがけが必要な服は買わない。同じくです。

お出かけのお供のミナ ペルホネンの布製手提げがかわいい。
ラトビアの手首ウォーマーは日本では絶対に売っていない
(そもそも使う人がほとんどいない)ので、うらやましいなぁ。私も欲しい。

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*
2019.9.6

『育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ〜日々の習慣と愛用品〜』小川糸

小川糸さんの作品を読むのは9作目。

色んな作品から小川糸さんの素敵な暮らしぶりが伺える✧*.

今作は時間に追われることなく、物を大切にしながら丁寧な暮らしのヒントがいっぱい詰まったエッセイ✲゚.*

小川糸さんのエッセイを読むのは初めて♡

暮らしに対する考え方やドイツでの暮らし、愛用品など色んなことが語られていてすごく良かった✼̥୭*ˈ

写真も多く、どれもとてもセンスが良くて愛用品も本当に使いやすそうなのばかりで素敵✧*.

鳥さんのモチーフのものがお好きで集められているのも可愛い♡ᵕ̈*

「仕事も家事も人間関係も"両手で持てる分"だけ。自分の許容範囲を超える量は抱えこまない、と決めてます。そのために意識しているのが、心にも時間にも余白を残す、ということ」

「一日中、根を詰めてばかりだと、集中力も切れてしまうもの。メリハリをつけるためにも、何かと理由を見つけては一息入れる"ほぐしタイム"をちょこちょことつくるようにしています」

糸さんの小説からも感じ取れたような考え方をされていて無理をし過ぎないようにするの本当に大切なことだなぁと改めて思えた。

洗練された大人の女性で落ち着かれていて憧れる✧*.

私にはなかなか実践できないけど、将来的に糸さんみたいな無駄のない、だけど色んな工夫や楽しみのある暮らしっていいなぁって思いました❀.(*´▽`*)❀.

読めて良かったです゚・*:.。❁




#育てて紡ぐ暮らしの根っこ#小川糸#エッセイ#netgalleyjp





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小川さんの丁寧で愛情にあふれた心地良い暮らしの時間。
誰かと同じでなく、流行りのものに流されることなく、小川さんの周りは時間の流れですらゆっくりと感じられるよう。
友人や旦那様に対しても、愛犬に対しても、身の回りの物に対しても敬意と信頼を感じました。
愛用品の数々はとても雰囲気が良くて、小川さんの作品のイメージととてもぴったりなものばかりでした。山形に縁のあるものも幾つか紹介されていたのも嬉しいところ!
人とのつながり、関わり方が特に心に残りました。私も、私らしく肩肘張らずにほどよく心地良い時間を見つけられたらいいなと思える素敵な本でした。

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時間の使い方やモノ、人との付き合い方も大切にしている小川さんのエッセイは元々、日本人もそんな風に暮らしていたことを思い出させてくれます。
便利すぎることや消費をすることだけが、幸せではない。
そんなことを教えてくれる一冊です。
彼女の暮らしぶりは、そのまま作品に繋がるような気がしました。

この本を読んでドイツを訪れてみたくなりました。
スローライフに憧れるだけでなく、一つでも自分の暮らしに取り入れることができることはやってみようと思います。

まずは、キャンドルの灯りだけで過ごす時間を作ります。

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本屋大賞候補にもなった『ツバキ文具店』作者のエッセイ本。
どこかのカルチャースクールを受けているかのような内容。
上記小説を読んだときにも感じたが、著者は日本の旧き善きものに対するこだわりがあるように感じられる。
その一方で勢いでドイツに移住してたのは意外だった。外国に住んでるからこそ見えてくる日本の文化の良さもあるのだろう。
ドイツにいながらも、日本文化や食事へのこだわりは持ち続けていることがわかる。
それにしても、絵に描いたようなゆとりある生活。
愛用品の写真豊富で参考にしやすい。
豊かな暮らしの参考にオススメの一冊。

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Simple is Beautiful. 生活スタイルの理想。かくありたい、と思った本。

 「食堂かたつむり」「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」著者の小川糸さんの作品には、ちょっと疲れた人への優しさがある。そういうところが私は好きだ。その著者が、心のあり方や暮ら方などについて綴ったエッセイが40編。著者自身やお部屋、大事にしている持ち物やおすすめの食品の写真付き。

