キャパとゲルダ

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刊行日 2019/09/25 | 掲載終了日 2019/10/17

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内容紹介

写真……それは、生き延びるための切符だった。

激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えた二人のカメラマン、ロバート・キャパとゲルダ・タロー。

カメラを武器に革命に身を投じた、若き二人の青春の物語。

キャパはゲルダに写真を教え、ゲルダはキャパを戦場カメラマンとしてプロデュースした。

激動の1930年代、夢と希望に燃え、カメラを武器に闘った若き二人の素顔を貴重な写真とともに描いた一冊。

(今回、全文の約半数ページをアップ)



写真……それは、生き延びるための切符だった。

激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えた二人のカメラマン、ロバート・キャパとゲルダ・タロー。

カメラを武器に革命に身を投じた、若き二人の青春の物語。

キャパはゲルダに写真を教え、ゲルダはキャパを戦場カメラマンとしてプロデュースした。

激動の1930年代、夢と希望に燃え、カメラを武器に闘った若き二人の素顔を貴重な写真とともに描いた一冊。

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784751529416
本体価格 ¥1,800 (JPY)

NetGalley会員レビュー

白黒写真に潜む爆撃の色

レビューするにも難しい。
僕は戦争を知らない。
そんなに遠くない国では今も殺戮が繰り返されている。
舞台は1030年代のスペイン。
2人の戦場カメラマンの写真に基づく伝記。
殺戮を見る人々の目のカメラをうつしだす。
ゲラ読みでは半分まで。
ぜひとも全部読んでみたい。
令和元年の日本で戦争の記録を考える。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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キャパとゲルダ。
キャパを世に出す演出家でもあったゲルダの生き方、気持ちが手に取るようにわかるこの本。

ゲルダの自立と平和を愛して、芯の通った生き方と考え方に共感。
そして写真を撮ることが、気持ちを表すメッセージでもあることに、気軽にスマホでガンガンパチパチする現代の私たちに思い出させてくれる。

まさに、生きた、撮った、散ったというゲルダの人生。彼女の焦燥感がひしひしと伝わってきて、途中痛い程だった。

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この情熱を誰が止めえただろう。戦場を撮ることは、二人にとって使命だったのか。あの争いを、戦いを、命の儚さを後世に伝えるためにその道を選んだのか。残されたもののおかげで知ることができる。愚かさも悲惨さも残酷さも脆さも。

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ナチスによるユダヤ人迫害の迫るパリの亡命者コミュニティーを舞台に、カメラマンとして生計を立てる青年(キャパ)と、詐欺まがいのマーケティングで彼をプロデュースする美しい女(ゲルダ)の物語は始まる。
 内戦の始まったスペインへ乗り込み、女も写真家としての腕を磨いていく。イデオロギー対立の左翼側に徹底して身を置き、そこに属する人々の栄光と挫折を記録していく。そこには、ヒトラーとスターリンの世界制覇の野望をめぐる駆け引き、国内政治の事情から介入に踏み切れない米英仏の国益の計算を離れた、世界中から義勇兵として集まった理想主義の若者達の革命への情熱が溢れていた。二人のカメラマンは「戦闘」の撮影を追い求め、膠着した内戦に伴う倦怠感には飽きやすかったが、フランコ軍のマドリード攻略を食い止める左翼勢力の戦いでは、男は避難民化する一般市民を撮った作品を残していく。一方、この仕事に同行できなかった女は、男の成功に喜びと妬みを感じる。
 「写真を物語のように順に並べていく」フォトエッセイのスタイルをリードする二人の関係において、同志、恋人、ライバルという3つの側面が、いくらかの危うさを秘めながらも共存してゆく。「スペイン内戦への外部介入は無い」という建前で米英仏ソの反ナチス連合が維持され、報道管制がその建前を維持している。
 この物語の主人公よりも有名な人物も、脇役に使われている。その著作「1984」で全体主義への警鐘を唱えた作家のジョージ・オーウェルも、スペイン内戦左派に参戦した一人で、主人公との交流が描かれている。同様に関心を持ち乗り込んできたアメリカ人作家のヘミングウェイも登場する。ヘミングウェイの連れる女性作家・ジャーナリスト、マーサ・ゲルホーンとの対比の中に、女(ゲルダ)の男を利用はしても頼らず、自らのキャリアを伸ばす性行が描かれている。スタイルは異なるものの、戦闘を追っていた二人の写真家がお互い刺激しあいながら、その「対象に共感し、悲惨で暴力的な光景の核心にあるものを見出すこと」を「写真家としての使命」とするようになる。
 この作品は、多くの切り口から読むことが可能である。戦争カメラマンのような男性至上とされていた職種への女性の参画、報道倫理から考える報道写真の在り方、革命理想主義と共産主義ソ連との間の関係などである。いずれも著者からの明確な回答はないし、そもそも著者が意図的に上記の全てを切り口として考えていたかも、評者の想像の域を出ない。スペイン内戦を舞台とした革命ロマンスを他に読んだことはないが、本書を読んでから訪れるマドリッド、バルセロナやグラナダは、また違った表情を見せてくれることだろう。

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半分までしか読んでいないので最終的に評価することは正直難しいのですが、キャパにばかり焦点が当たり評価されることが多いなかでゲルダ・タローの意義と価値を再発見させてくれるという意味では中高生にも読みやすくよい作品だと思います。ただいまの生徒たちにはキャパの説明から始める必要がありそうですが…。

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