小説 弱虫ペダル 1
渡辺 航・原作/輔老 心・ノベライズ
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刊行日 2019/10/15 | 掲載終了日 2023/04/30
ハッシュタグ:#小説弱虫ペダル1 #NetGalleyJP
内容紹介
◆大人気漫画「弱虫ペダル」のノベライズ!
往復90キロの秋葉原へママチャリで通う小野田坂道は、アニメを愛する高校1年生。その坂道に、運命を変える自転車との出会いが!
友情、努力、青春。胸を熱くするエッセンスが、ぎゅっと詰まった物語。
読めば自転車が、坂道が好きになる!
◆累計2800万部超! 大人気コミックが、子どもも大人も楽しめる「小説」に!
「弱虫ペダル」は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の、自転車競技を題材にした人気スポーツ漫画。コミックは現在82巻まで刊行され、累計部数はなんと2800万部超!
アニメ化、舞台化、テレビドラマ化もされ、サイクリングイベント「ツール・ド・東北2019」とコラボするなど、さまざまなメディアミックス展開が行われています。
「弱虫ペダル」というタイトルは知っていても、作品は読んだことがないという子どもがたくさんいます。 そこで、現在の小中学生、さらには漫画を読まない人たちにも、この作品の面白さを知ってほしいと企画したのが、「弱虫ペダル」のノベライズ化です。
◆「活字離れ」を食い止めたい 児童書出版社の願い
背景には、「活字離れ」をなんとかして食い止めたいという、児童書出版社としての切なる願いがありました。 YouTubeやゲームに時間をとられ、大人も子どもも、本を読まなくなっている今、「活字離れ」を食い止めたい、「読書の面白さ」に気づいて欲しい、という思いからスタートしたこの企画。
それには、知名度が高く、ストーリーが抜群に面白い作品を、手に取りやすいカタチの「読み物」で提供しよう!ということで、選び抜いた作品が、この「弱虫ペダル」です。
企画したのは、連載開始当初から「弱ペダ」の大ファンだった営業部員М。 原作出版社の秋田書店に、作品への熱い思いと、児童書版元から小説版を出すことの意義を伝え、幾多のハードルを乗り越えて、ノベライズ化が実現。秋田書店の全面協力の下、『小説 弱虫ペダル』発売の運びとなりました。
◆『小説 弱虫ペダル』の読みどころ
主人公の小野田坂道が、総北高校自転車競技部に入部し、経験者に混じって「1年生対抗ウェルカムレース」に挑戦するところから始まる『小説 弱虫ペダル』。
坂道くんが、往復90キロの秋葉原(アキバ)までの道を毎日ママチャリで通っていたエピソードから、エリートロードレーサーの今泉俊輔や浪速のスピードマンの鳴子章吉らとの出会い、ダイナミックなレースの模様など、原作のストーリーに沿って、スピード感あふれる文章で描かれています。
特筆すべきは、渡辺航先生の漫画のカットがふんだんに挿入されていること。デザインを担当した山田武さんが、漫画のコマ風にひと手間もふた手間も工夫をこらして、カットを効果的に挿入しているので、「弱ペダ」の空気感・躍動感にたっぷりひたれます。
漫画につられて、気がついたら文字を読み進めていた、ということも。読書が苦手な人、特に男の子におすすめです。
活字ならではの魅力もあります。
ストーリーの背景となるエピソードや、登場人物それぞれの気持ちを、文章でじっくり楽しめるのが、小説版の醍醐味。自転車競技部の仲間、クラスメート、応援する人とされる人、さまざまな関係性や心理描写がより深く描かれているから、読み応えたっぷり。
普段、漫画を読まない方も、これなら抵抗なく物語に入っていけることでしょう。
また、各巻末には「これでキミも自転車通!」と題したコーナーも! 自転車やロードレースのトピック解説を読むうちに、ついついあなたも「自転車うんちく」に詳しくなり、競技のファンになってしまうかも。
新たな魅力満載の『小説 弱虫ペダル』。
長年の漫画ファンにも、初めて「弱ペダ」に触れる人にも、 子どもも、大人も、楽しめること間違いなしの読み物。
今回、最新刊『小説 弱虫ペダル 11』刊行にあわせて、2019年のシリーズ発売開始時に期間限定で掲載していた1巻を、再度全文掲載します。
最新刊とあわせ、是非ご覧ください。
◆作者プロフィール
原作者:渡辺 航(わたなべ・わたる)
漫画家。長崎県出身。MTBやロードバイクなど自転車をこよなく愛し、『弱虫ペダル』の連載を続けながら、多くのアマチュア自転車レースに参戦している。
ノベライズ:輔老 心(すけたけ・しん)
フリーランスライター。兵庫県出身。『スーパーパティシエ物語』『いやし犬まるこ』(いずれも岩崎書店)など著書多数。
おすすめコメント
★原作者 渡辺航先生からのメッセージ「これから読者になってくれるキミたちへ」
自転車に乗ってますか?
どんな自転車に乗ってるのだろう?
この物語の主人公・小野田坂道は、なんとママチャリで往復90キロの秋葉原へ、小学4年生のときから通っていました。
アニメとゲームが大好き。友だちもいないし、運動神経ゼロ!