 テーマ別に章になっていて「心のあり方」「体との付き合い方」「私らしい暮らし方」「ドイツに魅せられて」「育て続けるわが家の味」「自分式の着こなし」「人とのつながり」の7章。心に沁みこんでくるような素敵な言葉が随所にある。その言葉に一貫して感じられるのは「余裕」。

 「余裕」は著者も意識しているらしく、「はじめに」にこんな文章がある。「自然であること、無理をしないこと。それが、今の私の暮らしのテーマになっています。(中略)自分にとって必要な行いを習慣化することで無駄を省き、慣れ親しんだ愛用品を持つことで、自分自身がラクに、自由になれる。」

 「慣れ親しんだ愛用品」が素敵。京都の○○旅館のお昼寝布団とか、鎌倉のギャラリーで作ったテーブルとか、加賀の○○製茶場のお茶とか、築地の加賀の○○製茶場のお茶と○○商店や◇◇商店に買い出しにいく昆布、煮干し、かつお節、海苔...。本当にいいものを選んで使っておられる。名前を聞いても私には良さはわからないけれど。

 次々と繰り出される「丁寧な暮らし」(著者は言下に否定されているけれど、まぎれもなくそうだと思う)は、ともすると自慢に聞こえて妬ましく感じてしまうかもしれない。私がそう感じなかったのは、著者の作品が好きで偶像視したからかもしれない。「かくありたい」と思ったのは本当だけれど、そうなれる気がしないのも本当の気持ち。でも「マネしてみよう」と思ったことがいくつかある。さっそくやってみようと思う。

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ツバキ文具店の作者の書いたエッセイです
ペンネームの話しが面白かった


小川さんは物語を書く感覚を「見えない糸でちくちくと言葉を紡いでいく・・・」とおっしゃっていた
1文字1文字丁寧に言葉を紡いでいくという思いをこめて「糸」としたのだそうです
苗字の小川は、川が好き、小さい川が好きということでした

小川さんは、自分の作品を大切な子供たちとおっしゃっていました
作品を大切にされている姿がよくわかります

小川さんの基本的な考え方は、無理をしないこと、自然なことだと思います

仕事も家事も人間関係も 両手で持てる分だけ
自分の許容範囲を超える量は抱え込まないと決めています

心の在り方として、欲望に従順でありたいとあります
頂上まで登ってみないと、そこからどんな景色が見えるのかはわかりません
自らの足で行って、到着した場所から、また、別な道を探して
新たな景色を見に行く
それを繰り返していかないと、その先の人生は見えてこない
「まずは自分で体験する」
これは名言です

辛いから笑う

「辛いときこそ、朗らかに笑いなさい。あなたよりも辛い経験をした人の希望になれるから」

「人生は楽しいから笑うんじゃなく。笑うから楽しい」

美容については「あるがままに」なにもしない主義

一日中、根をつめたばかりだと、集中力も切れてしまうもの。メリハリをつけるためにも・・・
ほぐしタイムが必要 と言っている

 しっかりエネルギーを貯める時間をつくることで、いざというときに、ぐっと力をこめて集中できるのです

 おもしろい考え方も提示されていた
 ノーバイデー つまり、お金を使わない日をつくる
 お金の拘束から自分を解放することで楽になるという発想です

 ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカの言葉
「ものを買うというのは、そのお金を得るために働いた時間で買っているんだ」
 私たちは消費のために人生を犠牲にしている
 お金を使わないと幸せになれない
 消費=幸せ とは限りませんと小川さんは言っている。

じゃ、幸せって何なのだろうか?
それについては小川さんは示してはくれない
 たぶん、今を大切に生きるということなのかもしれない

 小川さんはドイツで暮らしていたこともあり、向こうの価値観に影響を受けている
 ドイツでは、モノや時間を大切に使う
 小川さんも、時間やモノを大切に扱っている
 だから、使うものにこだわり、時間の使い方にもこだわり
 その大切な時間を使って書いた我が子のような小説を大切だと思っているのだ

 このエッセイは、小川さんの生き方を紹介したものであり
 それは作品に対する思いでもある
 自分のせわしない生き方について、少し考えるきっかけとなる良書であった

 私の中で小川糸という作家の存在が急上昇したのは言うまでもない



2019  9/14
☆☆☆☆

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小川糸氏のエッセイ。様々な事に縛られず、自分の好きな物を厳選して少数精鋭の物たちに囲まれて生きる。物だけでなく生き方も気負いなく洗練されていて美しい。
なるほど、「ツバキ文具店」を書かれた方だと納得。なんだかかっこいいなぁと感じるステキな本でした。

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手を抜くことがうまい、とご本人はおっしゃっているけれど、小川糸流の柔らかな視点の源流に触れられる一冊。

ドイツと日本で生活されていらっしゃるのが、なぜか穏やかな、爽やかな風を感じるような暮らしぶり。
真似しようというより、考え方に共感して、自分の方法を見つけ、肩に力を入れずに自分の気持ちと向き合って生活したら幸せ、と気づくきっかけになります。

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小川糸さんのエッセイ。
日本とドイツを行き来して生活する小川糸さんは、無理をしない丁寧な暮らしを心がけておられる。だから、食洗機も使うしロボット掃除機も使う。
そして、人生半分を迎えた今、身軽に生きる工夫をしておられる。いいものは修理しながら長く使う。捨てるものにも一手間かけて、美味しいものに変える「おいしさ貯金」。理想の生き方だ。『足るを知る」をモットーにして、私も丁寧に暮らしていきたい。

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小川糸さんらしい丁寧な生活が伝わってくるエッセイでした。愛用品を紹介するカラー写真が多く掲載されており、小川糸さんのお家にお邪魔して素敵な生活を覗かせてもらった気分です。丁寧な生活を心がけながらも、手を抜けるところ手を抜いて無理をしない姿勢にも共感を覚えました。自分にとって本当に大切なものはなにか、じっくり考えたくなる読書時間となりました。

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小川糸との最初の出会いは映画「食堂かたつむり」とドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」を通してだ。その後映画やドラマの原作として作品を読んだ。
どちらの作品も人の優しさが丁寧に描かれている。
そんな小川糸の作品に溢れる優しさが、まさに実生活の中にあることを証明してくれる。
断捨離とかミニマリストとか、モノを減らすことにこだわるのではなく、生活への考え方をシンプルにすることで日々の実生活そのものがシンプルになる。心も体も元気になり、優しくなる。モノが少なくなるのはあくまでも結果なのだ。
古希を目前に、改めてシンプル・ライフとはどんなものかを考え直し、見直そうと思えた。

#毎日を軽くする暮らしの決めごと #NetGalleyJP

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小川さんの創作の源、日々を穏やかに暮らすコツのようなものを知ることができるのではないでしょうか。丁寧な暮らしではなく、気取らず気楽に暮らせることを中心に考えておられるところが素敵だなと思いました。「要はバランスが大事」その言葉がこの本の内容をよく表現していると思いました。

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小川さんの気取らない自然な、気取らない、日々の暮らしを大切にする生活は本当に憧れます。
自分の人生を楽しみ、日々を大切にする生き方にとても癒されあこがれました。
小川 糸著『育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ』にレビューを書きました。#毎日を軽くする暮らしの決めごと #NetGalleyJP

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穏やかで緩やか、そして住みたいところに住むという自由、厳選されたものに囲まれた暮らしを写真もふんだんに使って紹介。その揺るぎなさが羨ましく素晴らしいですが、素晴らしすぎて真似できません。全部は真似できないのですが、せめて衝動買いを抑え、長年身の周りに置きたいものかどうかじっくり考えてから買うようにしようと反省しました。

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ドイツで暮らしていると言う小川糸さん。暮らしぶりは多分どこにいても変わらないのでしょう。とてもシンプルだけど、毎日の暮らしぶりは、時間の使い方や愛用品にいたるまで、全てに自身のこだわりが息づいています。小川さんの暮らしぶりに惹かれるのは、「これが私の定番」と言うものに対する自信に溢れているから。

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日々の暮らしの中で、色々なものの中から選び取る作業を、私たちは何度も繰り返している。

しばしば「自分らしさ」という言葉を耳にするが、日常生活において、自分自身と向き合う機会は少ない。

著者が実体験を踏まえつつ挙げている、楽しく暮らすためのヒントは、読者に手間をかけて自分を見つめ直すことの楽しさを教えてくれる。

日々に追われて、使い捨てのものに囲まれているいる人にこそ、読んで欲しい一冊である。

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気負わない、だけど自由で自然な暮らし方。小川糸さんの作品から垣間見えるお人柄が、エッセイという事でより一層色濃く感じられる本でした。本当に良いものを、そして好きだと思えるものに囲まれて紡いでいく毎日。お手本にしたい。

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