そんな坂道が、ひょんなことから入学した高校の自転車競技部へ入ることに。
だから、がんばる!自分のために、友だちのために。
そんな坂道と自転車に乗ってペダルを回してみよう! きっと世界が、キミの気持ちがどんどん変わっていくはずですよ!
(原作者 渡辺航)
出版情報
| 発行形態 | 文庫・新書 |
| ISBN | 9784265065714 |
| 本体価格 | ¥680 (JPY) |
| ページ数 | 192 |
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NetGalley会員レビュー
レビュアー 530109
あの「弱虫ペダル」がノベライズされました!
高校生になった小野田坂道くん、本当は「アニメ研究部」に入りたかったんですけど、何故か「自転車競技部」へ入るまでのお話です。
坂道くんはアニメオタクで、毎週アキバへ行くのが楽しみなんですけど、千葉の自宅から秋葉までの電車賃が惜しくてママチャリで通っていました。そのおかげで素晴らしい脚力が付いているんですけど、本人はそんなことにちっとも気付いていません。自分の体格に合わせてサドルの高さを調整するって事すら知らなくて、ただひたすらに走ってたんです。
坂道くんは、普通の運動神経はまるでなくて、運動部に入るなんて想像もしてなかったんですけど、やがてチームメイトになる今泉くんや鳴子くんたちに、その才能を見出されたんです。
それにしても、みんな個性的よね~!
小説だけど、時々登場する挿絵が「弱虫ペダル」の世界を後押ししてくれます。
坂道くんに、久し振りに会えて嬉しかったよ~!!
レビュアー 546592
漫画『弱虫ペダル』のノベライズ版。漫画におけるキャラクターが生き生きと描かれており、一気に弱ペダ・ワールドに引き込まれる。どこにでもいそうな気の弱い子供たちにいろいろな意味で力を与えてくれる物語だと思うので、ぜひとも漫画を読んだことのない子供たちに読んでもらいたい。また、漫画を読んだことのある子供には、小説になった『弱虫ペダル』と漫画を比べてみて「小説の面白さ」を感じてもらいたい。
レビュアー 479702
原作が好きなので、ノベライズ版が出るということで読んでみました。
1巻だけしか読んでいませんが、ほぼ忠実に小説化されているようです。
挿絵もふんだんにあり飽きさせませんが、反面我々大人には物足りないかもしれません。
レビュアー 457371
ロードレースの魅力を教えてくれたのはこの弱虫ペダルでした!
はじめはママチャリとロードレースの違いも知らなくて、
自転車競技のどこがそんなに面白いの?
なんて思いつつ手にとった作品でしたが、
読み始めたら面白くてページをめくる手がとまりませんでした。
マンガやアニメが大好き、運動も苦手で友達もいない、
そんななんの取り得もなかった小野田坂道が
ロードレースと出会ってからあっという間にその魅力に惹きこまれ、
才能を発揮し選手として成長してゆく姿が描かれます。
本書は原作がノベライズ化され、坂道がロードレースという競技と出会い、
新しく自転車競技の世界に飛び込むことを決心するまでが描かれています。
これからの坂道の活躍を、チームメイトたちとの熱い友情を思い浮かべ、
早くも続きが読みたくなってしまいました。
原作が忠実に再現され、漫画の挿絵と読みやすい文章で活字を読むことがあまり得意ではない方でも、
続きが気になってどんどん読みすすめていきたくなってしまうような1冊だと思いました。
レビュアー 540565
盗まれた自転車
僕は30歳の時に赤羽から渋谷まで毎日自転車で音楽学校に通っていた。
自転車はすきだったが、競争よりもスピードに乗った時に感じる風が好きだった。
大人気漫画の小説といことで内容も楽しく読めた。
表現も自転車好きならわかるペダルを漕ぐあの感じがよく伝わる。
自転車通いのあのころをおもいだした。
そしてその自転車を盗まれたことも思い出した。
返して欲しい(笑)
レビュアー 466417
●「名場面が振り替えられます」
あ、そうなのか、漫画を小説に落とし込んだんですね
漫画と一緒に見比べたい内容でした。
あ、ここの描写、この絵はこんな意図があったのかー
っとか新鮮に感じます(笑)
すごいな……
でもさ私思うのですけれども、
漫画ヘビーユーザーだと
もうちょっと違ったエピソードが入ってたりすると
嬉しいかもです。
挿絵が漫画の場面だからより
そう思うのかも。
レビュアー 448848
コミック、DVDで見ていたのでシーンが思い描かきながら読み進みました。
続きを読みたくなる作品。(内容がわかっているのにも関わらず)
映像にはない躍動感を感じられます。
原作コミックを読んでいない人も楽しめるのではないかな?
レビュアー 1115594
原作コミックは読んでたのですが、小説だとどんな感じかな?と思い読ませていただきました。
ほぼそのまま原作通りにストーリーが展開され、沢山の挿絵も相まってまるでコミックを読んでるのと変わらないような読みやすさでした。
活字が好きな方には物足りない感じですが、小説にあまり親しんでない場合は読む事への入門編としてオススメだと思います。
しかし、初期の小野田坂道くんは初々しいですねぇ。